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┗3178.萍魂(157-161/200)
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リロ
157 :
市丸ギン
2015/08/14（金）09:30:29
羨
このまま溶けてしまいそう。
そのまま狂ってしまいそう。
どうすればいい？って。
迷ってるフリ。
こんな時だけ汐らしく俯いたところで、ボクの中にあるアンタの印象は変わらへんけども。ホンマはどんなに不利な状況下でも手に入れるまで納得行かへん癖して。
どうぞそのまま夏に犯されてしまえば、と言うてあげれば、他人事だと思って！と頭を叩かれる。同意が貰えて満足な癖して。
季節特有のこの鬱陶しい熱を言い訳に、今年も色恋に耽る友人の背をポンと一押し。
今年も腰を落ち着かせるつもりは無いんやね。
いい加減キツいで、とか言うたらまた叩かれそうやから笑顔で黙る。
己も己で人の背中押してる場合かと。
いっそ、熱に浮かされたフリでも出来たらええのに。
不器用。分かっとる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
せやね、要は羨ましいんや。
頑固やさかい、どうせそれで終いやけども。
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158 :
浦原喜助
2015/08/14（金）23:47:42
薔
兎サン＝貴女だと言う事は、
貴女の彼なら直ぐに察するでしょう。
ただでさえ繋げてますからねぇ。否、いつか貴女の彼に見られたら勘違いされ兼ねないと、其処まで考慮した上で繋げたんだから今更千切るつもりはありませんケド。
(だって結構迷子になるもんだから。我ながら過保護！)
にしてもアタシが障壁になるなんて事が本当にあっちゃ困ります。日々心底幸福を祈っていると言うのに。…大丈夫ッスかねぇ。
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159 :
卯ノ花烈
2015/08/15（土）23:52:45
喉
未だ解らないのね。
美声で幾度唄っても、怒声で幾ら叫んでも、
聴いてくれる耳が無いなら喉が亡いのと同じだと言う事を。
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160 :
浦原喜助
2015/08/19（水）00:02:13
笑
なァんだ、貴方でしたか。
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161 :
卯ノ花烈
2015/08/19（水）00:41:31
>哀
彼の存在は、声は、経験は。
まるで意味を成さなかったようです。
彼の言ってきた事を理解していたのなら、
あんな容易く別れを選んだりはしない筈。
中途半端に引き留めたりはしない筈。
諦めたりは、しない筈でしょうに。
彼は彼女が、大事だから。
だから今まで、幾度も話を聞いては諭してきた。
己の傷痕を、全てを晒して。
同じ傷を其の身に負ってはいけない。
同じ苦痛を味わってくれるな。
大声で叫び、小声で囁いてきたのに。
其の耳には届いていなかったようですね。
彼は暫く哀しみに身を沈めるでしょう。
此の世に存在する意味を、今一度考える為に。
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