綴一覧
┗3178.萍魂(122-126/200)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|書|
リロ
122 :
市丸ギン
2015/02/21(土)00:53:48
沈
陽光も月光も遮れへん闇へ。
揺れ上る泡を見送りながら、唇だけで「未練は無い」。
底にあんたが居るんやったらボクは人魚や無うて魚になる。
星空を仰ぐのも雲を数えるのも要らへんから、そのまま底で動かず待っといて。
今、堕 ち て 逝 く か ら。
(で、目が覚めると。)
[返信][
削除][
編集]
123 :
市丸ギン
2015/03/04(水)00:05:25
雨
夜の雨音を聴いとると、
体が溶けて無くなってく気がするんや。
輪郭が、内蔵が、骨が。
全部雨に溶けて、水になって、川になって。
海を思う頃にはとっぷり夢に堕ちてる。
朝起きて、お陽さんが出てるのを見ると、
何でか知らんけど、ちょっと息苦しくなる。
陸に上がった魚のように。
パクパク息しながら執務に向かう、と。
ほんま、酔狂と思われるかも知れんけど、
多分雨が無いと此の身は滅びるんやと思う。
明日にはもう上がってまうんやろ?
残念やなァ。
[返信][
削除][
編集]
124 :
市丸ギン
2015/03/05(木)22:15:36
例
良えところも悪いところもあって、
それで初めて「見本」と呼べるんちゃうやろか。
良えところだらけの人を、
ボクやったら見本にはせえへんけどなァ。
[返信][
削除][
編集]
125 :
市丸ギン
2015/03/08(日)20:22:19
愛
>「三千世界の烏を殺し、ーーー」
口説き文句と言えばボクなら此れ。
何を犠牲にしてでも・なんて格好付けては、
阿呆みたいに惚れ込んで。
そうして満足そうに朝寝して目が覚めたら、
横には誰も居らへんのや。
まァ其れでも、愛で方なんぞ簡単には変わらへんわ。
[返信][
削除][
編集]
126 :
卯ノ花烈
2015/03/13(金)00:35:54
愛
嗚呼生温い、とても。
然り気無く誘われた処で、
此の心臓に火等は点かない。
遠回しに示されたって、
此の身が貴方を求める事は無い。
そんな遠くに居るのですから、
格好付けて囁くよりも届ける為に叫びましょうね。
聴こえなくて通り過ぎてしまうから。
それでは御機嫌よう。
[返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]