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┗998.ちゃんと立てる(24-28/72)
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24 :
檜佐木修兵
2007/08/18（土）10:07:39
俺は平気だ。
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25 :
檜佐木修兵
2007/08/19（日）18:34:06
お前と一緒に居られるなら本当は何だっていいんだ。
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26 :
檜佐木修兵
2008/03/04（火）16:08:22
一日が経つのかすげぇ長い気がする。
飢えが酷くて胸が苦しい。
出て来る言葉全部が恩着せがましくて、何も言えねぇ。
俺はやっぱり何も出来ねぇ。
この一言もお前にとっては重たいかも知れねぇ。
でも、待ってる。
お前が、一日も早く笑えますように。
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27 :
檜佐木修兵
2008/04/24（木）00:44:24
朝起きる。
飯を食う。
空腹感と満腹感がイマイチわかんねぇ。食い過ぎてるかも知れねぇし、全然足りないかも知れねぇ。
執務を始める。特に問題は無い。
上手く喋れねぇ気もするけど、特に俺の言動に注目する奴も居ねぇし、部下を危険に晒さなけりゃ何でもいい。
追加の任務も遠征も自分から率先して取る。仕事ってのは、他に何もやることがねぇ奴が受けるべきだ。
隊舎に帰って、飯。あるものをある分だけ。
何をすればいいのかよくわかんねぇから、すぐに布団に入る。一人になると思考が止まって、俺はちょっとした痴呆みてぇな間抜けになる。
息苦しいのは多分気のせいで、眠れねぇのはあんまり疲れてねぇからだ。
明日はもう少しちゃんと働こうと考えながら、全然働いてない自分の蝶を指で遊ばせる。
明日はもっとまともになるし、もっときちんと独りで立てるようになる。
ほら、何も問題無い。
最初っから俺はこうだった。
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28 :
檜佐木修兵
2008/04/27（日）11:36:50
俺にしては、頭のいい言い訳を思い付いた。
俺にあれだけ酷い捨てられ方をされたことを次に出会う奴に言えば、
あいつはきっと俺よりも優しい方法で愛して貰えるだろう。
逃げた言い訳。自己正当化。
俺らしい汚さ。
…っと、悲愴禁止だっつってんのに。しょーもねぇな。
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