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スレ一覧
┗1685.泥濘に咲く(1-5/15)

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5 :フ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/ト
2021/11/06(土) 03:08

残響。リバーブレーション。

君と一緒にいると、痛みばかりが鮮明になる。合金が勝手に溶け出して、本来の僕──三半を砕こうとしてしまうから。

好きだった、愛されたかった。好かれたかった。全部、過去形。終わった話。そして、始まる予定はもうないね。嬉しい?悲しい?安心した?それとも、どうでもいいかな。救いがある選択肢は最後、どうでもいいだと思ってるんだ。
愛したかったは、だって、君、好きじゃないだろ。傷付いていることを、弱っていることを、こころの柔らかな部分を認めて、他人に愛でられたくなんてないだろ?君は気付いてたかもしれないけど、見て見ぬ振りをしてたんだ。そう望まれたから。それだけ。
あ、でも口では真逆を言いつつも〜なんて望みは叶えられないから。僕。ごめんね。口に出した以上、そこにはそれに足る何かがあったと思うから。だから、よく分かんないや。
僕の視点から話すと、君は僕を好きじゃないから、別れを決定打にしたんだよね?好きじゃないから、傷付けるんだよね?じゃあ、もう、仕方がないかな。分かんないよ。分かんない。僕のことを好きでもない相手と、形だけの恋人関係を続けることに意味も意義も見出せない。それ、何か意味あった?

未練かな。残り滓みたいな執着かも。慈しみたいとは思えてないから、終わった話。ただ、時間差で未だに接着面が疼くだけ。痛いね。好かれたかったね、愛されたかったね、愛したかったね。全部、過去形。今更もう、どうにもならないよ。終わったことは。始める気もない。言われなくとも、君にもなさそうだけど。

君にお似合いなのは一層鈍過ぎる程に鈍いか、聖母みたいな子なんじゃなーいーかーなー。急に巫山戯るなって?ごめんごめん。可愛い僕の冗談だってば、許して♡

ゆるふわな僕がやったら許されることも、ああ、罪深い哉。この麗しくも理知的な僕だと許されざる行いになっちゃう。──やっば、この辺にしておかないとガチでブス(カ/ン/ゴ/ー/ム)に割られそう。

君は直ぐに人を支配しようとする。好きだったから、甘んじてただけだよ。人を支配するときに必要なものを、知らない程に無垢でも無知でもないから。──……ラ/ピ/スの頭は猛毒だ。

変質してしまった僕はもう、あの頃のフ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/トには戻れない。

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4 :ダ/イ/ヤ/モ/ン/ド
2021/11/06(土) 00:57

ボ/ル/ツ。
遠くにいる方が、やっぱり良いみたい。月と地球。視界に入らない、声が聞こえない。何も知らない。ボクの世界からあの子が消えて、ほっとしたんだ。酷いかしら。酷いわね。だって、安心してしまった。

ごめんなさいね。
試されることが、とっても苦手なんだわ。きっと、そう。余計なことを、してしまった。でも、これで分かったから。弟を犠牲にしてしまったけれども、あの子は強い子だもの。きっと、大丈夫。──なんて今、とっても酷いことを言った自覚があるの。

ああ、駄目ね。ちょっとした悪戯心だったのに。ごめんなさい。
だってそう、知りたくて。ボクが本当に判るのか。結果は──どうでしょうね。知らなくていいことだわ。

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3 :フ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/ト(宝/石/の/国)
2021/11/04(木) 00:48

久し振りに、君を見かけた気がする。
便りがないのは元気な証拠だろう?それにもう、僕が考えることでもないから。違えた道が交わることはなく、有り得たとしても袖振り合わせるくらいで、でもそれは君が望んでいない。起こり得ないんじゃないかな。

ああ、そうだ。月に来てから、「たべる」「のむ」を知ったんだ。だから、美味しい飲み物でも準備しよっと。

──と、少し間が空いてしまったね。月/人が考えてくれた、甘くて美味しい飲み物なんだ。蜂蜜酒を模倣した飲み物らしい。どこまで話したっけ。えーと、ああ。君を見かけたってところ?うん?出だしじゃないかって?ははッ、ごめんごめん。可愛い僕のちょっとしたお茶目だってば。

幾度、砕かれたかな。未だに接着面が疼くし、響くし、合金は勝手に溶け出すし。どうしようもない夜は来る。君だけが悪いわけじゃない。だって、君の隣にいたかったのは僕だから。離れたら良かったんだよ、痛いのが嫌ならね。君の警告を無視して、君を選んだのは僕だ。

たださ、困ったことに痛みは僕のインクルージョンに記憶されているんだ。ふとしたときに浮かび上がって、どうしようもなくなる。愛されたかった。君に好かれたかった。そうやって、泣き喚く。愚かだ。

“会いたくない”のシグナルが僕宛だと思うのは、自意識過剰だと思うかい?大丈夫、会いに行かないよ。多分ね。ちょっとした好奇心で顔を出すことはあるかもしれないけど。だって、僕を僕だと認識できるんだろう?気になるじゃないか。

ああうん、でも会いたくない君に種明かしをする気はないから。悪戯が悪戯として機能するのは僕の胸の内だけ。今日はこの辺にしておこう。

欲しかったものはもう、手に入らないんだ。ねえ、ア/ン/タ/ー/ク。君はどこにもいない。僕が手を伸ばした、君はどこにも。

君は今、どんな気持ちかな。僕は、少し楽しいよ。どうせなら、楽しまなくっちゃ。だって、そうでもしないと余りにも虚しい。

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2 :フ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/ト(宝/石/の/国)
2021/11/04(木) 00:09

やあ、皆大好きフ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/トだよ。
筆を執るのはいつ振りかな?100年振りかな?それとも、200年振りかな?なんて、冗談さ。

僕が垂れ流す言葉に、意味はない。意義もない。泡沫のように浮かび上がっては弾け続けるそれを、供養するための場所なんだ。にんげんには死、というものがあるらしい。
僕たち宝石には良く分からないんだけど、それに則るなら、ここは泡沫の墓場なのかもしれない。

──ようこそ、言の葉の終焉へ。歓迎するよ。

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1 :フ/ォ/ス/フ/ォ/フ/ィ/ラ/イ/ト(宝/石/の/国)
2021/11/03(水) 23:56

R18

──…正気に戻れば崩れる。

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