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スレ一覧
┗2041.真夜中のシュテルン(7-11/30)
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11 :
ディルック
2022/06/30(木) 01:37
僕より少しだけ低いその体温を抱き締めていると心臓が激しく鼓動する。
君のことが可愛くて、大好きで、愛おしくて堪らない。それなのに、感情を文字にすると何故こうもチープな響きになってしまうのだろうか。こうして無機質な文字を並べ立てた所で、君に一体どれだけの想いが伝わるのか甚だ疑問だ。
君が好きだよ。
なあ、愛してるんだよ。
「好き」でも「愛してる」でも全然足りやしない。
> ──…ねえ、ガイア。
> これ程までに泣きそうな感情を、君は知っているか?
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さて、商談相手を待っているこの時間にキスの話でもしようか。
とある劇作家の作品内の台詞だったか。元々は手、額、頬、唇、瞼、掌、腕、首への口付けに意味を与えていて、その他の部位は狂気の沙汰だと綴っていたな。今はこれを元ネタとして、諸説あれど22もの口付けの箇所に意味を持たせているらしい。
僕が持ち合わせている知識はここまでで、具体的にどの部位へのキスがどのような意味を持つのかまでは知らなかった。いや、知らなかったと言うのは正しくないな。目にしたことはあるが、興味が無いので全く覚えていなかったと言うのが正しい。なぜなら、僕が婚姻関係を結んでいる彼女は恐ろしい程にリアリストで、そういったロマンチックなことは何一つ必要としていないからね。
(因みに彼女と言うのは君もご存知の通り「仕事」のことだ。)
故に無意識だった。
僕はいつだって、それこそ遠い昔の嵐の夜からずっと、君のことを大切に想っているよ。だから僕は君のことを全力で守ろうと思う。君を不安にさせている君自身からだって、僕が全力で守ってやる。闇夜の英雄が名指しで言ってるんだ、もはや安心安全しかないだろう?
それはそれとして、今キスをするなら喉の気分かな。
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10 :
ガイア
2022/06/25(土) 06:53
ちょっとした悪戯のつもりが大いなるサプライズになったようで、あまりの可愛らしさに俺まで悶絶したのは言うまでもないか。
私信を一つ。
新しい自分…そうだな、一番顕著なのは寄りかかろうとしているところか。俺の立場、決別の仕方、その他諸々を鑑みてみろ。面の皮もそんなに厚いつもりは無いし、自分のことは自分で始末を付けた方が何かと気楽だ。……だっていうのに旦那ときたら家族だからと、受け入れ甘やかし大事にしようとしてくる。今までだったら俺も自分なりの距離を保っていたはずなんだ。はずなんだが、お前相手だとどうにも調子が狂う。頼りたいと思ってしまう事に我ながら驚いてならん。
実際に行動に移すようになるまではまだ先になるとは思うが、俺にしてはかなり甘えているんだってのを伝えたくて綴りに来た。
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私信だけでもアレだな、普通に何か書こう。
夜に強い旦那は夜中に俺の寝顔を見ることが多い。逆に朝に強い俺は朝…早朝の時もあるが、外もしんと静まり返る中で旦那の寝息だけって事が多々あってな。起きている旦那が一番好きなのは前提だが…あどけない寝顔を浮かべる姿も昔を思い出すようで結構気に入ってるんだ。
一通り堪能したら、その温かい腕から抜け出して支度を始める。本当はずっと出たくないがそうも言ってられない現実が憎くて仕方ない。
ふと、書きながら思い出した事があるから最後にそれを書くとしよう。
旦那様は口付けが好きでよく自分からもしてくる。俺も好きだから回数で言えば五分五分ではあるんだが、それは今は関係無いな。
話を戻して。唇や頬、額、髪先、手の甲、色々あるが一番印象的だったのが鼻へのキスだ。キスってする場所によって意味があるとか言うだろう?旦那様にそういった意図があるかは知らんがリサのところに寄ったついでと調べてみた事があってな。悶えた。自爆した。さすがに人前だったから表情は耐えてたと思うがあの意味は…愛おしさも増すだろう、意図的だろうと無意識だろうと関係無く。下手な誘惑よりも俺には効果覿面だったな。
締めの言葉の代わりにひとつ。俺がいかに我儘で強欲か、まだお前に伝える決心がついていない。
もし伝える日が来ても、来なくとも。ありのままいつも通りのお前でいてくれ。俺の大好きな旦那様。
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9 :
ディルック
2022/06/25(土) 02:56
身体の奥にじっとりとした熱が篭っているのは、きっと暑さの所為だけでは無いのだろう。
我儘で欲張りなのはお互い様だな。僕だっていつも君が欲しくて堪らない。体格がそれほど違う訳でもないのに、寧ろ純粋な力比べなら恐らく僕に軍配が上がるだろうが…抱き締められる時の君の腕の力強さに陶然とする僕がいる。
背中に腕を回す時にふわりと鼻腔をくすぐる君の匂いが好きだ。
少しだけ僕より低い体温に寄り添って、だんだんと僕と君の体温が混ざりあっていくあの瞬間が好きだ。
熱を帯びた低音で僕の名前を呼ぶその声が好きだ。
奪われたいと望んでしまうことの不自然さを頭では理解しているのに、心と身体は言うことを聞かずに君のことを渇望している。
身も心も捧げたのは君が初めてだから持て余した熱の処理の仕方が分からないんだ。強欲な僕を鎮める方法を知っているならどうか教えてくれ。
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8 :
ディルック
2022/06/23(木) 10:18
だから君の言葉は半分しか信用できないんだ。おおかた初めからミスリードを狙ってたんだろう?朝から僕のことを悶絶させるな。君じゃないがポーカーフェイスが保てなくなる。
君のそういう所に振り回されてるんだ。全く……今日も好きだこのポンコツ!
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書こうとしていたのは窓の話だ。窓と言っても屋敷の壁にはめ込んであるあの窓の話じゃない。人間の特性や自己理解において四つに分けられているあの窓だ。
君と出逢ってから、僕はいくつもの盲点の窓に気付かされているんだ。モンドや父さんの期待の他に僕が執着するもの、昔のように呼ばれるとどうしようも無く胸がつっかえて心の中が様々な感情でいっぱいになること、他者に心身を預けることの安心感と心地良さ、そういったものが自分の中に元々あったものなのか或いは新しく芽生えたものなのかは分からないけれど、君は本当に色々なことを僕に教えてくれる。
君はどうだろうか。僕と過ごすようになってから新しい自分には出会えたか?
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7 :
ガイア
2022/06/21(火) 20:29
聡い奴なら、もっと早く気付くこともできたんだろうが生憎と俺は旦那相手だとポンコツもいいところだ。結局強請って直接あるということを教えてもらうまで、この本の存在にこれっぽっちも気付かなかったという……他の連中には見せられんなぁ。
という書き出しで綴り始めた本人もといディルックの旦那から許可を貰ったから筆をとってみたわけだが、何から書くか。
旦那はとにかく可愛い。擦り寄り方が猫のそれでな、態度で撫でろとしてくるのが愛おしくて仕方ないんだ。気紛れと自称しているが今のところそんなでも無いと思ってるし、堅物すぎないところも含めて隣に居て気が楽で合うなと思うポイントだから問題無い。
読むまで俺の直球な態度にここまで弱いとは気付かなかったな…。どうにも言葉や態度にされていない分に関しては何一つ働かないセンサーをしている上に、表現されても取り零す始末と来ている。つまるところポンコツだ。振り回してるつもりは無かったが…ストレートな物言いに関しては改める気もないから諦めてくれ。俺はお前が好きだからな。
書きたい事は山のようにある。だがすぐに出し切っては勿体無いだろう?
すぐには書かないみたいに言っておいたから、これに旦那が気付くのはもう少し先だと思う。反応が今から楽しみだ。
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