人間の心なんてどうとでもなる。今の俺にかかっちゃますますな。
なあ、カナミの兄さん。疑ったことはないか？その想いが、誰かに造られたものなんじゃないかって。妹さんへの愛も、主への恋も、誰かに操られ植え付けられたものなんじゃないかって。
主に惹かれたのはなんでだ？まるで物語のように劇的な出来事が多かったのは？障害を乗り越えてお約束のように絆を深めていったのは？
その過程をもし兄さんに似た誰かが見ていたとして、なんて言うだろうな？——たぶん「胡散臭い」って言うだろうと俺は思うぜ。はははっ。

お前には私がいないと駄目だなんて一度も思ったことはない。
でもきっと、そう思ってみたかったんだろうな、私は。

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霊夢と違って完走する気もないし、そろそろこっちに移るとするか。
折角だから495まで加速して最後をフランドールにくれてやろう。

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そういや触発されて帯とやらを触ってみたんだが、アイコンってどうしたらいいんだ霊夢。ああいや、使うか使わないかすら決まってないんだが、というかたぶん使わない。最近出不精すぎて人と喋る機会がない。
そんなわけで、気が付いた上で気が向いたら教えてくれりゃ幸いだぜ、っと。

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ネタバレ注意ってやつを設けてみた。押すと開くぜ。……今更？まあな。
基準は文庫化したところより先かどうかだ。鍵開けるにしろ開けないにしろ、ここ見るやつはそもそも作品ごと知らないやつが大部分のような気もするが。一応な、一応。

ひとりで盛り上がっちゃう癖、いい加減直さないと。

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何百年もひとりでいたからかな。気に入った誰かのことはなんだって知りたがって、そうして自分の中にそのひとの虚像を作り上げてしまう。数少ない知り得たことをその人形に片端から貼りつけて、あとは何日だって何年だってそいつとお喋りしていられるの。
——気がふれているって？そうかもね。