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┗1972.Corpse Reviver【〆】(180-184/248)
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184 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/09/14(火) 06:58
続・量 産 型 俺 た ち の 日 常ep.0 依頼者Yの記録生物を突き動かすものは何だ?
──「分断したワームは頭側のみで動きました!」……ならば人を突き動かすのは脳、思考、すなわち心か。
──「首を落した鶏は身体のみで生きました!」…とすれば心臓が動力か?脳からの電気信号がシナプスを伝わり、筋肉に作用して挙動を生み出す筈では?……分からん。分からん。
──……お前といれば解けるのか、K。この情動の正体が。
ep.1 俺は世界を嫌っている。景色はいつも眼球を貫くように眩しくて、営みの音は鼓膜を劈くほどに騒々しい。お前も俺が嫌いなんだろう、なあ、世界?食い物はみな砂の味だ。
それでも。死んで終わりにすることは烏滸がましい行為に思えて、今日も俺は進まない手で用意されたフォーク掴んだ。真っ赤なパスタを口に運ぶ。…が、そのとき。上から何かがぼたぼたと降りそそぎ、瞬く間に皿を汚した。視線を上げてみると、針で片方の広角を吊ったような嫌味な笑みに、冷ややかな榛の目。『味がしねぇなら俺の大好きなマヨネーズを掛けてやるよ。』同時に底意地の悪い声が向けられた。
平穏の途切れる音がした。しかしてそれは福音だった。
「鼻フック…地味に痛いから嫌だ…」
数日後、俺は初めて何かに対して抵抗した。
ep.2 毎日不平が募るのは組まされている男のせいだ。この俺に“お嬢ちゃん”などとふざけた呼称を向けるあいつのせい。メイドのような装いは、なにもすき好んでのものではない。潜入に便利だからだ、揶揄うようなら反対の眉も削ってやる。
あいつに目がいくのは必然。組織内でもひときわ高い上背が否応なしに視界に入る。ややハスキーがかった声は低い反面よく通るし、切れ長なアイスブルーの鋭い眼光も人目を惹く。目立つ要素の集合体。他になんの理由もない。
――さあ、仕事だ仕事。ぼさっと突っ立ってる暇はないぞ。さっさと済ませることだ。早いとこ片付けて…ラボに戻ったら、いつも通り俺に尽くせ。
ep.3 自我に欠けるおれは、上手く量産型の美点を引き継いだ“成功例”なんだろう。周りは賑やかだ。いじめっ子といじめられっ子が楽しげに談話していたり、見た目に恵まれた男性型が長髪のひとと笑い合っていたり。人間観察という表現をおれたちに当て嵌めていいのかは分からないけれど、おれは周囲の実験体たちが過ごす様子を眺めるのが好きだ。
ある日、賑やかな輪から外れて、一人佇む個体を見つけた。真っ白な髪がふわふわと風にそよいでいて、まるで綿毛みたいだと思った。それから幾日眺めても、ふわふわちゃん(勝手にそう呼ぶことにしたが口に出したことはない)は一人だった。
おれは気配が薄いので、接近しても気づかなかったらしい。ふと隣に並んで手を握ると、ふわふわちゃんはビクリと肩を揺らし、サングラスの奥の目を歪めておれのことを見下ろした。暴言をいくつか貰ったが、振り払われると思った手は、そのまま繋がりっぱなしだった。
ある文献によると、好きな相手には唇で触れるものらしい。今夜おれと試してくれるか?ふわふわちゃん。かわいいひと。
(加筆修正中)
#何においても、“正体”など曖昧なものだ。“思考”は、必ずしも脳だけが可能とする行為であるのか。無脳児は思考をしないのか?#ひとつとは限らない。あの男ならば、そう言うだろう。[
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183 :
黒沼アラヒト
2021/09/11(土) 09:35
量 産 型 俺 た ち の 日 常ep.0 研究者Kの記録とある筋から持ち掛けられ、特殊な型の量産型・超兵を開発した。断って問題ない依頼だったが、
他でもないあいつの頼み(乱暴に擦った跡) …そろそろ新しいデータも欲しかったところだ。奴の為じゃない。ただ、そう思わせて恩を売っておくのも悪かねえだろう。
さておき、予想外のエラーが起きた。自我が弱く個性を持たないはずの量産型が、まさかあんなことになろうとはな。おかげでラボが喧しくて仕方ねえ。暫く研究棟に籠る。
──おい警備システム、誰も通すんじゃねえぞ。
ep.1反応の薄い奴はつまらん。ここにいる量産型は大概そうだ。故に、俺の唯一の楽しみは、戦場で敵を甚振り殺す時間。連中のほうがよっぽどそそる反応をする。
あるとき組まされた男は、俺の嫌いなタイプだった。絶望した目の色、卑屈な言動。だが、意思がないわけじゃない。俺の言葉を二重、三重悪く解釈して、自ら下へ下へと落ちていきやがる。その卑屈さたるや、逆に嫌味なほどだ。こいつ、実は俺を馬鹿にしてんじゃねぇか?そう思うと、こいつが本当に絶望しきって、何も言えなくなるまで虐め抜いてやりたくなった。今はそこそこ刺激のある毎日を送っている。退屈な玩具も遊びよう、だよなあ?
ep.2猫の女王様を飼ってる。
訂正。飼ってるのはうちのボスだが、世話してんのは大概俺だから、実質俺が飼ってるようなもんだ。
猫種?さあ、脚が綺麗なとこからしてシャムか、色的にはチャトラってとこじゃねぇか。ひょっとしたらベンガルかもな。美人だが、なかなかのじゃじゃ馬だ。ずいぶん前に顔を引っ掻かれて、それから眉毛の一部が生えてこねえ。目を潰さんばかりの勢いで向かってきたくせ、いざ俺が血ィ流すと狼狽えた顔するんだぜ。まァなんだ、可愛らしいもんさ。
今日も俺たちは組んで仕事する予定だ。が、お猫様の姿が見えない。砂浴びでもしてんのか?
特徴的な出立ちを探していると──後ろから喧しい鳴き声。
ああ、悪いな。探しものしてたんだわ。
何をって?そうだなァ、
「面倒なゴミ掃除の癒しだよ。」
ep.3同じ顔した奴らの中で、俺ひとりだけ毛色が違った。その瞬間に悟ったのさ。俺は特別な存在だってな。
──単なる遺伝子異常だってのは、その後すぐに知った事実だ。だがアレだ。散々イキっておいて今さら後には退けねぇだろうがよ。とりあえず、他の奴らとは真逆の白い服を選び、泳ぎがちな目を隠蔽するため、サングラスを装着した。常に音を立ててガムを噛み、鉄バット片手にヤバイ奴感を演出する。やがて努力が功を奏し、周囲は俺を遠巻きにした。
だが、そんな俺に近付いてくる奴がいた。まるで喋らねぇ無口な男だが、でかい目でじっと俺を見上げ、ずっと俺の手を握ってやがる。飯の時間も、風呂も、寝る時も。ずっとだ。トイレで苦しんでる最中、背中をヨシヨシされた時なんかは不覚にも泣きそうになった。
…ハッ、そんなに俺のことが好きかよ。しゃあねぇなァ、俺が守ってやる。せいぜいこの俺に飽きられないよう、必死で媚び売るんだなァ!
(満足顔)(随時更新)
#ほうらお前、やはり俺のために働いているだろう?男らしい二つ返事。好きだよ、K。#後ほど改めて。>俺はお前に甦らされた。となれば、俺はお前のものだ。好きに使え。[
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182 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/09/08(水) 12:30
9 月 7 日 、量 産 型 俺 た ち 録 。
✧ あらすじ ✧ とあるマッドサイエンティストにより細胞を採取された俺たち。自我の乏しい戦闘人形となるはずだったクローン達は、なぜだか揃いも揃って実に個性的な性格をしていた。
★チャラパリ×ヨルクチャン
いつもの。
アラヒト「若返ったなヨルクチャン…♡キレイダヨ」
ヨルク「おまえも星のように輝いてるよ…♡」
#句読点にハートを代入する俺たち。見てのとおりアチュラチュだ。
>アラヒトにべた惚れであると素直に認めよう。
★鬼畜×無気力
摂食欲に乏しすぎる無気力を鬼畜が育成した結果、鼻フックハムが誕生した。
鬼畜「無様だなァオイ、鼻フックも行っとくかぁ…?」
無気力「モゴモゴフガフガ」
#なあ、もうちょっと他にあっただろ。台詞。
>「神聖なるマヨを貶すんじゃねェ…」のほうがよかったか?
★ワイルド×高飛車
掛け合いが楽しい大正義。アラヒト、お前の目は確かだ。
高飛車「誰が助けろと言った!?気安く触るな!」
ワイルド「ハハッ。元気のいい嬢ちゃんは嫌いじゃねーぜ」
#組織内でも水と油で有名なふたりだが、ここだけの話、実は付き合ってる。
>俺も高慢な奴がいいようにあしらわれる構図は嫌いじゃない。
★自己愛×ビッチ
本来リードをとって振り回すはずのビッチ属性がアラヒトのナルシシズムの前に大敗。
自己愛「悪いが自分にしか興奮しねぇんだ」
自己愛「薔薇は…赤い……ロシアではкрасный(赤)は美しいって意味も持ってんだぜ」
#オイ、ビッチちゃんどこ行った。
>「ァア…ッ(美しい感じに反り返り鏡を見ながら遂情)」も追加しておこう。
★白髪厨二×無口
いちばん微笑ましい。
白髪「コイツは俺のオモチャだ。手ぇ出したらバラすからなぁ…?」
無口「……、…。」
#ハブられ俺を覗き込んでぎゅっと手を握っ(たまま一週間離さないでい)てくれる無口ちゃんの優勝。
>言うまでもなく風呂トイレまで一緒だ。
>キチヒトは行方不明
#ちょっと待て。5人で数は揃ってんぞ。キチヒトなんていたか?
>夢を見ていたのかもしれん
>アッ分かったぞ鬼畜(キチ)アラヒト(ヒト)だ!俺の中では先日8人くらいアラヒトがいた
#ああ、そういや途中で表記名変えたんだったな(スッキリ✧₊⁎)
#ったく、気が多い奴だぜ。俺のヨルクチャンはアンタだけだってのによ…♡
>ウサヒト含め愛している。
💆アラヒトクンのヒトリゴト
元は高飛車ちゃんのような子がタイプだった。だが、ヨルクチャンとの出逢いからこっち、すっかりクーデレの素晴らしさにやられちまった今の俺のイチオシは無口ちゃんである。よくできた人形のような貌の中で唯一、感情豊かなオリーブ色。10cm下から一心に俺を見上げるあの姿の愛らしさたるや…──おっと、勘違いしないでくれよ?俺は全時空に存在するすべてのヨルク・ビス・アエタスをこよなく愛している。とりわけお気に入りだってだけの話さ。
《おまけ/モブ》
山田アラ子(16)
男前系黒髪スレンダー女子。パ○コしか食わない。
ヨル美・チャン(16)
丸顔系金髪女子。パンダの国から来た留学生。
(一緒にBL映画を観たり5時間話し込んだりする間柄。)
#なお正体はプ_リキュ_ア
>キュア○ピコ×キュアス○カバー🍦『ふたりはシェアパキ♡』
>>会話log
遊園地好きか?
勃○
俺はいまグミ食ってる
[
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181 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/09/03(金) 13:49
>表紙雑談log
ところで近ごろ俺は悩みを抱えている…
ヨルクチャンが悪役令嬢ごっこしてくれない🥺
一体なんでだ…あんなに悪役令嬢顔なのに……
#理由か?
#俺は令嬢ではないからだ。
#…………。……💡、閃いたぞアラヒト。
お前:俺を悪役令嬢にしたい
俺:お前にパンケーキを焼かせたい
#この互いの要望の間をとって、今日は
悪役子息俺の前でいやらしくパンケーキ焼きを披露する使用人お前
#という設定でいかないか。
いいアイデアだヨルクチャン!じゃあ早速はじめっか!…ってところでまだ始まってもないのになんの前触れもなく突然すぎる無情な幕引きをかましてきた俺の向日葵ちゃんは悪役令嬢なんてもんじゃなかった。極悪令嬢だ。
(悪役令嬢編・完)
>まとめサンキュ…♡
#移しただけだが消すのが惜しくてな…♡
>>雑談logその2
無数の次元が隣りあい存在するさまは、まるで葡萄の房のようである──。とある世界線では、砂漠の国の第二王子俺が付き人のエルフとともにカフェを営んでいた。連日溢れかえる女性客、そして屈強なオネエ。そんな中、俺たちの平和な日常を壊さんとするモノがすぐそこまで迫っていた…。
黄昏時に訪れた、フード目深な一人の客。使い込まれた剣を携え異様なオーラを放つ男は……ただの厨二な客だった。
内心、舌打ちするエルフ。ならばどいつだ、我が王を脅かす輩は──
と、店の扉に下げた来客を知らせるベルが鳴る。扉が完全に開かれ顕となった客の男の姿を認めた瞬間、王子と従者の全身は粟立った。
💆CAPTAIN JS…♡🧝♂
そのあとめちゃくちゃサインもらった
(完)
>9.8log
腹の底に溜まる淀んだモノ
我がもの顔で居座り続けやがるそれ
あまり笑わせてくれるなよ
#とりあえず文字色配慮しろ
配慮してこの色だ
#……いいことを教えてやるぜヨルクチャン。アンタが選んだその色、サドルブラウンはなあ…──馬具の色を示すものだ。🧝🏻♂️🐎の度に思い出して悶えろ
俺は漏らしてない
アラヒト氏、股間がビショビショになる(15:50)
アラヒト氏、お出しになる(19:00)
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180 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/08/29(日) 09:48
帯なるものが便利すぎるあまり、ここ最近トリだのカニだのくだらん話しかしていないわけだが…
それはさておき、俺たちはスタンスが似ているよなあ。
んー?…ずいぶん今更だな。
好きな時に好きなことをやりゃいい。お互い楽にやれるのが一番いいわけだが、"楽"なやり方が似てるって話だろ。
俺はさ。アンタにとって心地いい相手でありたいと思う。キツいとこがあったら言ってくれよ?俺のために。
……まあ、そんなところだな。
お前も言うんだぞ。笑っていてほしいと願いはしても、いつも笑顔でいろとは思わん。
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