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|||1-|||書
110 :アルティ(異世界迷宮の最深部を目指そう)
2020/06/17(水) 21:43


—— ——

ふふふ、お洒落な贈り物じゃないか。
私が触るとそれだけで灰になってしまいそうな可愛らしい花だ。細心の注意を払って押し花にしておこうかな。……なんだい、ティーダ。私にだって押し花を作るくらいのセンスはあるよ?
さて、それじゃあこの花に免じて毒キノコ心中はやめてあげよう。死ぬ程の毒キノコは混ざっていない筈だとは聞いているけどね。……そうだ、空腹で倒れそうなときにでも食べてみたらいいよ。自称友達のいない君にもこんなキノコを寄越してくる友人が押し掛けてきたことを噛み締めつつ、是非愉快な副作用を堪能してくれ。
心配しなくとも、夜に身体が痒くて眠れないとかちょっと声が高くなるとか幼児化するとか妙に辛いものが食べたくなるとか、そういう他愛無い副作用ばかりだよ。たぶん。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆



追い払っても追い払っても、この恋心がしつこく私を焦がすんだ。
あなたが点けたこの火は消えない。私には消せない。幾らあなたの在り方が私にとって耐え難くたって、そんなものじゃ駄目なんだ。私の煉獄は、そんな程度の冷気では冷めない。
恋のはじまりも、その過程も、記憶は殆ど燃えてしまったけど。この執着だけが、悲恋を叶えたいという熱望だけが、私の心で燃え続けている。だから、ねえ、……好きです、カナミ様。ずっとあなたの傍にいたい。
——想いが燃えて、燃えて、世界は紅く蒼く、白く白く白く。なにも見えない。あなたの面影だけを追っている。世界あなたはすべてを忘れ去り、残ったのは枯れ果てた荒野と消えない炎わたしだけ。



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109 :フランドール・スカーレット(東方Project)
2020/06/08(月) 21:01



私の中にあった焦燥はあっさりと息絶えてしまって。それなのに私という個体は続いていかなければならないという事実に絶望してみたりして。
そうして、手に入らないものに焦がれ続けるあの感覚だけを恋と呼ぶのではないのかもしれないと思った。

これはきっと一時の気の迷いで、一過性の錯覚。
死に絶えたと思ったあの痛みは、いつかふっと蘇るのかもしれない。そうでなくても、酷く穏やかなこの想いはこのまま枯れて砂となるのかもしれない。
どちらでも構わないわ。どうせもう壊れたものだから。それを想うのだって、いつか壊れてしまうまででいい。

五百年近くを浪費してもまだ退屈する程永い人生だもの。たった数年、実を結ばない恋に費やしたっていいでしょう?



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108 :みーくん(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん)
2020/06/08(月) 20:42



僕の好きな人は尽く戯言シリーズが好きなので僕は実質戯言シリーズが好き。読んだことはない。
ちなみに長瀬が戯言シリーズを好きだって話は聞いたことないし、僕がいーちゃんにラブしてるとかそういう誤解を受けても困るのでこの話題はまるごと嘘ということで。
あ、いーちゃんのことは殴りたいくらいライクしてるよ。他人だけど。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆


またやってみたいのは山々なんだけど、ゲーム機をどこにやったかな。金子に貸した後どうしたっけ。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆


そろそろ渾名がキノコになりそうな気配すらある。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆


煩悩の数だった。
長瀬とバカップルがやりたいなあ。



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107 :霧雨魔理沙(東方Project)
2020/06/05(金) 19:14



あーあ。
解けちまったじゃないか、魔法。



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106 :古明地こいし(東方Project)
2020/06/02(火) 20:02



死んだ恋の輪郭をそうっと指でなぞるような、そんな終わった話をするのが好き。
手の届かない過去なら、いまの私にだって愛せるような気がするから。まるでお姉ちゃんを真っ当に愛してあげられていたことがあるかのような、そんな幸せな錯覚をしていられるから。

お姉ちゃんはどんな気分で私の話を聞いているんだろう?
——思い出せるのは、どこまでも穏やかなこころの内。
私に視える限りのお姉ちゃんの意識は、まるで凪いだ湖みたいで。綺麗な鏡みたいで。……不意に、私の手で穢してしまいたくなった。
私はお姉ちゃんにとって心臓を刺すナイフ足り得るんだって思いたくなって。
それで。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆


枯れた花束、カナリアの死体、空の香水瓶。
お姉ちゃんへ渡すラブレターは、きっとそんなものに似ている。
どうしようもなく終わってしまった想い。それ自体に終わりはなくとも、その先が断たれた行き止まりの情動。いつかの未来、私たちで途絶えることになるサトリ妖怪の血筋と心中するように。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆


——大好きだよ、お姉ちゃん。
そんな虚ろな譫言に同じ音をした言葉が返ってきても、いまはもう親愛と恋慕クオリアの違いに絶望しなくて済むの。
それが酷く心地良くて、少しだけ苦しい。



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