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┗3209.からころカラコロ(15-19/38)

|||1-||||リロ
15 :更木剣八
2013/03/09(土)08:10:05

いいから。

ごちゃごちゃ考えてねぇで、くっつけ。

お前が居ないと寒くて仕方ねぇぜ。


まだ早い。
もう少し寝てろ。



>記念日

いつも教えてくれてありがとうよ。

それから、今夜。

予約。

お前との時間が一番宝物。


後でもう少し足す。

まだ早い。もう少し寝とけ。


--------------

結局、起きた。
記念日は幾つもあるが、月ごとに重ねて行く記念日はいつもお前の口から。
嬉しそうに告げられる言葉につられ心の中から温まる。
ほかほか、ふわふわ。胸ん中があったまる。

夕べは急に誘っちまったが快く応じてくれてありがとうよ。

何回も好きって、大好き、って言ってくれて。甘い言葉が飴玉みてぇに降ってくる。コンコン、額に当たるそれは甘くて優しくて、ちっとくすぐってぇ。


気付くと寝てた幼い寝顔、髪を撫でて抑えた明かりで少しだけ書き物を。
夜更けに飛び起きたお前がしがみついて来るのを、頭を撫でてもう一度寝かしつけて。

ちゃんと知ってる。
お前の気持ち、ちゃんと伝わってる。

だから、何も心配するな。

もう少し寝とけ。

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16 :志波海燕
2013/03/17(日)09:03:28

眠そうに抱き付く頭を撫でると心地良くて此方まで眠くなる。

まだ寝たくない もっと話したい もっとくっついて居たい

甘い囁きに同意しながら髪を撫でる

俺も同じだぜ、小鳥。
ずっと話して居てぇ。
…愛してる。
どうしていいか分からない位愛してる。
あー…
ガブッと噛みつきてぇ…。

------------

3月10日

可愛いバトンを贈ってくれた。

逃げずに俺で、とめったに見ない姿で語ってくれて…ときめいた。

好きだぜ、小鳥。
お前が可愛くて堪らない。

たくさんの愛しい言葉をありがとう。

返す術も無いが、たくさんの嬉しい言葉をありがとう。

大好きだ。

-------------

そして夜。

まだ雪の残る場所に一緒に遊びに。
飯を食う間ももどかしく、くっついて居たかったがなかなか言えず…結局抱き締められた。

困らせる事はしない。

そう言われたが、俺がいっぱいいっぱいなの分かってたのかよ…
…覚えてろ。

と、言うまでもなく忘れねぇんだろうな。

可愛い俺のお前。

美味い飯に暖かな抱擁。

ずっと、抱き締めて離したくねぇ…そう思ってんのは俺の方だ。


---------------

3月12日

何時もなら会ってる日だが、お前があんまり申し訳なさそうに言うから笑っちまった。
寂しいなんて言ったりしねぇ。
たくさん心を砕いて、気を遣ってくれてありがとうな。
会えなくても夜は俺のそばに帰って来てくれる。

それだけで十分だ。

1ヶ月目。
おめでとう。来年まで毎月言うよ。
俺の大切な人。
健やかなひと月を。また新しいひと月を。

いつもお前が愛しい。

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17 :志波海燕
2013/03/17(日)09:31:24


3月14日

ホワイトデーってやつだ。何すんのか良く知らねぇが。

飴だのなんだの…
決まりが多すぎて訳分かんねぇっての。

…結局飴にした。うまかったし、可愛くてアイツが好きそうだったから。

照れくささ絶好調の俺がぼそぼそ話すのに気を悪くしたりもせずに入ったお前の部屋。

挨拶もそこそこに飴と贈り物をすると喜んでくれた。

あいつからのは箱も中身も洒落てて正直、やられた、って思った。
先にこっち出されたら自分の出せなかったかも。

不器用そうにつけてくれた飾り。
しゃらりと鳴る音と共に暖かな存在を改めて思い返す。

好きで好きでたまらねぇよ。

こんなに好きにさせて…責任取りやがれ。

壊したら一緒に選びに行こう。

そう言ってくれたのが嬉しかった。
ありがとうよ。大事にするからよ。


3/15

話があるの、と呼び出された。

今までこの台詞で呼び出されて良い話だった試しがねぇ。

内心びくりとしながら何でも無い振りで。平気な顔で部屋へ迎えば飯食ってからでいいとあどけない顔で笑う。

…無茶言うな。

別れ話じゃねぇとは言われたもののとても安心する気になれねぇよ。
痛くもない腹を探り自分の行跡思い返し、やはり自分には思い当たる事は無くて。

じゃあ、男か。と、短絡的な事を考えちまうくらい頭ん中煮えてて…とにかく早くあいつの話が聞きたくて…聞きたくなくて、正反対の事考えながら逃げちまおうかと埒も無い事考えながら。

聞かされた言葉は予想外の事で。

なんでこいつはそんなに緊張してんだか…
いや、大事な事なのは分かる。

それにしても…。

お前は俺を見くびってんぜ。

お前が好きって言ってくれりゃ何ヶ月でも待てる。

お前の事が好きだ。籠に閉じ込めるより、広い世界へ。
お前が望む場所へ。
俺が付いて行くから好きなとこへ。

お前の考えや意志を尊重する。
どうでもいいからじゃねぇ…お前が好きだからだ。
お前が大切だからだ。

俺と居たいというお前の顔も可愛いが、大丈夫だ。

変わらねぇよ。
これからも。

もっともっと好きになる。

繋いだ手が離れなきゃそれでいい。

転けて迷子になったら振り返れ。

俺は、お前のそばに居るんだぜ。

知ってんだろ?小鳥。

俺の可愛い小鳥。

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18 :志波海燕
2013/03/17(日)09:47:33

3/16

前の晩の余韻を引っ張ったままの起床。

腕ん中のあいつを見ればほぼ同時に起きていて。

一緒に過ごせる時間に顔を緩ませた朝。

夜に遠慮がちに会いたいと言ってくる相手に俺は、勿論会う気だったと返して。一緒に笑って。


美人と飲む酒は美味い。
花の季節を楽しみに話すお前を見ながら…俺はお前でいい、と口に出来なかった無骨な男。

咲き誇る花よりも、冴え冴えと輝く月よりもお前が一番綺麗だ。

やかましい花見もお前と一緒なら悪くねぇ。


日付変わる頃には我慢出来ず。抱き締めて、髪を撫でて、柔らかな頬に唇寄せて…可愛くて仕方ねぇ。

寝たくないとぐずる唇も。眠そうに潤む瞳も。何もかも愛しくて可愛い。

…寝かしたくないくらいにおっそろしく可愛らしい。

自分じゃ我慢強い方だと思ってたんだが…そろそろ理性の糸がプチっと切れそうだ。

可愛いお前をゆっくり寝かしてやりてぇんだがな。

好きだぜ、小鳥。
聞き飽きても言う。

お前が、好きだ。

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19 :更木剣八
2013/03/24(日)20:46:49


ずっと大切にしてたたからもの。

大事過ぎてどうしていいか分からなかった。

素直とは言えない性格なのは知ってたが予想以上に意固地になってたらしい。

噛み付くような目で睨まれ、思わず追った。

腕の中、柔らかなたからもの。

俺の大事な…強情で我が儘で気の強いアイツ。


ちゃんと話せば良かった。

長い間、待たせて悪かった。

あと…あまり怒るな。

たまには笑え。


あと、俺意外の奴の前で笑うな。


…好きだ。


さすがに照れくさい。


早く帰って来い、小鳥。

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