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┗3209.からころカラコロ(29-33/38)
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リロ
29 :
更木剣八
2013/10/25(金)22:42:16
海に浮かぶ月を見上げた。
淡い淡いたまご色。
その月の色に大切な人を重ねる。
なあ。
お前は見てるか。
綺麗な月だぜ。
今は隣に居ない相棒に向かって心の中で語りかける。
お前の好きな月だ。
丸くても細くてもみんな好きだ。
淡い光が照らす世界を。
共に過ごした相棒に向かって。冷たい空気の中一人呟く。
なあ。
ーーー会いてえなあ。
俺の。
俺の大事な。
たった一人。
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2月10日
見上げた空は君に繋がっていると信じている
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30 :
志波海燕
2013/10/25(金)22:43:28
緩やかな坂道と、見上げた空に。
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俺の我儘で振り回した。
なのにあいつは文句ひとつ言わずに頷いた。
あのなあ、好きだよ。
なんでかな。
会って言いたかっただけなんだ。
蝶で言うんじゃなくて、会って「好き」って直接言いたかっただけなんだ。
不安にさせてごめん。
大好きだぜ。
俺の小鳥。
お前が元気に囀ってねぇと俺も調子出ねえよ。
どうか、勝手な俺を許してくれ。
少しだけ、時間が欲しいんだ。
必ず帰る。
俺の帰る場所はお前だけだ。
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晴れた空も、曇った空も、強い風が枝を揺らすのみ、みんなみんなお前を思い出させる。
今日は暑かった。
朝、早起きして隊の遠足とやらに連れ出されたぜ。
別の隊の集まりとかち合ってすげえ混んでた。
門から溢れる人が海流みたいに溢れて流れてまた消えて。
定時に行った俺を待たせる奴らはのんびり現れたが、待ってる時間てえのも悪くねえ、そう思った。
やーらけえ芝生の上に座るのは慣れてねえ。ころん、と異国の白黒の生き物みたいに転がりそうになっちまった。
少し待って大人しく入ると賑やかな店がたくさんあった。
楽しかったぜ。
こんな風に遊ぶのは久しぶりだ。
でかいウサギ耳を目印に回って、空の上を通る偵察隊の音に耳を澄ませて、昼飯に移動してたらふく食って。
スイカ、美味かった。
天井の高い光のたくさん入る場所で飯を食って、午後は少し遊んで。
なあ、小鳥。
楽しかったぜ。
でも、お前が居ないとつまんねえ、極当たり前のことだが。
やっぱりお前が居ないとつまらない、そう思った一日だった。
恋しいお前に。
花のような菓子を雨のように降らせたい。
オヤスミ。
また明日な。
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7月20日 編集。
一日目。
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31 :
志波海燕
2013/10/25(金)22:44:48
大好き過ぎて、止まらない。
ゴメンナサイ、なんて。言う気も無い癖に。
後、編集。
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32 :
志波岩鷲
2013/10/25(金)22:45:26
言葉よりも。
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寒い日が続くと何故かお前を思い出す。
見上げた先の空に。降り止まない雪の向こうに。
なんだか胸の奥に刺さったまんまの針がいてぇんだ。
これも自分勝手な話だな。
ごめん。
「お願い」が何なのかとうとう聞けなかったが、仕方ねぇ。
胸が苦しいのは何でだろうな。
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1月19日
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33 :
志波岩鷲
2013/10/25(金)22:46:14
甘い。
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閉じ込めた蝶は、飛び立てず
ただ籠の中で鱗粉を撒き散らすだけ
どうせなら放してくれりゃあ良かったのに
なんて
愚痴
男らしくねぇって言われるか
どうだろう
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1月19日
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