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┗611.夢のうつつの(42-46/66)
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42 :
阿近
2009/08/13(木)02:19:33
緑と蒼の縞の蛇。
極彩色の組み合わせの積木。
人の頭程も有る足長蜘蛛。
眠りに付く間際の幻影で見えるもの。
昔は有りもしないものが見えることに怯えていたが
今の俺は大人で、怖がってもどうにもならないものが有ることを知っているので
いちいち泣き出したりはしない。
怖くなんかねぇ。
何処に、誰と出掛けるかなんざ
聞いた所で俺に何が出来る訳でも無し。
が、そんなことを一瞬でも気にする辺り、俺は随分色々なことに慣れて来たらしい。
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43 :
阿近
2009/10/02(金)00:25:33
>三つバトン
>必ず三つあげましょう。
思考回路の平子より。
>貴方の性格は
・臆病
・主張が一貫していない
・気遣いが足りない
>人と接する時のルールは
・初対面の相手が、俺と顔見知りのつもりで居るのか、それとも初対面のつもりか、よく推し量って話す。扱う姿の稀少性の事情で。
・恋人が居る奴には指一本触れない。浮気相手と間違われた回数が片手じゃ足りなくなった頃からの注意点。
・調子に乗らない。
>恋愛とは
・一夜の夢
・腹の痛み
・俺を安穏から引き剥がすもの
>戦いとは
・己の内に有るもの
・己の価値を確かめる手段
・己を追い詰める為の手段
>好きな物を
・あんた
・煙草
・綺麗に整ったもの
>嫌いな物を
・(己の内の)汚いもの
・(自分の掛ける)迷惑
・寂しさ(必要無いのにやって来る)
>譲れないものを
・空気
・水
・睡眠
…臆病なんで大抵のことは譲れちまう。
>生きるとは
・時間による解決
・刹那的悦楽
・人との交わり
>回す人は
久々に自分と向き合った気がする。
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44 :
阿近
2010/01/05(火)01:27:11
・この三日間で、口の中の同じ場所を四回噛んだ。今も血の味がする。
・俺の身体が花の養分として土に撒かれる夢を見た。肉が少ねぇからって骨までばら撒かれたが、綺麗な花が咲くとは思えねぇ。
・今朝は猫の鳴き声の幻聴で目が覚めた。
・誕生日だったのに、悪かったな。
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45 :
阿近
2010/02/20(土)05:36:49
ドアの向こうで子供の笑い声がした気がしたので目を開けたが、身体が動かねぇ。
夢だったのかどうなのか、戸口に何かが投げ込まれる音がしたが、確かめに行くのが恐い。
布団の中に減り込んで行くような身体の重さ。
幻聴は低く、鼓膜まで脳の奥へ引き摺り込まれそうな。
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46 :
阿近
2010/04/23(金)22:45:05
あんたは、俺の言う『酷いこと』ってのをどんな風に想像してる?
俺の想像するのは極端だ。
例えば、逢瀬の場所で顔を合わせるなり、あんたは俺の足を踏み付ける。人間面して立ってねぇで這いつくばれと言う。俺が跪いてあんたを見上げると、視線を上げることも禁じられて、殴られる。俺は汚くて矮小な存在だから、あんたと目を合わせることも許されなくて当然だ。俺は汚いのに、俺に時間を使ってくれるあんたは優しい。俺にあんたと同じ空気を吸わせてくれるあんたは優しい。こんな俺を傍に置いてくれるのはあんただけ。俺は堪らなくあんたが愛おしくなって、あんたの服の裾から足首に口付けようとする。許可無くあんたに触れようとした俺を、あんたは当然仕置きする。あんたに触れさせて貰う為に条件を出して貰って、俺はそれを完遂する。例えば、針で指を貫通させる間、一声も悲鳴を上げないだとか。そうしてそれを果たした俺の頭をあんたは撫でてくれて、哀れみながら足に口付けることを許してくれる。そしてそれは目眩がする程幸福だ。
そんな、夢想を、する。
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