ぼくはきみを傷つけてばっかり

掬い上げることすらしてあげられなくて
伸ばした手でその柔らかな肌を傷つけていく



…ぼくなんかがきみを好きになったから、

ごめんなさい


>14:47
だいすきってことばが、もうつたわらないのかな

…嬉しくなんてないよね、いきなりだいすきなんて言われても

ジュンくんのバカ。もう知らない。

そんなに独りで寝たいなら、勝手にすればいいね。




ぼくはもう、独りで眠れないのに

言葉には、魂が宿るという


ぼくがきみに少しずつ刷り込む言葉は、

きっと呪いにも似ているんだろうね



#すき

#だいすき

#あいしてる



きみをぼくの元へ縫い付けるために、

愛情なんていうもので飾り立てた言葉




息をするようにきみへ注ぐ言葉には

＿＿が紛れているかもしれないね





身動きがとれなくなったら、そっと抱き締めてあげる