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┗189.刃生行路(〆)(64-68/78)

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68 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2021/08/31(火) 07:03

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筆を執るのが随分と久しくなったが、生存の報告がてら。
他の個体がどうかは分からんが、俺は少しばかり時間の流れに疎いように思う。一日一日を無為に過ごしているつもりはなく、昨日と比べた今日の変化に季節を感じもするのだが、何日経っていた、何週間経っていた、何ヵ月経っていた、と言う事が間々ある。
悪い例だと、貰い物の菓子など大事に取っておきたいものを、消費期限を過ぎるまで仕舞ってしまったりする。忘れている訳ではないのだが、後で大事に食べようと思っているうちにそれだけ過ぎてしまうのだ。俺はこれで腹を壊したり等々の前科持ちの為、今ではくれた本刃や俺が菓子を貰った事を知っている者が、もう食べたかや消費期限がいつまでなのかを頻りに言ってくるようになった。時には茶に誘われ、茶請けに俺の菓子を指定される事もある。皆、本当に優しい者ばかりだ。
そう言えば今戸棚にある菓子も今日が消費期限だと蜻蛉切に言われていたな、燭台切に貰ったものもあった筈。今日は茶請けが豪華な事になりそうだ。


ずっと礼を言いたいと思いながら日が経ってしまったが、俺とあれの幸いを願ってくれたお主に感謝を。一言くらいは許しておくれ。

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67 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2021/05/04(火) 20:47

#三周年

三年が経つのに未だこの頁数、牛にも蝸牛にも勝る鈍足ではなかろうか。
満了となるのに何年掛かるか知れんが、これからも細々と綴っていこう。

…然し、まさかあれの書き込みが今になって叶うとは思わなんだなぁ。
驚かせてくれるではないか、悪戯っ子め。

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66 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2021/04/18(日) 08:34

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頃合いとしては良かろう、と言う事で残しておく。
先日、独り身に戻った。
詳細は省くが互いに情が失せた訳ではなく、已むを得ん事情があっての事だ。ゆえに俺はこれからもあれの無事と幸いを願い、恐らくはあれも同様に思ってくれる事と思う。
別れは悲しいばかりではないと知っている。四周年には僅か届かなかったが、それなりに短くはない時を共に歩めた事は俺の幸いだ。
また宝箱に収める大事なものがひとつ増えたな。

因みに、貴重な帳面を欠けさせたり破棄する気は一切ない為、あれとの事や惚気の類いはそのまま残しておく。
俺も見返す度に当時の温かな気持ちを思い出せる、大事な一頁だ。この帳面が完全に閉じられるまで何も消しはしない。


>独り身ではあるが独りではない。帳面は…あんなもの本当に要るのか、きみ?
形は変われど傍に居るぞ。

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65 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2021/04/07(水) 07:51

#枕が破けてお先真っ暗

原因はこの度同室となった浦島、大和守との刀種対抗枕投げだ。
初期刀殿には叱られ、それぞれ兄や相方にも叱られ(俺の元に誰が来たかは内緒だ)、枕の手入れが終わるまでは枕無しとなったが、とても楽しい夜であった。
因みに勝敗は決まっていないが、他の刀も巻き込みたいとの話になった為、近く本格的な刀種対抗戦が行われる予定だ。
実現には乗り越えねばならぬ壁…説得せねばならぬ者が幾振りかあるが、早々に浦島が兄らを、大和守が新撰組の仲間らを味方に引き入れていたので、これはまぁ問題なかろうと思う。
何より短刀も喜ぶであろうし、短刀に縁深い彼らであるから絆されるのもきっと早い。
次の戦いがいつとなるか、誰が参戦してくるのか、とても楽しみだ。


さて、遅れ馳せながら帰還に反応してくれたお主へ感謝を。
更にはこの帳面について色々と書き記してくれたようで、とても有り難く思っている(同時にとても照れ臭かった、これを書いている今の俺の顔は恐らく他者に見せられん)
相変わらず頁の増え方は蝸牛の如しだが、今後も付き合って貰えたなら幸いだ。

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64 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2021/01/14(木) 18:25

#騎乗して帰城

駄洒落とは?と言いたくなる出来だが、さておき帰城だ。
暮れのうちに帰らなんだ事を責められはしたが、皆お年玉に釣られてくれて大変に助かった。但し、遠慮が存在せぬ本丸である為、じじいの懐は表に負けぬ寒さだ。
今日の夕餉は遅れての年越し蕎麦、簡易的なお節、雑煮となるらしい。俺の為に済まんな、と厨番へ伝えたところ、闘気の漲る頼もしい返事が返ってきて少し笑ってしまった。最近はカレーや鍋続きで張り合いがなかったらしい。

主は俺の軽装を用意してくれていた。噂には聞いていたが、仕立てるのが早すぎではないか。傍らに控えていた着替え済みの狐の顔、あれが悟り顔と言うのだろうな。いつぞや、和泉守と陸奥守が見せてきた狐を思い出してしまった。なんたら砂狐だ。後で調べよう。

留守の間に増えた仲間も居り、挨拶をした。休暇からの戻りは俺が最後であった為、今週末辺りにまた部屋替えを行うようだ。今の同室である堀川と長谷部には、留守中の事についてよくよく礼をしておかねばならない。俺の所為であまり部屋呑みやらが出来なかったゆえ、また同室となる日が来たら今回の分も呑まねばな。

本丸の事はこれくらいだろうか、湯浴みとお帰りの宴を終えたら何か書き足すやもしれん。
一先ず、ただいま。それから、明けましておめでとう。

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