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┗189.刃生行路(〆)(69-73/78)

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73 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2022/05/29(日) 01:20

#情けない鮭

番の尻に敷かれている、だとかであろうか。

俺が書く話として恐らくお馴染みになってきているであろう本丸内の流行について、最近は謎々と謎解きの盛り上りが凄い。
書籍であったりゲームであったりと切っ掛けは様々だが、何がどうしたのか丁度複数の刀が謎々や謎解きに嵌まり、解くばかりでなく作る方にも手を出したのが幾振りか。
そのうちの一振り、物吉から俺も問題を出されたのだが、未だ解けずにうんうん唸っている。
もし、これを見て答えが分かった者がいたなら、こっそりと教えてくれるだろうか。俺はその答えを手に物吉の元へ乗り込みたく思う。

問題はこのようなものだ。
飯沼殿、浅葉殿、金子殿、当麻殿、八木下殿の五人の武将のうち、一人は敵方の間者(仲間外れ)である。それは誰か、また理由は何か。

俺は初め、飯沼殿か金子殿だと思ったのだが(他三人は植物が含まれている為)どうやら違うらしい。だが考え方は良いようだ、自力でももう少し考えたい。


追記。
礼が遅くなったが、この帳面を本棚に収めてくれたお主に感謝を。

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72 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2022/05/19(木) 22:32

#

ふと思い付いたので記録として書いておく。
去った皐月の十七日だが、五、一、七の語呂合わせで恋仲の日なのでは。
しかも丁度、曜日は火曜。
五、一、七、火…こいなか、うん、いけるな。

今日の俺は冴えているやもしれん。

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71 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2022/05/16(月) 00:19

#お金はおっかねー

饅頭恐いと似たようなものかな。

掌から溢れ指の隙間から落ちる大事なものを、何とか留めようと足掻いて足掻いて、結局失敗する。
残るのは俺の記憶の中にだけ、どれもやがて輪郭を失う影ばかりだ。
だが、色と温もりだけはぼやけて尚優しく温かなものだから、度々引っ張り出しては大事に仕舞い直すを繰り返して、残った大事を確かめる。

いつか、俺の大事な記憶達が付喪になる日もくるのだろうか。

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70 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2022/05/14(土) 11:44

#眼鏡を外したら目がねぇ

のっぺらぼうの類いか?

うっかり四周年の確保も忘れていた訳だが、一年の間に三頁しか増えていない事実に割りと衝撃を受けている。
蝸牛との徒競走にも勝ち得ない速度だ、何ならば勝てるか…否、そも比較するものではないな。
ともあれこの帳面を書き始めてから四年だ、ついでにこの頁で切りよく七十。もう二十九頑張って、九十九の頁は少しばかり華やかに祝いたいところだ。

各所の俺は件の日より、如何過ごしたろうか。
俺は数日掛けて本丸に在る一振り一振りと面談する事となり、交流の浅い者から深い者まで各々が件の出来事や俺に対し如何様な思いであったかを訴えられ、それぞれと何かしらの約束をひとつ交わすと言う反省の儀を行った。
甘味を食べに行く話から極めて頭打ちとなったのち本気で仕合う話まで、何とも個性豊かな約束祭となったが、神とつく者同士の契約として証書まで作られている。
まずは明日、謙信、小豆と共に飲むパンケーキを食べに行く予定だ。都合が合えば他にも幾振りか参戦するらしい、大きい刀ばかり集まると圧が凄そうだなぁ。
パンケーキが飲めるものとは知らなかったので、とても楽しみにしている。

取り巻くもの、形作るもの、積み重ねてきたもの、先に広がるもの、相も変わらず何もかもが、代え難く愛おしい。

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69 :三/日/月/宗/近(刀/剣/乱/舞)
2022/01/31(月) 13:04

#

年が明けて早くも一ヶ月。
前回からも、相当日が経ってしまった。
現世の時事的な問題が本丸に影響する事も鑑みて記しておくなら、俺も本丸の仲間も、皆変わらず元気に出陣している。

我が本丸は本当に、本当に元気だ。昨夜などは、ご飯のお供は何が最強かの論争が起きていた。因みにこれは、俺が覚えているだけでもやがて両手分に達する程、勃発している。
しかしながら、この数ヶ月、とにもかくにも忙しい。
我が本丸では手入れ部屋が埋まるような事態は滅多にないのだが、その分、近隣(どの程度離れた何処をそう指すのかは分からんが)の本丸が動けない場合や頭数が不足している際に、応援の指令が入りやすい。
今もまさにそのような状況で、各部隊はそれぞれ割り当てられた応援に出向き、代わりに元の出陣先には練度が頭打ちとなり半ば隠居状態だった面々が赴いている。

また、これを機会として、遠征部隊も再編成された。新入りの者達が遠征には出ているが、帰還した彼らから初めて見たもの、感じた事を聞かせて貰うのはとても楽しい。
遠征は俺も経験しているので、話の内容はいずれも既に俺が知っている事ではあるのだが、彼らの口から紡がれると何もかもが新鮮で瑞々しく生まれ変わる。
己以外の目、耳、鼻、舌、そして肌、何より未知に触れた、後にも先にも一度しかない一瞬の心の動き。それらを通した世界は、同じでありながら違う姿をしていて、その彩りは実に鮮やかなものだ。

俺の感じた事は、俺の五感を通じ俺の心を以てしか生まれない。他の刀が同じように感じても、それはその刀の五感と心を通さねば生まれないものだ。そう考えると、同じ景色でも刀の数だけ彩りがあるのだなと思う。
まぁ、要するに。
世界はいつも鮮やかで美しいのだと、そういう事だ。

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