「わかってるよ」と言ってくれる。それは「三郎がそういう意味で言ったわけじゃない」だとか「俺の気持ちを考えずに言ってるわけじゃない」に続いたり、他にも沢山、僕を肯定する為に発動される…分からず屋の僕によく効く優しい魔法の言葉だ。
僕が勝手に沈んで凹んで罪悪感を感じ始めると、それを汲み取るかのように、僕が言い訳をする前に「わかってる」と言ってくれる。それから僕の気持ちを一緒に探しながら落ち着くまで傍に居てくれるんだよな。
こうやって寄り添ってくれるから誰よりも信頼して感謝してるけど、それでもまだ不安な夜は来て僕は僕が嫌になる事も含めてわかってくれている。
これを書きながら僕は読むと気持ちが暖かくなる某有名な魔女の小説を思い出した。
”I know."
そう口にしてくれる事で僕が落ち着くこともまた。
暫く筆を置いていたせいか、バトル後の昂りか、言葉を綴りたい欲が止まらずに気が付いたら書き終えたばかりのページを捲ってペンを握っている。でもこうやって起こった出来事を書き記したいと思えるのはきっと(不安がりで寂しがりなのは直ぐに治らないけど)僕の核にこの幸せは簡単に無くならないという安心感が芽生えてきたからだ。
いつだったか「(三郎の)誕生日に告白したら記念日覚えてられっかなとか考えてたけどさ、耐えらんねー!ってなって告ったわ」と記念日が覚えられない事を自白してくれた事がある。僕は何よりも告白して振られる事を想定していないのに思わず笑ってしまった。
笑う僕にきょとんしていたから、振られる可能性は考えてなかったのかと聞いたら「そんなのは考えねぇ!男なら勝つ気でやる!」「絶対落とすつもりだっ(ここで気恥ずかしくなりペンで塗り潰した跡)」などと直球で伝えてくれた事が嬉しかったのを覚えてる。
一方僕はと言えば付き合う前に脅した。
脅した。(大事な事なので)
別れ話をしたら刺すとかそういう類では無いけれど、まだ恋とか分からない僕には未知の世界なので、自分の浮き沈みをコントロール出来る自信が無い旨を伝えたような記憶がある。まあ今になって思えば僕が面倒臭い人間だなんて文字通り産まれた頃から傍に居るんだから百も承知だろうけど…それでも人と人、この世に絶対も永遠も無ければ、元々の縁が濃いからこそ駄目になった時の反動が大きい気がして差し出された手を握るのには勇気が必要だった。
…でも迷いは無かったし、その時には僕も欲しいと望んでいたんだよな。ただこうして脅した手前、引いてしまうかもしれないと思ったけど「それもお前の特徴だ」「そうならないように支えたいし、そうなってもどうしたら大丈夫になるか一緒に考える」とはっきり言ってくれたのが堪らなく嬉しかったから書き記しておきたかったという話。オチはない。
バトル後、僕の顔を見ると言葉が詰まって話せなくなった兄の話。確保。
(いつ書くかは未定)
幸せな事、幸せな言葉を一つ一つ腕の中へ手繰り寄せて大事にしまおうとするのに僕は容易く取り零してしまう。不安になる要因はほんの些細な事で…いや要因なんて本当は無くてただ単に寂しいだけかもしれない。兎に角僕はよく物事を悪い方に考えてしまい、ベットに入る頃にはグズグズしてる事がよくある。
最近、こういう僕を見ると「虫さん出ちゃったか〜」と言いながら笑って腕を広げてくれる。切っ掛けは僕が泣き虫を派生させて、不安虫、寂しんぼ虫と言ったからな気がするけど、僕が不安定になり始めると嫌な顔一つせずに「虫さんぽいぽいしような」「防虫しような」そう言って抱きしめてくれる。
こうしてあやしてくれるから、一つずつ大丈夫になって、安心を積み重ねて、付き合い始めよりは落ち着いて来たと思うし、寂しい時は寂しい、不安な時は不安だと伝える術を覚えたように思う。
12月の僕は酷く不安定だったらしい、少し前にそう感じていたのだと教えてくれた。それでも僕の不安を拭えているかは分からなくて心配させてしまっていたのは男として情けないけど…落ち込む度に何度も、何度でも救いあげてくれていたと伝えたら安心したように笑っていた。
愛されているなと思う。僕も同じくらい、いやそれ以上に
(愛したいと思っている。と一度書いて消した跡が残る。)
passionfruitの一兄へ
長らく浮上出来ずにご心配をお掛けしてすみません…と謝るのも気遣わせてしまうでしょうが、出迎えの言葉に気が付いて嬉しくて心臓が跳ね上がりました。本当は僕の方からペスカトーレのお礼も含めてご挨拶に伺うつもりだったのに、仕事も早ければ僕を見付けてくれるのも早いですね、流石です一兄…!
まずは誕生日にお祝いの言葉と、美味しいペスカトーレをありがとうございました。30日分のペスカトーレをくらいに分けて毎日一口ずつ大事に頂きました…というのは半分冗談で大事に噛み締めながら一滴も余すこと無く頂きました。本当に美味しくて幸せな時間で…随分とお礼が遅れてしまいましたが、ご馳走様でした。
中々浮上は出来ませんでしたが、一兄の日記は拝見していました。ほっこりさせていただいたり、思わず笑ってしまったり、同調したり、その度に心の中ではありますが一兄への言葉やツッコミを認めてました。またこやって声を掛けれる機会を作って下さってありがとうございます…!間は空いていましたが一兄達の事は今までもこれからも大好きです。これからもよろしくお願いします。02/02 22:47(追記の更新)
私信予告にあばばばばとなっている僕です。あ、一兄の大事な大事な1ページを使ってよこ…よこく(申し訳なさと嬉しさに言葉が出ない図)(いっぱいスクショしました。)(文字を大きくする術を身に着けました。)
(こちら溶けない粉末が気持ち悪いのが分かる末弟より私信の追記でした。)02/03 08:15(こっそり返信)
( 尊 死 )
返事は良いと仰って下さいましたが、どうしても我慢が出来なかったので此処でこっそりお返事をさせて下さい…!僕には勿体無いくらいの愛情とペスカトーレが詰まった1ページをありがとうございました。嬉しくて読み返す度に大きい文字でのお褒めの言葉に表情筋が溶けてます。
僕の拙い語彙力じゃ誤解を生む可能性があるけれど、碧棺は一兄のこの溢れんばかりの愛情を毎日毎日受け止めてよく生きてられるな(萌死的意味で)尊敬に値するよ。いや違う、そんな一兄を毎日ノックアウトしてる碧棺もまた愛情に溢れていて最強なんだよな…と改めて思った僕の心臓は無事止まりました。ありがとうございます。
つまり僕こそ二人のファンだと伝えたく…!重ね重ねになりますが、これからも幸せのお裾分けを毎日楽しみにしています。
お察しの通り考えないで良い方に考え過ぎてしまう癖があるので程々にしたい…けど、こうやって見守ってくれる一兄がいれば百人力です!僕も名前を言ってはいけないアイツと、急がず焦らず大事に仲を深めていきたいと思ってます。
これは完全に自己満なのでお返事不要で、また機会があればお便りを送らせて頂けると嬉しいです。僕のために時間を下さって本当にありがとうございました!