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┗3178.萍魂(46-50/200)
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リロ
46 :
小島水色
2014/02/15（土）03:12:38
薺
盲目的だった、
だって今なら言えないって笑ってた。
きっと遠く離れていて、
そう頻繁には会えないもんだから、
だから少しでも分かりやすく早く、
耳から心へ届くようにってさ。
ただそれだけなんだろうけど、さ。
重かっただろうなって笑ってた。
悪いことしたって笑ってた。
猫背しか見えなかったけどね。
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47 :
市丸ギン
2014/02/16（日）00:16:16
菫
隊長と言えど一死神、
ボクかて執務の内容によっては、
怠くしんどい時もある訳でして。
そないな時は執務終わりに、
温泉でひとっ風呂浴びるんですわ。
じっくり浸かって身体火照らして、
そのまま帰宅して一杯二杯。
そうしたらよォく眠れるんや。
身体を蝕む痛みとか心に巣食う黒とか、
そういうのも溶けて無くなる。
どうせまた傷むし汚れるんやけど、
それでもそん時その瞬間だけは。
最近の小さな幸せ。やと思う。
温泉、お薦めやで。
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48 :
卯ノ花烈
2014/02/16（日）00:31:24
風
暴れる風に晒される身。
寒くないのかと問うた此の声。
剥がれ落ちて欲しいのだと、
彼が呟いたのはつい数刻前の事。
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49 :
小島水色
2014/02/20（木）19:18:06
縁
鋏で断ち切ったのか、
引っ張ったら千切れたのか、
理由はどうあれ良いんじゃない？
結び直せるなら結んじゃえば。
結び直してみたいのなら、その内に。
不恰好かも知れないけれど、
そこが良いよねって関係になれば、
何一つとして問題は無い筈。でしょ？
柔く蝶々結びにするのか、
固く団子結びにしちゃうのか、
それは各々お好きなように。
名前は無いとは言ってたけれど、
帽子屋さんは喜んでたよ。
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50 :
市丸ギン
2014/02/24（月）02:08:16
湯
回る酒。
ふやけた足。
嘘や無い、ボクは幸福や。
あんたみたいな人が居るから。
たまァに肩借りたり、貸したり、それで。
ただそれで。
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