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┗3178.萍魂(31-35/200)
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31 :
卯ノ花烈
2013/08/20(火)19:40:29
靡
もしかしたら。
その内きっと。
いつか、また。
期待を向ける対象など居はしないのに。
自身を嫌う者が、慕われ愛される事など在りはしないのに。
「あれが最期」と強く頑なに貫いていれば良かったものを、何故靡いてしまったのか。
愚か者。愚か者め。
誘う風など断ち切りなさい。
手招く薫りなど払いなさい。
惑わせる華など潰しなさい。
愚か者め。
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32 :
浦原喜助
2013/08/22(木)21:23:38
狼
孤高の狼って、誰が仰ってくれたんでしたっけ?
今になって納得しました。
あー、大丈夫ッスよ彼は。
知ってて一人で居るんです。
全部知ってて一人で月に吼えてるんです。
憧れたり羨んだり疎んだり、色んな叫び声で。
おや、厚い雲の上に隠れちゃいましたねぇ。
何を頼りに歩きましょうか。
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33 :
市丸ギン
2013/08/30(金)01:48:07
驚
出逢うて、溺れて、別れて、漂って。
此処にはほんま世話になった。
此れからも世話になるんやと、そう思うてたのに。
なァ、ほんまですか。
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34 :
松本乱菊
2013/09/01(日)02:51:50
痛
別れたり、
失くしたり、
離れたり、
棄てたり、
そうして漸く分かる事ってあると思うの。
痛みを避けてちゃイイ女になんないわよ。
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35 :
浦原喜助
2013/09/03(火)18:36:24
雨
此の時期になると何時も雨ッスねぇ。
去年も心を貫くような激雨でした。
恐らく来年も再来年もそうなんだろうと、そう思ってしまいます。
ありふれた言葉ッスけど、
此れはきっと彼等の涙を隠すものなんです。
一昨年の傷は未だ未だ治らないし、治ったってきっと消えやしない。
抱えて行く為に彼等は涙する。
その涙を塗り潰すのが雨だなんて。
皮肉な話だ。
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