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┗3229.幸(24-28/83)

|||1-||||リロ
24 :阿近
2013/05/27(月)10:20:45



確かめては居ねェが、俺の蝶に起こされることはなかった…のか?
どうやら覚悟してた説教を受けずに済みそうだ。


…今頃アイツは頑張ってンだろう。
非番の日は何もする事が無ェ、暇。
寝るか趣味の実験かのどっちかしか無ェ…あァ、アイツに会いてーなァ。
…って思いだすと色んなモンが際限無くループしやがるからほとほと困る。


再会を果たしてからの日々は、それまでの殺伐とした生活が嘘だったかような充実感に満たされている。
空っぽだった俺という入れ物にアイツという水が入って潤していく―――…そんな喩えが合うだろうか。

もっと素敵な喩え方がありゃア良いんだが、如何せん表現力に乏しい俺ではこれが限界だ。…とにかく何となくでも伝わればいい。


"アイツが待っている"と思えば怠りィと感じる日々の執務も、まァ頑張ってやろうと思えるようになった。偶に気持ちが先走って集中を欠いたりもするが(笑)


毎日交わす蝶に添えられている些細な一言も原動力。

『おはよ』
『行ってらっしゃい』
『行ってきます』
『ただいま』
『おかえり』
『頑張れ』
『無理すんな』
『お疲れ様』

言ってくれる相手がアイツだからこそ得られる活力。有り難ェ。
特に、執務やら何やらで疲弊してる時に優しく撫でてくれンのが嬉しい。
あ、餓鬼臭ェとか言うなよ?自分でも柄じゃねェのは十分自覚してンだから。
でも癒されンだよ、その手に。凄く。


あァ、抱き着いてくンのも可愛いな。
まるで小動物…って言ったら顔を真っ赤にして怒りそうだが、いつかめちゃくちゃに撫で回してやろう。覚えとけ。



好き過ぎて愛し過ぎて、どうしようも無ェ。
俺という入れ物が小さ過ぎて今にも想いが溢れちまいそうだ。
もっと余裕を持たねェと…大人の威厳が…(笑)


とにもかくにも―――


―――…すっげェ、好き。



特別な"あの言葉"は直接お前に贈ろう。
今日は二度寝しねェで一日お前を想い、帰りを待つ。

よし、思いっきり抱き締めて迎えてやるか。

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25 :井上織姫
2013/05/28(火)17:33:05


おはようの一言が、
行ってきますの一言が、
行ってらっしゃいの一言が、

あたしにいつも元気をくれる。
今日も一日頑張ろうって気持ちをくれる。


ただいまの一言が、
おかえりの一言が、
おやすみなさいの一言が、

あたしにいつも安らぎをくれる。
明日も貴方と沢山話せるように頑張ろうって気持ちをくれる。


他愛ないような言葉が、あたしの心に幸せを重ねて行く。

そこに撫でてくれる手が加わって、

抱き締めてくれる体温が加わって、

貴方の優しい声が加わって、

あたしの毎日は回ってる。


そんな特別な日々を好きな人と過ごせるあたしは、何て幸せ者なんだろう。

そう思わせてくれるのは、やっぱり傍に居てくれるのが阿近さんだからなんだよ。



───…初めて此処を見つけた日から、少しずつ少しずつ最初の頁が変わっていくのが嬉しかった。

大切な記念日が増えて、黒崎くんの名前が増えて、(ちゃっかりあたしの名前まで!)。

そんな些細な変化にすら躍ってしまう胸は、毎日貴方に恋をする。

阿近さんは大袈裟だって笑うかも知れないけど。
あたしの世界の半分以上は阿近さんが占めてるの。

今までも、きっとこれからも!


阿近さんの入れ物じゃ足りないなら、あたしが阿近さんの入れ物ごと受け止める。離してなんて、あげないですよ。



──…一度、素直になる事を許したら、あたしは多分ずっと甘えちゃう。

だから“変わったね“って言葉は意外とドキッとするもので。

たまに頑張って軌道修正しようとしても、結果的には甘えたくなっちゃて駄目かな、なんて考えたり。

甘え方の加減って少し難しい。


ねぇ阿近さん、阿近さんはどんな風に甘えられたら嬉しいですか。


なんて。聞かなくても出来るようになれるのが今の目標。

阿近さんに貰ってる沢山の幸せを少しでも返したい。

そんな風に思うくらい、あたしの毎日は貴方で満たされてる。






大好きだよ阿近さん。

明日はもっと大好きになる。






余談。いつか言ってみたい言葉。

>>『あたしが住みたい場所は、阿近さんの腕の中』

昨日ふとそんな事を考えて一人恥ずかしくなったのは秘密です(笑)

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26 :阿近
2013/06/03(月)13:00:52


日常/独言。

ア゙ー…完ッ全に二日酔いだ。
頭痛ェ、胃ン中モヤモヤ。
…ろくに物食わねェであの量の酒を飲んじまったからなァ……いや、正しくは"飲まされた"んだが。

お蔭でアイツに心配掛けさせちまった。
今更ながら飲まされたっつーことを言わなきゃ良かった、と、後悔。
酒の所為で思考が鈍くなってたのかも知れねェ…オマケにいつも以上にアイツに甘えたくて仕方無ェ気分だった。
抱き着いて頬擦りしてエトセトラ――…とにかく目茶苦茶に甘え倒してアイツを感じてェ、という強い欲求が湧きに湧いてた。

―――…まァ、結局それをする前に寝ちまったンだが。…惜しい事をした。


執務後に飲み会があるから帰りが遅くなる、と言ったにも関わらずアイツは待っていてくれた。

"待ってちゃダメか?"

この言葉を聞かなきゃ俺は多分、あの場から抜け出すことは出来なかっただろう。
で、今以上に酷い体調になっていたハズだ。
あのまま残った奴等は今頃悲惨な状態になってンだろうな、ふん、ザマァ無ェ(笑)


何はともあれ、お前のお蔭だ。
――ありがとう、助かった。



あァ、でも、ベロンベロンに酔ったところを介抱して貰うのも悪くねェ、か(笑)

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27 :阿近
2013/06/07(金)11:19:59

独り言。

執務の合間に蝶を飛ばしてみた。
俺が非番以外のこの時間帯に飛ばすのは珍しい、アイツは驚くだろうか。



――…昨夜、俺の過去話をした。
不安で堪らなかった胸の内を曝け出した。

アイツを信じていながら ああいう話を切り出してしまったのは未だテメェが弱いから。
だが情けねェと思う反面、打ち明けて良かったと思っている。


ありがとう。


―――――――――――――――


今朝のアイツ。
俺の勘違いかも解らねェが、何となく元気が無ェように見えた。
本当に何となく、なんだが。

それだけが今は気掛かり。



.

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28 :井上織姫
2013/06/07(金)22:18:37


嬉しかった、不安なことを打ち明けてくれた事。
阿近さんの抱えてる不安を、半分でも分けてもらえた気がして。

不安にならなくて良いよ、怖がらなくて良いよ。
阿近さんを嫌いになったりなんて、あたし絶対に出来っこないんだもん。


だって、
こんなに好きで好きで堪らない。


月並みな事しか言えない自分は、やっぱり凄く歯痒いけど、それでもずっと傍に居たい。


>>嬉しい事は二倍、悲しい事は半分こ。


本当にそうなれれば、そう出来るようになれれば良いなぁ。



あたしだって上手じゃないから、阿近さんに嫌われちゃったら嫌だなって心配になる事がある。

抱えた不安がおんなじなら、半分こに出来そうな気がしませんか?

なんて。

だからあたしからもありがとうを。


本当はちょっとだけ話を聞けて、安心したんだ。


やっぱり抱き締めてほしいのも、触れてほしいと思うのも貴方だけ。

抱き締めたいのも触れたいのも、勿論貴方だけだから。


─────


ハッ、今朝の事は本当にごめんなさい…!あたしの携帯さんが悪いんですーっ!

朝はバタバタしてるだろうからお返事お預けは我慢して、おはようだけ言おうって意気込んでたらお昼に阿近さんから二つも…!ってなって嬉しかったやら大慌てやらなあたしなのでした。


うう、心配させちゃったかな?

元気が無い訳じゃなくて、ほんとはちょっと抱き締めてほしかったんです
(内緒の内緒)

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