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┗3365.廃墟の双王(4-8/38)
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4 :
阿散井恋次
2015/12/19(土)11:58:17
俺が先に部屋に入ってアンタの帰りを待っている。
待つのは嫌いじゃない。
あの人の部屋は居心地がいい。煩すぎず静か過ぎず。喉が渇いたり便所に行きたくなったりしても水場が近いから助かる。
待ちぼうけて眠り込んで朝を迎える事も一度や二度じゃない。…日頃は逆の立場が多いけど。
昨晩は仕事を持ち帰ってくるぐらい締め切りに追われてるみたいであの人の帰りの方が遅かった。
お疲れッス。こんばんは。
ありきたりな挨拶を交わして普段はのんべんだらりと過ごす。でも昨日は原稿がもう少しで書き終わるので仕上がるまで反応が遅くなると。
ちょっと申し訳なさそうに告げるあの人に対して首を横に振る俺。別にそんなの気にしない。
行灯の明りに照らされて文机に向うアンタの後姿。手元に視線落すのに傾げられたうなじに絡む黒髪。筆を走らすのに時折動く肩甲骨。
若干丸みを帯びた背中の曲線。袴越しに正座して浮かび上がる綺麗な尻の形。
アンタに会えてアンタの後姿みてアンタを抱きたいと想像してるだけでも楽しいから。
会話と会話の間に挟まれる無言の時間。これがまた心地好くてあの人の姿を見ながら寝ころがる。
やらしー。なんでアンタそんなに色気あるの?女も男も抱いて抱いてって近寄ってくるのもわかる。俺は抱かれるより抱きたいけど。
ぼけーとしながらそんなことを考えてて
>寝落ちという不覚。
糞ったれ。部屋に来る前に一角さんと呑むんじゃなかった。
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5 :
阿散井恋次
2015/12/20(日)00:55:17
>畜生が。イライラするッスよ。
あいつをアンタが敬愛してるのは知ってる。心酔も崇拝も。善幸な感情は全て向けられてるのを承知の上でアンタに惚れた。
けれどあいつに対しては尊敬の念でしかなく愛情は別物だとも知っているから嫉妬はしないけど…
あいつがどんな風に抱っこするのか。なんでアンタが知ってるんスか。
俺は一角さんと呑んで寝落ちしてもアンタが言った言葉はちゃんと覚えてますよ。
嫉妬はしないよ。嫉妬はしてない…。でもイライラが収まらない。
仕返ししてやろうかな。俺より少し背の高い奴に抱っこされてやる。その光景見て歯軋りすりゃいいッスよ。
>俺より少しだけ背の高い相手。………京楽隊長?
脇の下に手を入れられて足がぷらーん。
すんません。想像だけで吐けます。
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6 :
阿散井恋次
2015/12/21(月)22:27:48
>猫が脇の匂いをクンクンするのは母乳の匂いに似てるから
そんな雑学を披露してから寝入る時に腋に鼻先を近づけてくるアンタが愛しい
それで犯れないとか何て素敵な生殺し
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7 :
阿散井恋次
2015/12/22(火)21:18:26
アンタも俺も年末年始は忙しい立場
仕事とワタシどっちが大事?
そんなヲトメチックなことは訊きません
逆に訊かれてもウゼェだけだし
>ただ逢いたい
アンタは俺の精力剤
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8 :
阿散井恋次
2015/12/22(火)23:38:50
高濃度の精力剤
アンタが部屋に来てるのはわかっているのに何故か部屋の鍵が開かない。
何度も何度も扉を叩いてもビクともしないしアンタがそれに気付くこともない。
馬鹿野郎ふざけんな。冗談じゃねえぞ糞ったれ。
罵倒はすべて自分自身に対して。
鬼道での開錠を諦めて駆け込んだのは十二番隊。そこで頭をさげてどうにか合鍵を作ってもらって事なきを得た。
>あの人は気付いてないと思ってたけど。十二番隊に行くので消えた俺の霊圧に気が付いてて人知れずしょんぼりしてた。
合鍵で部屋の扉を開けてそんな姿のアンタを見て、俺がどう思ったかわかります?
このまま犯りてえ。手も指も触れずに勃てる自信と若さがあるよ。
でも間髪要れずに貞操具の話ふられたから萎れちゃいましたけど。
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