★20200312
※卒業後あのひとが向こうへ旅立つ直前のおはなし。
あとどのくらい、お師さんと一緒におれるんやろ。
一日、二日…三日。指折り数えて、もう片手分もないって気付く。一緒に眠れるのも、それだけ。撫でてもらえるのはあと何回やろ、…キスは、抱っこは。
寂しくて寂しくて、…でもお師さんの邪魔には勿論なりたくないし、寧ろステージ上でいろとりどりの宝石みたいにきらきら輝く…宗さんがみたい。宗さんの芸術は、唯一無二や。一級品や。あのおひとにしか創り出せんものや。それに、おれやって指くわえてすごいなぁって憧れ続けるだけやないっ。走って、走って、がむしゃらに走って、お師さんに追いつくんや！おれもいろんなもんが見たい、『お師さんがおるから』やなくて、『世界のすべてをおれのセカイに落とし込む』ために…おれも宗さんの向かう先へ行きたいって思っとる。…そ、そのためには…校内アルバイトももっといっぱい頑張らんとあかんけど～…！
……ほんでも、…目標があったとしても、やっぱり離れ離れになるのは寂しくって。おれは宗さんの体温を知ってしまったから。もう時間はあんまり残されてへんけど、…ほんの少しの間だけ、今まででいちばん甘えたでいさせて。

#『仕方のない子だね。……もう何度出来るか分からないから。いいよ、めいっぱい甘やかしてあげよう。』
そうおれを抱き締めてくれた宗さんは、今までで一番あったかかった……気、する。おれの体温が低かっただけやろか～…？


※時間軸もお話も変わって、お菓子作りの話！
お料理の練習！って、マフィン作ったんよ。お料理の練習やのにマフィンってなんで？って言われてまうかもしれへんけど……バレンタインにお師さんへ贈ったマフィン……んああ…し、失敗してしもたから…！今度こそはおいしいマフィンを作りたくってなぁ～…。
この前のマフィンはな、カップへ入れる量が多すぎて、めっちゃ溢れ出てくるわ中は生焼けやわで散々やったんやけど、…今回はめっちゃ美味しそうにこんがり(焦がしてへんよ！)焼けて～…☆お師さんもな、美味しいよって言ってくれたん！やった！
お師さんが「ご飯は美味しい」ってこと教えてくれたから。おれも、お師さんに美味しいって思ってもらえるもんをな、ぎょーさん作れるようになりたいんよ。


>1990 おっきいお兄さん
メッセージと本棚追加ありがとうございます～♪んあ…えへへ、別の世界のおひとと話すのんは、やっぱりちょっと緊張してまう～。
おれも、前からお兄さんと任侠のお兄さんの日記はこっそり読ませていただいとりまして～…せやから、朔間先輩が突然にゅ～って出てきてめっちゃびっくりしたし、それに…ほんまに『新参者』なん…！？って信じられんほどの文字の軽やかさに重ねてびっくりしたんよぉ。
ほんで……んああ…あの、えと～…めっちゃオトナな…え、えっちなあれこれにドキドキしつつ…あと、日記読むだけでお兄さんたちのやり取りがくっきり頭に思い浮かんでまうのにほんわかしつつ～☆任侠のお兄さんの日記もな、シンプルな言葉ひとつひとつの中におっきいお兄さんへの愛がぎゅ～って詰まってて、読んでるこっちも優しい気持ちになるんです♪
んあ～、お兄さんらはお菓子っちゅうよりは…ハンバーガー屋さんのシェイク…みたいな…？どーんとがっつりしてて、どろっと甘くて、パワフルな…そんなイメージやなぁ～。
せや、映画は『ド／ン／ト・ブ／リ／ー／ズ』がおすすめです～…て、ジャンルちょっと違うやろかぁ…？
長々すんません～…！お返事等々はお気になさらずに…☆

>ひとりごと
お手紙届いたようで一安心っ。改めて、二ヶ月おめでとさんです～☆

★20200309
おれのお師さんがかっこよすぎる話。
お師さんは気高くって美しくって高貴で凛としていてそれから、んあ、え～と…え～と、まるで一輪の白百合みたいな。そんなお人なんよ。ほんでなぁ、いっつもいっつもおれより二枚も三枚も上手で…ほんまにかっこえぇねん。抱っこしてやぁってせがむとな、甘く艶っぽい声で
#「まったく君はいつまで経っても甘えただねぇ。」
#「可愛がってあげよう、おいで。」
#「可愛いね、僕の影片。」
なんて言うんよ。そうすると、おれ、あの、もう、もう……っ！どうにでもして…！ってなってまうんよぉ。
あっ、ちゃうねん、一応～…あの、おれの方がな、その……お、お師さんを、可愛がる方～…やねんけどぉ。でもっ、最近お師さんはかっこよさと…色っぽさが…増した…気がするんよ……！やからって、おれがそっちに回ることはあらへんのやけどっ。(ってお師さんにも言ったら、めっちゃ楽しそうに笑って「ほんとうに？僕は別にいいけれど。」って言ってたけど…ほ、ほんまやで！おれがお師さんのことを可愛がるんやぁ～…！)
あぁ……やっぱりお師さんには敵わへんっ。翻弄されっぱなしやぁ………。

この前の日記。お師さんがなんか書いてくれてた。…うん、うん！…そうやんなぁ、…やっぱりぎゅうって出来へんのは、寂しいもんなぁ…♪
おれとお師さんは二人で生きていくん。輝かしい未来へ、二人で歩いていくんよ。お師さんの隣に立つのは、立てるのは、おれだけ。
………にしても、なんであの日あんなに寂しかったんやろかぁ？

★20200307
書くことなんて決まってへんし、あ、書きたいことはぎょーさんあるんやけどなぁ。なんて呟き程度のことを書きにきたのはどうして？って、お師さんが寝てしもて寂しいから。今日はおれの方が夜更かしさん。お師さんの読みかけとった本がベッドから落ちそうになって、慌ててキャッチ〜…☆規則的な寝息を立てて、長いまつ毛をたまにふるわせて、すやすや眠るお師さんの鼓動がいとおしい。寄り添ってるとなぁ、静寂の中に、お師さんの心臓の音がとくんとくんって響くんよ。あぁ、おれのいとおしいひと。どうかえぇ夢を見ててほしい。

どうしておれはお師さんとひとつになれへんのやろ。んあ〜、ひとつになってしもたらおはなし出来へんから、寂しいけど。抱っこもしてもらえへんし、撫でてももらえへん。でもなぁ、ひとつやったら、こんな寂しい夜なんて知らずに済んだやんか。お師さん、宗さん、宗さん、寂しいなぁ。寂しいよう、宗さん。


#(03:10)
#まったく、君はすぐに馬鹿げたことを言い出すのだから……。
#影片。僕は自分で自分を抱きしめるなんて滑稽なこと、到底したくはないのだよ。
#それに、美しい旋律を紡ぎ出す喉が震えて僕の名を呼ぶ声の甘さを知ってしまったから。
#僕らはふたりで生きていくしかない。わかるね？

★20200302
ちゅ、って触れるだけのちゅーは毎日毎日いっぱいしてるんやけど…やらしいちゅーをするときは、未だに緊張してまう…！するの、めっちゃ好きなんやけど。
…あんなぁ、お師さん、えぇ匂いするんよ。んあ～…え～っと、シャンプーとかボディソープはおれとおなじのん使ってるんやけど……それの他に、たぶん…薔薇の香水の匂い。優しくてほんの少し艶っぽいその匂いにくらくらして、抱き着いて、押し倒して、それから………って！してまいそうになるん～…！せやからなぁ、お師さんに酷いことせんようにって身構えて、緊張して…そんで、いっつも笑われる。

この前お師さんに
#「最近、キスしていないよね。」
って言われたん。えっ、えっ、毎日しとるやん！？おはようとおやすみとそれからいってらっしゃいとおかえりなさいと～！ってあわあわしてたら、「そういうのじゃなくて。」って。
んあ…つまり、やらしいちゅーをしてないってことやったみたい～…。お師さんも、したいって思ってくれてたん？って思わず食い気味で聞いたら、ノン！って怒られてしもたけど～…。
おれはいつだってお師さんに触れたくて、手繋いで、抱き合って、キスして…その先も。
…あの薔薇の匂いに誘い込まれるように、唇を重ねた。久しぶりのお師さんのやわこいくちびる。甘くてふわふわしてて、マシュマロみたい。夢中になってその唇を舐って、舌先をちゅるって絡めてやわく噛み付いたり。飲み込みきれなくなった唾液が伝うのも気にせず、そのままずうっと気の済むまで愛おしい人の唇を犯した。ちょっと苦しそうに顔を歪めるお師さんがかわいくって、おれしか見れへん顔なんやって思うと興奮して、…もっとって求めそうになったんやけど、ぎりぎりそこで耐えて…めっちゃ寂しかったけど唇を離して、ぎゅ～ってして一緒にねんねしたんよ。我慢したおれえらい！(…って言うと～…お師さんに怒られそうや～…。)


あ！せや～…おれも眠くならん方法知りたいわぁ～…。いっつもお師さんより先に寝てまうん…。
え～っと、眠くならん方法はー…わからへんのやけど、手足の指先があったまると眠くなりやすい～って聞いたことあるで！だからって冷やしたら身体に悪いけど～…あったまりすぎんようにするとか…？やろかぁ…。