なんの為にもならない話しを

ひとつ、しましょうか。はい、皆さんこんばんは。
とは言っても私とかわいい子の出会いその他諸々についてのことなのでね、私の備忘録も兼ねているのでここを読んで下さっている方には特に興味を唆る内容ではないと思いますけれど、ここは私の王国なので好き勝手に書き散らします。

殆どが独り言

私とあの子が出会ったのは今年の短い梅雨時のことでした。
その頃の私は色々あってひどく気持ちが落ち込んでいまして、誰に言う程でもない詮無き出来事からくる寂しさを埋めるべく一夜だけの温もりを求めてそっと呟きを流してみたんです。誰の目にも留まらなければもうこのまま全てを閉じて静かに過ごしていこう、なんて思っていたんですね。
そんな私の呟きに唯一応えてくれる声がありました。それがあの子です。沈んだ気持ちを引っ張り上げてくれるくらいあの子との会話は楽しくて、テンポよく進む心地好い軽口のやりとりに、暫くまともに寝られない程精神的に疲れ切っていた私はなんだか救われたような気がしたのを覚えています。
そこからは、一夜限りの話し相手から、お互い手が空いたときにぼちぼち話す関係になりました。あまり密なやりとりをする心の余裕も無かったので、そのくらいの気楽さでいられるのはとても心地好いものでしたね。
あの子は沈み込んでいた私の話しを聞いてくれて、溜め込みすぎてどろどろに煮崩れした言語化も出来なかった感情を解いてくれて、そうまでなってしまった私の環境に怒ってくれて。身動きが取れずその場に蹲っていた私に少しずつでも前を向いて再び歩き始める勇気をくれました。
そんな折に、あの子は私に「幸せになってほしい、幸せにしたい」なんて言ってくれたんです。こんなどうしようもない私のことを好きだ、とも。
もうそんな気持ちになることなんて無いと思っていたんですけどね、不思議なものであの子とならまだまだ長いこれからの日々も一緒に歩いて行けるかな、と思えたんです。一人で歩くよりもあの子が隣にいてくれる方がずっと幸せな毎日を送れると思えるくらい、私には勿体ない素敵な子に出会うことができました。
なんて幸せ者なんでしょうね、私は。

私の傍にいて笑ってくれるあの子のことを、何よりも愛しています。