passionfruitの一兄へ
長らく浮上出来ずにご心配をお掛けしてすみません…と謝るのも気遣わせてしまうでしょうが、出迎えの言葉に気が付いて嬉しくて心臓が跳ね上がりました。本当は僕の方からペスカトーレのお礼も含めてご挨拶に伺うつもりだったのに、仕事も早ければ僕を見付けてくれるのも早いですね、流石です一兄…!
まずは誕生日にお祝いの言葉と、美味しいペスカトーレをありがとうございました。30日分のペスカトーレをくらいに分けて毎日一口ずつ大事に頂きました…というのは半分冗談で大事に噛み締めながら一滴も余すこと無く頂きました。本当に美味しくて幸せな時間で…随分とお礼が遅れてしまいましたが、ご馳走様でした。
中々浮上は出来ませんでしたが、一兄の日記は拝見していました。ほっこりさせていただいたり、思わず笑ってしまったり、同調したり、その度に心の中ではありますが一兄への言葉やツッコミを認めてました。またこやって声を掛けれる機会を作って下さってありがとうございます…!間は空いていましたが一兄達の事は今までもこれからも大好きです。これからもよろしくお願いします。02/02 22:47(追記の更新)
私信予告にあばばばばとなっている僕です。あ、一兄の大事な大事な1ページを使ってよこ…よこく(申し訳なさと嬉しさに言葉が出ない図)(いっぱいスクショしました。)(文字を大きくする術を身に着けました。)
(こちら溶けない粉末が気持ち悪いのが分かる末弟より私信の追記でした。)02/03 08:15(こっそり返信)
( 尊 死 )
返事は良いと仰って下さいましたが、どうしても我慢が出来なかったので此処でこっそりお返事をさせて下さい…!僕には勿体無いくらいの愛情とペスカトーレが詰まった1ページをありがとうございました。嬉しくて読み返す度に大きい文字でのお褒めの言葉に表情筋が溶けてます。
僕の拙い語彙力じゃ誤解を生む可能性があるけれど、碧棺は一兄のこの溢れんばかりの愛情を毎日毎日受け止めてよく生きてられるな(萌死的意味で)尊敬に値するよ。いや違う、そんな一兄を毎日ノックアウトしてる碧棺もまた愛情に溢れていて最強なんだよな…と改めて思った僕の心臓は無事止まりました。ありがとうございます。
つまり僕こそ二人のファンだと伝えたく…!重ね重ねになりますが、これからも幸せのお裾分けを毎日楽しみにしています。
お察しの通り考えないで良い方に考え過ぎてしまう癖があるので程々にしたい…けど、こうやって見守ってくれる一兄がいれば百人力です!僕も名前を言ってはいけないアイツと、急がず焦らず大事に仲を深めていきたいと思ってます。
これは完全に自己満なのでお返事不要で、また機会があればお便りを送らせて頂けると嬉しいです。僕のために時間を下さって本当にありがとうございました!
暇だと思っていた年末年始はなんだかんだで忙しく、平素より会話がままならずに僕は不貞寝正月を送っていた。
交流関係が広いヤツは年始から悩み相談に駆り出され、着信が鳴る度リビングを抜けて自室へ行く。通話の時間が長くなるにつれ機嫌が悪くなる僕を心配した一兄にあれこれ気遣わせてしまうのも忍びないので僕は僕で出掛ける事にした。
行き先はヨコハマの繁華街…ではなくそこから離れた森の奥にある野営地。突然訪問した僕に驚くでもなく「丁度馳走が出来た所だ、少年も食べていくと良い。」そう穏やかに告げて…すき焼きのようなものを食べさせてくれた。具材は敢えて聞かなかったけど、美味しいから食は進む。程なくしてお腹が満たされ僕に食後の珈琲を振る舞いながら「空腹は人を寂しくさせるからな。」と全て見透かしたように言ってくるものだから思わず、何の話だ、と返してしまったけど、野営地の主はやっぱり静かに笑うだけだった。
日が暮れ始めると「おいさぶろー、今どこにいるんだ」「夜には帰ってくんだろ?」「は、今日帰んねーのか?!」と次から次に心配の連絡。別に心配させるつもりは無かったから素直に居場所を伝え、明日の昼には帰る旨を説明したら「そっか、それなら大丈夫だな」と安心していたからヨコハマの年の離れた友人の事も信用してくれているらしい。
その後はチェスなどのボードゲームを楽しんで、明け方に少し眠り、宣言通りに昼前には野営地を後にした。帰り際に突然邪魔をしたお詫びをしたら、「また好きな時に来ると良い」と採れたてのさつま芋をどっさり渡してくれた。次は収穫を手伝ってくれとも言われたけど、僕が気に病まないように気遣っての事だろう。
自宅に戻ると「沢山話せるって言ったのに、あんまり話せなくてごめんな。」と申し訳なさそうに謝ってきた。別に怒ったり責めたりするつもりは最初から無かったから、年末にそういう会話を交わした事を覚えてくれてたのがただただ嬉しかった。でもやっぱり寂しかったらしい僕は抱き締められて少し泣いた。
もう2月だけど、これは年始の話。
あの時の音楽を聴いていて呼ばれた事に気が付かなければ、あの時あと1時間眠るのが早ければ、あの時退屈な気持ちじゃなかったら、あの時、あの時…、大抵の出会いは幾つもの時が重なって在るもので、どれか一つでも欠けていれば互いに存在してる事すらも知らずに一生を終えたって可笑しくない。
僕があの時気持ちに気が付かないままだったら、あの時アイツが先に折れていたら、…僕は何も知らずに近い将来可愛い女子と付き合うアイツを何とも思わずに、特に見守りもせずに、執着や嫉妬も知らずに
特に暈してもいなかったから相談していた友人が見れば分かるだろうと思ってはいたけど、正直こういう場を見る印象が無かったから油断していた。暫く書いていなかったから埋もれていて僕でも探せないのに「三郎くん日記とか書いてたりする?」なんて聞かれて笑ってしまった今日この頃。散歩の途中でたまたま出会した気分、気恥しいけど見付けてくれてありがとう。
確保から季節は変わり現在1/12。あけましておめでとう僕の日記帳。また緩々言葉を綴っていくつもりだから今年も宜しくな。
┈以下、所々綺麗に切り取られたページがある┈