時が経つというのは本当に早いものだ。 昨日、今日は正装をしてとある場所に訪れていた。 まだ余韻が残っていて、なんとなくこの感覚を逃したくないと感じているぼくは未だにその格好のままでいるんだ。 少しタイがキツいけれど、いつもと違う気持ちで部屋と向き合うのはいい発見もあったりする。 いつ何を思ってそんな事を書いたのだろうかと自分でさえ不思議なぼくの走り書きのメモ。 彼に贈るつもりで書いていたのであろう書きかけの手紙。 当時の講義がつまらなかったのかな?と思わせるヘタクソな落書き。 過去のぼくが、今のぼくに当時を思い出させてくれようとしているのだろうか。 早いところこちらにも区切りをつけなくてはならないので、振り返ってばかりもいられないのだけど…。 こんな日があってもいいさと父さんなら言ってくれるだろうか。 Jonathan Joestar |
珍しくこんな時間に日記だ。夜に日記を書くなんて不思議な気分だけれど、本来は1日にあったことを書き記す場所なのだから不思議がっているぼくこそが不思議なのだろう。 休日とあって今日は少し忙しく出来たんだ。 本当は映画も観に行く予定だったけど、スピードワゴンがおねむだったものだから少し変更してね。 代わりにスポーツを楽しんできたので、ぼくももう既に眠いや。 体を動かすと疲労だけじゃあなく、快眠にも繋がると聞いたので今夜はよく眠れることだろう。 大人になると戦闘ばかりで本当の意味で楽しめる運動をする機会もなかったのでいい気分展開だ。 いつもありがとう。 君のおかげでぼくは笑顔でいられるよ。 Jonathan Joestar |
久しぶりにパイプを蒸してみるのも悪くないかもしれない。 今日は天気こそいいものの、曇りという少し涼しい気持ちの良い天気だ。 なのでぼくはバルコニーでパイプを蒸しながら日記に手を付けている。 実は今朝方にひとつの大きな戦いを終えたばかりでね。ひとつ区切りを打てて晴れやかな気持ちでいるのさ。 まだまだやるべきことは多いけれどこんな風にひとつひとつちゃんとして行ければいい。ぼくはそう思う。 ♦ ♦ ♦ 夢を見ているのかも知れない。 楽しい思い出だ。 そんな事を思いながら過ごした午後はいつもより穏やかに過ごせたような気がするぞ。 この調子で全てを終わらせて、胸を張って彼を探しにいくんだ。 Jonathan Joestar |
どうにも落ち着かなくて、今日もこんな時間に日記を書いてしまうぼくだ。 敵の気配を感じてしまうとどうしても、いつだってぼくは手に汗を握る。 覚悟をして立っているくせに、刺客にだって思う事や家族がいるのだと考えてしまうので強く行けないところもあるのだ。 ぼくが傷付いたっていい。生きてさえいるのならそれでいいと。 昨日から風向きがよくないんだ…。 憶測でしかないが、間もなく火蓋は切って落とされる。そんな気がするよ。 その為の精神統一。 ぼくは言葉にしなくてはならない。 そして行動しなければならない。 こんな時ぼくは、幼少期の頃の平穏な毎日が恋しいと思いを馳せる反面、ディオが現れてからの孤独の中での細やかな幸せ、そして今ひとりで強く生きながら仲間たちがすぐ近くに居てくれるという環境。 その全てを眺めて、その全てが大切な時間だったのだと感じるから、結局は今のぼくでいいのだと納得してしまう。 ただひとつ思い出したことがあってね。 ぼくが本当に恋い焦がれたあの人からの手紙。 それだけは今も大切に残している。 心がとても澄んでいて綺麗な人だった。 あんな人にぼくもなりたいと、本当に尊敬していた。 …今のぼくは、あの人に少しは近付けているのかな。 さて、どうだろう。 Jonathan Joestar |
ぼくは学生の頃、ディオを家族へと迎えてからは友達と呼べるものが居なくなった。 親友も恋人も居なくなってしまって、孤独だった。 そう考えると皮肉なものだ。 ディオと敵対し、決別してしまってからと言うもの、仲間が出来て正直に言うとそれはそれで楽しい。 久しぶりに信頼して話が出来る存在が出来てしまったので、戦いの中でお別れがあるととても胸が苦しくなってしまうんだ。 彼を時折思い出してしまうのもきっとそのせいさ。 ぼくをアマちゃんだと笑い飛ばして欲しい。 Jonathan Joestar |