からころカラコロ

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┗3209.からころカラコロ(20-24/38)

20 :井上織姫
2013/03/31（日）22:40:28

甘い果物の味を分け合って、ぎゅって抱き締めて眠る夜。

嬉しいよ。

あのね。

すごく嬉しいの。

あなたに好きってまだ言えなかった夜…。
眠ったあなたの寝顔に頬を撫でて抱き締めてこっそり眠ったよ。

ゆっくり眠ってね、って囁きながら眠った夜…本当になるとは思ってなかったの。

嬉しいな。

本当に嬉しい。

大事なあの人がゆっくり眠れますように…あなたの胸の中で言えるしあわせ。

あなたがあたしに与えてくれたしあわせ、だよ。

大好き、恋次くん。

好きなの…。

あたしらしくないかな。
こんな甘い言葉。

目が覚めたら恥ずかしくてジタバタしちゃうかも…。
でも、今はあったかい腕の中、ぬくぬく寝させてね。

大好き、恋次くん。
お休みなさい。

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21 :黒崎一護
2013/04/10（水）09:59:15

あっという間に四月。

毎日のように言葉を交わし、想いを交わし、過ごしているが特別な日はやはり心が浮き立つ。

４月９日、と４月１０日。
どちらも大事な日。

執務帰りで疲れてるだろうに。駆けるように。跳ねるようにして。
俺の手の中に飛び込んで祝ってくれた。

可愛くてたまんねえよ。おい。

きゅー、ってする、って言い回しはあいつんとこの小さな桜の花びらみてえな髪したちびっこらしく気に入ってた。
自分でもきゅーってする、って実感得る日が来るとは思ったことなかったらが今じゃ、普通に使ってる。

出会って半年。
付き合って２か月。

毎日毎日好きが積み重なっていく。

大好きだぜ、恋次。
恥ずかしいから一回だけ。

これからもずっと俺の傍に居てくれよ。

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22 :井上織姫
2013/04/29（月）20:26:38

毎日、ぎゅーって抱き締めて、抱き締められて眠って。起きて。行ってらっしゃいにお帰りなさい。
おはようにお休み。
たくさんの言葉を交わしているけど。

今日はと・く・に！ドキドキする日だったよ。

あのね。

大好きだよっ！

知ってる、って笑うかな。

バーカ、って笑うかな。

もしかしてもしかして、俺も、なんて言ってくれるかなっ…ね、熱が出ちゃいそう。想像しただけでカーッとなっちゃうよ。

どうしよう。
こんなに好きで。

好きで好きで大好きで。

モテないって自分じゃ言うけど絶対モテてると思うの。

だってすごく優しくて素敵な人なんだもん。

好き、って気持ちじゃ誰にも負けないつもりなんだけど、たまに不安になるの。

あたしの不安をあの人は敏感に気付いて、どうした、って。大丈夫か？って聞いてくれるの。

やっぱり素敵。

どうしよう。

どんどんどんどん好きになっちゃう。

好きが一杯になってパーンって爆発したら…いっぱいの金平糖が空から降ってくるかな。甘い雨みたいに。コツンコツンって。頭にぶつかったら、いっぱいの好き。大好きな気持ちがみんなに知られちゃうかな。

うーん…。
怒るかな。

好きに大好き。特別な時に愛してるって囁いてくれる。あなたの甘い言葉。優しい腕。たまに怒鳴る照れ屋なあの人の唇を塞いで笑うの。

大好きだよ。

大大大好きっ。

ありゃ…大大大…が人が手を繋いでる姿に見えるよ。
うーん…
三角関係？あたしが三人？

大大大大大……今度は行進に見える。

大丈夫か、って聞かれる前に井上織姫、寝ます。お休みなさーい！

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23 :黒崎一護
2013/04/29（月）20:27:14

連休。

連なる休み。
この素晴らしい響きにウキウキとする俺の可愛いアイツが、祭りだ祭りだ、とはしゃぐのが。
あんまり可愛くてぎゅーぎゅー抱き締めてたらいっぱい会えて嬉しかったぜ。

休みっつっても俺は特に予定なんて無いが、忙しいアイツが何とか時間を作ろうとしてくれるのが愛しい。

３日間の休みの初日は俺の寝起きが悪いせいで置いてきぼり。

そりゃ無いぜ、としょげてたら急いで帰って来てくれて。

可愛くて仕方ねぇぜ。

--------------

たまにお土産買って来てくれるのも嬉しい。

甘いパンだったり。出先で見た綺麗な花や虹。

俺にも見せようって思ってくれるその気持ちが、愛しいんだ。

眠る寸前は互いのことを考えて。

名前呼んで。
甘い響きに照れながら気付くと眠ってる。

大好きだぜ。

お前が、好きだ。

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24 :志波海燕
2013/04/29（月）20:27:37

>水芭蕉と夕焼け

なかなか起きない俺に業を煮やして、ゆさゆさと揺さぶり出掛けようとねだるお前が愛しくて…わざと寝たふりをした。
気付いているのかいないのか、肩を掴んで揺するお前があんまりかわいいからわざと俺は丸まって寝たふりをする。
悪い。
寝起きが悪いのだと言えば、丁寧に起こしてくれる。本当にかわいい。

一緒に出掛けた先で見た小さな春の花。桟橋渡るのに手を繋ぎだいと思って。
可愛らしい小さな花が咲く様子見ていれば寒そうにしているお前を抱き締めようと伸ばした指の向こう。陽の光が変わった、と喜ぶお前から嬉しい言葉を一つ。
気持ちを伝えるのに言葉を惜しまねえお前が何度も礼を言うのに好きだ、と返す代わりにまた来よう、と誘った。
大事な大事なお前。
愛してる、と囁いて、抱き締めて、唇奪ったら何て言うだろうか…。怒って突き飛ばすか？
それとも…。

俺は今日も布団の中。かわいい目覚ましがやってくるのを待ってる。

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>別の日

甘ったれるなんざ、俺の柄じゃねぇが…たまにはお前にくっついて甘えたい。

作業するあんたにくっついて邪魔してんのに、怒りもしないで優しくしてくれた。

ありがとうよ。
俺の可愛いお前。
どんなわがままでも聞いてやりてぇが、喧しい割にわがままは余り言わないお前を抱き締めると腕の中にすっぽり収まる。

抱き締めるなら背中から。その方がちょうど良く腕の中にすっぽり収まるお前を抱き締めていられる。

お前は、抱き締め返したいって言うが、俺は背から抱き締めるのが好きだ。

ちなみに。

抱きつかれる時は前から来て欲しい勝手な俺。

今夜もお前を抱き締めて眠りてぇ。

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