友人との会話から僕が暇に任せて語る回。
今回は前後編の二回に渡ってくだを巻きます。
前編
あつ森にて。
海にさ、なんや透明なやつおらん?
あいつかわええから飾っとる。
透明…なんやろ。あ、クラゲとか?
クラゲもやねんけどなんやキラキラしとるやつ。
名前忘れた。
え、なんやろ、そない輝く生き物なんです?
輝くと言うか〜……あ、カイロウドウケツや!
あー!綺麗な棒。
どっちかー言うたらオナホちゃうか…?
フルコンさん…(なんてものでナニするの、の顔)
やってへんからね???
海で見つけた綺麗な棒をちんちんにかぶせて…ざりざり…。
するやろなぁ…。
夜な夜な海に潜っては
「ィィいいイヤッホう!!」
いうてあれもぎ取ってきて、ちんちんゾリゾリゾリってしてるんです?やだ怖い。
やらへんからね!?(笑)
オナホみたいやけど透け透けで可愛いなって思ってるだけや!
という話題でカイロウドウケツですわ。
フータの解説
カイロウドウケツはですね、「ビーナスの花かご」と呼ばれる円筒状の海綿です。
二酸化ケイ素というガラス質の網目構造の骨格を持ち、ガラス繊維の繊細なかごを形成しています。
いやはや、ホレボレするほど美しいですね〜
とのあれなんですが、そうなのよ。
これ、髪の毛くらい細いガラスを編んだみたいな生き物なんよ。
ヴィクトリア期のイギリスでちょっと流行ってねぇ、現在の価格で40~50万くらいで取引されてたっていう。
今普通に通販でも買えるしメルカリとかでも買えるよ。
英語ではVenus' Flower Basket。
名前の由来は偕老同穴。
これは中国最古の詩篇「詩経」からの故事成語でね。
意味するところは
「生きとる間は一緒に老いて、死んだらおんなじ墓入る」
言う素敵な夫婦を指す言葉やねん。
カイロウドウケツがよ。
…ガラスの海綿(笑)が。