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スレ一覧
┗1945.月に叢雲(31-35/46)

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35 :煙/緋(g/n/s/n)
2022/06/28(火) 12:30




未明


きーいてないとも、聞いてないとも!
朝方寝ぼけたお前が私の名前をしきりに呼んで、起きてないかを確認しながら好き好きと熱烈に愛を伝えてくれていただなんてすこっしも聞いてない!
だから、なあ、旅人。
もう一回、起きている私にちゃんと伝えてはくれないだろうか。





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34 :夏/油/傑(呪/術/廻/戦)
2022/06/27(月) 12:28




休日の過ごし方


穏やかな日々だ。
共に起き、食い、そしてまた眠る。
戯れのように互いの身体を貪って、飽きもせず人間の野生を繰り返している。
時折譲れない主張で言い合うことはあっても、互いの手の届く距離からは離れようとも思わない。この距離が心地良くて堪らない。
常に君の体温を感じながら過ごして、疲れたときには寄りかかれる距離。
このクソ暑ィ時期に何言ってんだよ、なんて。
そう言って君は笑うだろうか。

明日は、君と一日過ごせる貴重な休みだ。
何をするでもない、何かをしなくたって構わない。特別なことなんて何一つなくたって、きっと君といるだけでただひたすらに楽しくて、そしてあっという間に終わってしまう一日になるだろう。
私たちに必要なのはきっと、そんな毎日だ。

そんな、青春を過ごしてる。





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33 :ガ/イ/ア/・/ア/ル/ベ/リ/ヒ(g/n/s/n)
2022/06/12(日) 01:14





儘ならないことばかりだ、人生。

他人は素より、自分の身体や思考、それすら儘ならないとは全くもって驚きだぜ。かくも思い通りにいかないもんかと我事ながら呆れるしかない。
同じ過ちを繰り返す馬鹿には、少しばかりの無理が似合う。箍を外せないのなら、望み通り午後の死をたらふく詰め込んでやろうじゃないか。
やれやれ、…つまらなくなってきやがった。




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32 :み/ー/く/ん(嘘/つ/き/み/ー/く/ん/と/壊/れ/た/ま/ー/ち/ゃ/ん)
2022/06/10(金) 16:07






先行する感情ほど厄介なものはない。
普段はそれをどうどうWhoa!と宥めている理性が日頃の激務にお疲れの隙をついて激流の如く流れ込んでくる。堰き止める弁が眠気に鈍っている間にあれよあれよとお喋りな口がよく回って自覚のなかったことまで吐露し始める。おお僕よ、そんな風に思っていたのか。
可笑しいな、僕は毎日まーちゃんビッグラブを貫いている筈なのに、一体何処で余計なことを考えたのやら。まーちゃんに知られればきっと「そんな思考に割く余裕があるならもっとしっかり目の前のまーちゃんを愛でなさい、めっ!」されるに違いない。なお、この場合のめっは目潰しを意味する。グッバイ僕の右オア左目、もしくは両目。達者でな。
心当たりは死ぬほどある。主に僕と彼女のあれこれそれどれエトセトラが影響していることも自覚している。その上で、僕は選んだ。まーちゃんの隣に居ること、その意味を。

さてと、ぷりちーまーちゃんが不安にむくれて右の脇腹に噛み付いて来る前に情緒の整理整頓を終わらせるとしますか。

ぜーんぶまるっと、嘘だけど。





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31 :五/条/悟(呪/術/廻/戦)
2022/06/07(火) 19:51








サプラ~イズ!!


になるかはわかんねぇけど。
2ヶ月目、すげぇあっという間だった。
5月は色々あった月で、沢山アイツの気持ちを貰って言葉を貰って、色々な考えや互いに思ってることを共有した。
一緒に金曜ロードショーを観た、本人に惚気てみた、格好つけたくて見栄を張って意地を張ってアイツに「私じゃ駄目かも知れない」なんて悲しいことを言わせた。
それから、沢山話し合いをした。どっちが良い悪いじゃなくて、これからも一緒にアイツと居るための話し合い。
誤解していることもあったしお互いに思い込んでることもあって、話し合ったからそれが誤解だとか相手はそんな風に思ってないってのが分かった。
結果として、今も隣には傑が居て、俺がこれをちまちま書いてんのも知らずに、口説き方マニュアルでもあるのかとか、俺が毎日可愛いとか自前がどうとか意味の分かんないことを話してる。いやコイツ本当に何言ってんだ?
でも、こういうとこも好きだって思うから、俺はもう末期なんだろうな。

喧嘩じゃねぇから仲直りって訳じゃないけど、すれ違う度に話し合いはちゃんとしてる。それで、話し合いが終わったらグズグズ引き摺って気まずくなるんじゃなくて、いつもみたいに笑って俺を可愛がってくるアイツが好きだ。たとえ色々考えることがあったとしても、いつも通りに接しようとしてくれる、そういうとこがアイツの優しさだと思う。
散々真面目な話をして離れるかどうかの瀬戸際ってとこまでいっても、話し合いが終わって眠気のないアイツを寝かしつける時に交互にジンギスカンだのラムチョップだのを数えて、そうしてる間にシシケバブが羊か分かんないまま傑が寝たのはちょっと楽しかったし、不安も落ち着いた。すごくね?

何度も不安な夜を過ごしてきた。五条家嫡男の俺が不安になるなんて、上の連中が知ったら腹抱えて笑うだろうから、傑にしか言わねぇけど。
不安つっても呪霊どうこうじゃなくて、アイツとこの先もずっと居られるかどうかって一点だけだけどな。不安になるのも理由が分かんないこともあれば、理由が分かることもある。
それは過去の影だったり、いつか刺された傷痕だったりして、時には刺さったまま残ってた棘だったり、恋人との思考の齟齬だったりもした。そういうのって、薄れることはあっても無くなるには時間のかかるものだと思う。
でも、アイツはちゃんと向き合って投げ出さずに話を聞いてくれるし、今までそうしてきたみたいにこれからもそうしてくれるって信じられる。
だから、アイツとならこの先も大丈夫。
これって、すげぇことだろ。

この得難い信頼と愛情と安心が、俺がオマエに与えて貰ったもの。他にもまだまだあるけど、それはまた今度書くわ。



愛してるぜ、傑。





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