スレ一覧
┗3223.死ぬなら遠いどこかの海で
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1 :
s/h/u/3(実/況)
2023/02/02(木) 20:11
或いはあなたのいない部屋で
a1pl/配慮無/虚構
❔✉️
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44 :
shu3
2024/12/05(木) 17:33
メーデー、愛を込めて
暫く来ないうちにだぁ〜…れもいない荒野みたいになってる…、っははっ…マアマア…、これもね、いいんじゃないでしょうか。時代の移り変わりということでね。誰もいない更地でおっさんが一人ぽつぽつ喋ってるっていう…、時代…か…?まあ…時代か。時代であってるでしょう。人口も減ってるしね。そんな話だったか?いやいや俺が合ってるって言ってんだから合ってます。合ってんだよォ!ここは俺の城なんで…。アンタの法律はアンタの御国でやんなさいよということでね。いやお前適応される法律同じだろっつってね。つってネ!
若い頃の俺はずっと寂しい寂しいと思って生きていて、ずっと焦がれて狂うほど愛しい"誰か"がいて、その人にだけいつも会いたくて、そんな風にすぎていく毎日を恋とか愛だとかいう呼び名で定義づけ、心の痛みも輪郭も投げつけるように明け渡して、相手の体の真ん中に手を突っ込んで引っ掻き回して、そういう、そういうのを愛しい誰かと行うことを、人生の本質だと思っていた。生活はそれに伴って生じる痛みのおまけでしかなく、刹那の輝きを飲み込んで、消化しきれず、冬の夜の街を駆け出すような思いこそ、恋こそが、いのちの基盤だった。感情の奴隷だった。
歳を重ね重ねたいま、毎日まともな大人のふりをして、夜に寝て、朝に起き、仕事をしている。笑うタイミングに気を遣い、発声と話す速度を意識し、口角の上がり方を気にして、人を傷つける発言を避け、自己を殺し、同調のコミュニケーションへ注力し、殺せる個性は全部殺して、社会人という生き物の擬態をしている。世の中は俺より見目のいい人間で溢れ、俺より賢い人間で溢れ、俺がいなくても世界は回って、あなたがいなくなっても、俺の生活は続いている。
イルミネーションが豪勢な駅を使うようになって、例年より12月を濃く感じても、光はただの光でしかなくなって久しい。頬の冷たさで冬を感じるような幼くいたいたしくうつくしい余裕は、生活に侵食されて失われていく。若い頃定義し直した「幸福」の意味が、どんどん中央値に戻っていって、なかまはずれにされないこと、に近くなっていく。文字にすると物悲しい。
歳を重ねても同じテイストで曲を書き続けられるアーティストは特別であって、中央値にはいないことをこの歳になって自覚する。それでも確かに幸福だった。電飾が正しくまたたいた夜も、心血を口移しで渡し合ったような明け方も、絶望も怒りも喉の狭さも、幸福だった。賢い誰かに俺の全てが科学的根拠に基づいて説明し尽くせるとしても、何某かの机上にない俺の人生は、俺だけのものだった。きっといまも。
幸福の定義が変わっても、俺は相変わらず眠らなくてもいい夜が好きで、12月という月が纏う諦観が好きで、飯を作るのはかったるいし、ウォーキングが習慣づくこともない。部屋はそこそこ綺麗に保っているけど、YouTubeで見かけるような小洒落た内装にはできないし、生きていることはやっぱりずっとさみしい。
頭の中の街を歩く。誰もいない街。現実の季節とようやくつりあった、よく知らない街。孤独を守ることと、寂しさを守ることと、世界と問題なく対峙することを、どうにかバランスを保ってやっていきたいねって話でした。そんな話だったの?そんな話だったんです、実は。
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43 :
すぎる
2024/10/15(火) 04:07
灰
すっごいたまたまなんやけどメールの通知つけとって(基本仕事の連絡以外の全ての通知をオフにしてる。捨てアドのメールなんて通知オフの最たるもんで年に一回もつけとることないねんけど、ほんま気まぐれに今夜つけてみて、つけたくせに色々やっとって数時間前に通知オンにしたことすらも忘れてた)、ほんなら海飛んでるペンギンの人からメールきて、おいすぎる!!!!!!まだ見てるぞ!!!!!!!!って言われたから来ました。ビックリしたわ!!hacchiお前こんなとこまだ見てんのお!?俺のこと好きすぎやろ!!!!!
いや〜言うてね、息災も息災よ。数ヶ月で人生に色々ありすぎたけど俺は結局息災。まだ見てんのか!!とか言うたけどここ畳む気はあらへんので、安心しいよ。健康な限り夜中に起きてるかなしい変なおじさんとしての責務果たす気ぃなんで。こーんな深夜に起きてる悲しい人間にはねえ、無責任な灯台が要るでしょ?要るよな?まあ要らんくても今後も勝手に暗ぁ〜い部屋で間接照明つけて一人でぽつぽつ喋りに来るから〜偶に聞きにきたらええがな〜ほんでこんなんを聞いてるおまえや誰かがいつかこんなとこが必要なくなるならそれもええがなええがな〜。
てわけでね。ちょっと間ぁ空いてみたら地球がやっと秋みたいな顔しだしたからええぞもっとやれと思っとります。やることあるんで暫く起きとるけどお前は適当なタイミングで寝なさい。ほな!
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42 :
shu3
2024/07/07(日) 23:06
41枚も書いてることに驚いてる。物好きしか読んでねえと鷹を括ってると気楽でいいですね。そういえば、いつかのアレ。19日の、アレはあなたに向けた言葉であっています。物好きな読者のあなたへ。
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41 :
shu3
2024/05/06(月) 23:29
フィルム
暗くて、冷たいところに行かないでって、俺が絶望する度に伝えてくれていたのは、誰だったっけ、あなただったっけ
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40 :
shu3
2024/04/02(火) 00:27
やべー4ヶ月くらい書いてないんじゃない?消されてんじゃない?と思って結構あわてて開いたら、全然ひと月前に書いてた。全然普通に月一くらいでは来てた。なんも覚えとらんかったわ。ここになんか書いたこと、開くまで思い出せんのよな、毎回。これも忘れます。ああ、でも、きみ。きみのことくらいはずっと、覚えていられたらいいんだけど。
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39 :
shu3
2024/03/04(月) 22:00
青の感光
正しさが痛くて、それならこんな感性は要らなかった、と思った。
三月になった。布が冷たい。頬だけが赤い。離島の雪を思う。隣町の電柱を思う。異国の空を思う。正しさが痛くて、通知音が気道に詰まって咽せた。
会いたい人がいた。愛した人がいた。頭の中にだけ美しい街があった。手の温度を知らずに終わった。恋することには資格が要った。生活をこなすために殺した感受性に謀反を起こされて、誰のことも責められず憤った視界はいつも、果汁30%のオレンジジュースに浸されたみたいになった。
広い歩道が好きだと思う。車窓から眺める夜中の3時の田舎道も好きだと思う。声を掛けると大抵いつも笑ってくれた。救いも導も街灯に似て、全く非なるものだと思う。灯火だった。永遠じゃない救い。
コップを贈るから。割れないコップを贈るから。死なないように、きっと、きっと、贈るから。
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38 :
shu3
2024/02/22(木) 12:14
然らば青い夜でさえ
___02.02.2023 アーカイブ
頭が痛い。胃の方が痛い。結局のところ、希望よりも絶望の方が手軽だからそこに居るだけなんだと思います。元々悲しみに暮れていれば、何かすごく悲しいことが起きた時にも振れ幅が大きくないから、ずっとぼんやり悲しんで生きている。
電話越しに、幸福そうな笑い声を聞く。テレビの音と、かすかな食器の音を聞く。時折気遣って俺の名前を呼んでくれる。笑って返事をする。俺の持たない幸福の輪郭に触れて、人生の不正解を思い出す。持て余した血肉をまた悲しむ。
ああくだらないな。くだらなくって、途方もなく、腹が痛い。
全くその通りで、だから結局、わかりたくないだけなんですよね。自分の醜いところを知覚したくないから「わからない」って言葉で感情を定義してるだけなんです。求めることが苦手なのに、与えてくれない人間を好きになれないんよなあ。なのに、じゃないな。だから、だな。
あなたは存分に与えてくれて、俺はただそれを飲んでいただけで、だから、はやく行かなくちゃいけない。行かなくちゃいけない。行かなくていいよってきっと本心から言ってくれるだろうあなたの手首の裾を、俺はもう掴んじゃいけない。
孤独なあなたがすきだったんです。あなたがくれる恋よりも、あなた自身の孤独を好いた。酷くて、ごめんね。
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37 :
hacchi
2023/12/26(火) 23:09
悲しみは続かない
恋の話でもしようと思う。
恋愛、という、一つにまとまっちゃってる単語があるけれど、恋と愛はまったく別物だと思っている。もっというと、恋には割と常に愛が内包されているが、愛が先行する場合、そこに恋の影が刺すことは中々起こり得ないものだと俺は感じている。
愛情、という、これまた一つにまとまっちゃってる単語があるけれど、愛と情は、似て非なるものだと思っている。三つの単語を並べた時、本能主義的な生き方をしがちな俺が人生においてもっとも優先してしまうのは、鮮烈な恋でもなく、真っ白な愛でもなく、ずぶ濡れになって立ち尽くしてしまうような、引き剥がせない、抗いきれない、情、だったりする。
情は、過去に付きまとう。時間にべっとりとまとわりつく。拭っても拭っても、何年経っても、誰かを愛した記憶のその感慨は唐突に香る。いくら夏を忘れて冬を過ごしてみても、3月の風が暖色を滲ませて鼻腔に香る瞬間に、死んでいたはずの春の全てが鮮明に呼び起こされるあの感覚に似ている。致死量の絶望。
今、現時点での定義だと、愛は高尚なもので、情は愚かしく尊いものだ。恋は、恋は。恋は、結局いつも、目の前にいる人間の体温の形をしている。それはまるで人生ではなく、生活でもない。逃避であって、娯楽であって、おいしくてたのしいものだ。想うことの苦しささえ、軋みさえ、歯がゆささえ。
恋の感情それだけを抱く時に、理由なんてない。相手の思想にも過去にも興味がない。直感と本能だから、言葉は面倒だし、セックスしかしたいことがない。俺が恋を単体で定義する時、ほとんど肉欲とイコールで結びついてしまうのはこういう理由かもしれない。
ただ、この恋が先行した先に愛と情が絡まると、それはそれは大変なことになる。目の前にいるその人間が、とんでもなく可愛い化け物となってしまう。まったくもって冷静でない。多分かなり本当に冷静じゃない。俯瞰ができることと冷静かどうかと言うのは別の話なので、客観視と狂気は同居するという話です。そんな話だったか?
描いてて眠くなってきたから読んでる人も眠いんじゃなかろうか。体裁の整ったそれっぽい文章を書くのが苦手だと再認識した。脳に合わない。喉から指先までをもっとノータイムで出力するほうがストレスによさそう。恋の話はどうした?
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36 :
すぎる
2023/12/19(火) 20:02
おめでとう!死ぬなよ!冬が寒くても!!
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