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┗3159.瘡蓋(164-168/188)
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164 :
井上織姫
2013/06/02(日)00:34:39
たとえば、
抱えているものがこの腕の中で、離れようと逃れようと抗っている。泣いて。
だから少しだけ、そっと、腕の力を抜いてみる。そしたら、愛らしく縋ってくるの。泣いて。
けど、やっぱり腕の中に抱いてしまうと、離れようと逃れようと抗って。何度も。泣いて。
あたしもヒトだから、人間だから、感情を持っているから。だから、心の隅がほんの少し煮えてしまう。
非道に、抱える腕を離して落としてしまおうかと。
でもやっぱり、あたしはヒトだから、人間だから、感情を持っているから。だから、心の温もりがだめよと言って腕を引く。落ちてしまわないように。
そして、あたしは渦に堕ちる。
あたしの闇に。弱さに。愚かさに。
一瞬でも、手離してしまおうかと思ってしまうあたしは許されるのかな。未遂であっても、あたしに本当に適性があるのかな。こんなあたしは此処にいてもいいのかな。
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165 :
井上織姫
2013/06/02(日)18:10:37
怖くなる。怖くなる。
己の未熟さに
己が未熟故に
このままで、このまま成長していいのかな。わからなくなるから、怖い。怖くなる。
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166 :
井上織姫
2013/06/16(日)20:18:20
世界は動く。
でも、あたしの世界は動かない。
おなじ。
惰性。
もっと強くなりたい。
もっとしっかりした存在になりたい。
認められる、なんてもっと先のこと。だってあたしはひよこだから。そう、あたしはひよこ。
うーん、やっぱり、おたまじゃくしかな。
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167 :
阿散井恋次
2013/06/22(土)01:02:43
色々と思うこと、ってか今の俺でいいのかって悩むけど、結局、お前が大切。好き。お前は俺の支え。お前の言葉に触れるだけで気持ちが柔らかくなる。
好きだぜ、石田。
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168 :
井上織姫
2013/07/27(土)00:16:26
ここへ来た証に。
あたしの何かが変わったわけじゃない。ただ、生活が少し変わっただけ。
この暑い夏が過ぎて、少しだけ、涼しい風が通り抜けたら…あなたとの三度目の季節がやってくる。
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