綴一覧
┗3178.萍魂(181-185/200)
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リロ
181 :
市丸ギン
2015/10/29(木)04:32:46
重
基本的に関係の立て直しは此方任せ。
添うのも、
引き留めるのも、
努めるのも総て。
連れ添った相手を手放す覚悟が無い所も、その癖何かあったら直ぐに別れをちらつかせる所も、此方の事を考えてる様で自分の事しか考えてへん所も、
まァそっくり。
正直相手サンが嫌な所ばかり重なるもんやから、これまた盲目やった時のボクと重なる君が心配。
同じ穴には落とさせへんで。
代わりに怪我する事になっても、や。
香
ボクから金木犀が香ったら面白いやろなァ。
痒
秋の蚊はしぶとい。
下手したら夏より咬まれてる気がする。
最近一層寒くなってるし、もう少しの辛抱なんやろけど。しぶとい。
闇
光より闇を好む人の事を、たったそれだけで敬遠したり不憫に思うべきでは無いと思う。
余計な物が見えへん言うのは大きな利点やで。
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182 :
市丸ギン
2015/10/31(土)00:30:48
交
誰かが返事したら一人言も会話になる。
そもそも一人言が前提の覚書で、時折でも何処かから返事が返ってくると愉しくなるなァ。忙しくて(出不精でもある)普段から出歩けへん分、余計に。
覚書の上げ過ぎ下げ過ぎの問題でそう頻繁にあったらあかん事やけども。会わずして繋がれると考えたら、控え室やら中庭やら直接会話出来る場所よりも貴重な場所かも知れへん。
雨
頭痛は雨の予兆。
暫く無かったんやけど再発。
色んな人が居てるけど、ボクの場合は雨天の前々日に痛む。所謂気圧の加減やろなァ。
靡
そのまま靡いたら良え処に辿り着けそう?
それとも。
見極めが肝心とはよく言うけども、人と人の間では見えにくくて難しい部分もある。
用心せなあかんで。特に色恋沙汰は日々互いの駆け引きやから、大袈裟なくらいが丁度良え。君がせえへんのやったらボクがする。
…帽子屋の事、言えへんなァ。
あれよりは手厳しくしてるつもりなんやけど。
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183 :
市丸ギン
2015/11/01(日)06:32:22
支
君が君として、君らしく在るんなら其れで。
ボクや帽子屋含め今寄り添うてる君の友人らは、君が君やから傍に居るんや。其れを忘れへんかったら、己の事も自然と愛でられる筈。
君が思うように舞えば良え。
其れに花添えるなり音奏でるなり、此方は常に直ぐ其処で生きてる。
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184 :
市丸ギン
2015/11/02(月)05:52:56
雨
暁の秋雨に酔いしれる。
窓の隙間から這い入ってくる雨音と、肌寒さと薄暗がりと。蟋蟀がすんすん泣いてて、金木犀が香るんや。
未だ照る街灯の下に傘差して佇むも良し、屋根の下で雨宿りも良し、とりあえずは歩くより立ち止まったまま五感で感じたい。
と、早朝から体起こして支度を始めるやなんて此れはもう最早恋に等しい。
そ、心奪われてるんです。ここ連日の青と鰯雲を見上げながら焦がれてたんです。干からびて息苦しかったんです。
変人?ほっといて。
返
ボクも「そういうの」苦手やわ。
部屋に人が溢れてた頃は当てるのが流行ってたんやけども、さっぱり。
逆にボクはボクでとことんバレる。
ああいうの得意な人にばかり遭うたのか、はたまたただ単に分かりやすいだけか。…よう言われたのは後者やけども。
君とはどうなんやろ。遭うてるのか遭うてへんのか。どうでもええか、こうしてたまァに会話して今を楽しんでるんやから。
個
昔はよう「分かりやすい」て当てられた。
此の姿やあらへん時まで当てられる始末で、また別の姿にしたり色変えてみたり最初は何でか紛れるよう努めてた。あの頃は誰か分からへんのが格好良えと勘違いしてたんやろなァ、自分は自分で面白いくらい外してばかりやったさかい悔しいのもあったんやろ。
せやけど、分かりやすいのは個性が出てる言う事でもあって、やたら言い当てる人が多いのは即ち其れだけの人が此処を見てくれてる言う事になると。そう見方を(自分に都合良く)変えたら、ほんならまァ良えかと。紛れるのも当てるのも止めて純粋に会話だけを楽しむようになった。別に誰が誰かを当てるのが醍醐味な訳やあらへんからね、彼処は。
そんな昔話。ふと思い出して。
少し話はずれるけど、思えば出歩く姿だけや無うてこの覚書の文字もまた、此処での「顔」になる訳や。個を出す絶好の機会、個を知る絶好の場所。
こんなんを見てくれてる数少ない君やあんたが居って、そないに魅力的なモンを見せてくれてる貴方が居るから成り立つ貴重な場所で、個性的で在る事を渋るのは勿体無い。
なるべくなら風潮や流行りにブレたり靡く事無く、ありのままで書いていきたい所やなァ。…否、影響される事もまた個性になるけども。ボクはって事で。
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185 :
小島水色
2015/11/05(木)05:51:57
旅
詩を歌うように綴らなくなったのは、贈る相手が居なくなったから。
意見や持論ばかりを綴るようになったのは、自分を探しているから。
変化を指摘されてなるほど納得、ぼくってそんな風に変わってたのか。
灰色の旅は今も続いている。
家も無ければ宿も無いけど、毎日歩いて野宿の日々は結構気に入ってるんだよね。
たまァに声を掛けられて立ち話。
たまァに待ち合わせして長話。
じゃあねってその背中を見送ってから、気紛れに方向を決めてまた歩き出す。
時々通り過ぎる仲睦まじい恋人さん達に目をやりながら、昔を思い出したり今を噛み締めたり。
人って基本寂しがり屋だから誰にもお勧めはしないけれどさ、一人身ってのも愉しいよ。
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