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┗朝靄に消える笛の奏で詩(392-401/500)

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401 :渡邊オサム
2009/06/24 19:53

なァ、何処に向かおうか。
道すがら無人の家屋に無断で脚を踏み入れつつ談笑を交わしゃあ明日は如何成るんやろうなァ。

――…何処に掌を向け様か。




織り成す音が上辺を擦り抜けるんは既に慣れたモンで、意識、心共に此処在らずな彼女の小さな背中を緩く撫でれゃ零落した心中に頷かざるを得へんかった。
>理解して、踏み込まれたくない。
>知らないで、頷いて。

なァ、其れじゃあ誰も距離縮めれやせんで。本間に欲する事は違うんやろ。

内側は暴かんさかい掌は握らせて呉れへんか。


ーーー

What more do you expect from me?
I'd rather be get a emancipation.



小憎らしい。惨めったらしい、とか。……阿呆臭。プヒ。



窓を叩く雨音が五月蝿い。
もっともっと、如何せならもっと強く、全部洗い流す位に降りしきれば良ンや。

雨粒と金属と小波と。騒がしく耳元で騒いどるわ。

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400 :仁王雅治
2009/06/24 19:47



>月夜に掌を翳す。


日常は刻々と変化為て行く物、諸行無常とは良う云った物じゃ。
擦れ違い、接触し、仲違え、又繋がり、離れ行く。繰り返し、幾人とも毎日絶えず行われるンよ。

残り百頁、微かでも俺と交わった御方々との交流ン中で体感為るで有ろう事柄を残していけりゃ、と思っとう。




――…皆様方、暫しの御付き合いを。

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399 :越前リョーガ
2009/06/24 19:44

熱気が籠もってンのか湯気立って蕩けてやがる。エ、何がって?其りゃあ勿論俺の理性と道徳観。
嗚呼マジ最高、視界に入る総てが楽しい物に見えるわ。



今宵は眠れるかしら、出来れば安穏とした夢路が良い。



今日は終幕、メデタシメデタシ。




>(06/24)

何なのかね。上手く把握出来ねンだよ、姿形が捉えられねェから双眸凝らして見るが不思議と全体像が無いンだよな。

手探りで暗闇を確かめて行って先に、何処かへと辿り着けたのなら。

ーーー

今週末、出掛ける予定を立ててたンだが何故か日程を誤解してた。
最近此の様な約束違えが多発してやがる。事前に確認をするけ防ぐ事は如何にか出来て居るが、…夏の暑さにヤられちまったのかしら、何て。
誰かサンに馬鹿じゃない、何て云われちまいそ。嗚呼恐い恐い。

ーーー


花筵の夢を見たい、願わくば花菖蒲を。

ーーー

(0625/2332)
細波の音が片側から絶えず反響するンだ。
日常との共存、遠くから聴こえる喧騒の中に波音が流れ込み浸透して居た。
雑音が聴こえねェ。


……帰ろうぜ、毎日にさ。

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398 :仁王雅治
2009/06/23 23:41

自己を追い詰める事と自身を見詰めるンは同じ姿しちょる様で全く異なる物と思うとる。俺はな。
反省と後悔の差違と似た物でないかと。まァ勝手な解釈やけ違うかも知れンがな。
振り返るンも懐古に浸り巻き戻しを願うンも普遍的に在る事柄で当然の事やが、我知らン避難が多少なり交われば後々辛苦を味わうのは当人じゃと思うンよ。
俺がそうじゃったけ。


現実と理想と目標との誤差に苦しむ事は酷く重い暗雲が立ち込めちょるかの如く。其れは鈍痛、そして切なか。




回り道を辿り辿り、草木を掻き分け、新たな道が開けたのなら…――

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397 :仁王雅治
2009/06/23 14:25

暑い。

此の日差しに苛立つンは俺だけでは無い筈。

嗚呼ー暑い。




ーーー

(0624/2343)

明日は毎週訪れる決戦日。気合い入れンとな。
俺が強いと御前は云うが、希ンでは居るが生憎とそうは成れンのよ。じゃが逃走に飽いたけ止めた。必死に足掻き土を食み立ち向かうしか術を知らンだけ。
眠りたか、睡魔は何処かのう。


ーーー


云うはタダ、有言実行拠り無言実行なり。負けはせんよ、見ちょれ。

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396 :仁王雅治
2009/06/22 22:33

倖せの積み木を一つ一つ乗せて行って、今日は又新たに作り出そうとする予定が、気付きゃ更に高く控え目ながら煌びやかに積み上がっちょった様じゃ。
俺は生涯で幾つ積み上げられるンやろう、幾重重ねられるンやろう。

一つ、一つ、明日も片手に木材を手にして居ると信じて。

継続は力也。
何れ信は想に、そして形と成る。


(何処ぞの堅物に感化されちまったンかのう、嗚呼可笑しい。偶には此ンなのも良いのかも、な。)



チグハグなジグソーパズルを散りばめて。



(0622/2322)

漸く眠れる。そして夢を辿る。

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395 :千歳千里
2009/06/20 15:37

貴方にいっちょん逢いたかばってんいっちょん逢いたく無かとよ。
何の心理とや。姿拠り、声ば所望中。

ーーー

唐突に鳴り響いた携帯ば慌てて取れば、鼓膜が拾ったんは希求した声音で。何で解ったとね、俺んこつば見張りでんしとったか。
――…有難うな。


ーーー

徹夜明けに全力疾走は控えた方が良かち沁々と実感ばした。電柱と仲良く成った額ば痛かこつ。

ーーー
尊敬の念抱く御仁の一言に如何しようも無く湧き上がった感情をどぎゃん表現すれば良かとや。思いん外緊張ばして居たごたる、口腔内ん水分は何処かへ遊びに出掛けた様っちゃ。

ン、取り敢えず寝ったい。枕サンの誘惑ばしよらす。
御休み。

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394 :切原赤也
2009/06/20 01:53

遠い日の記憶。浸ンのも良いか、てふと思った。



柔らかく笑む其の表情の中の儚い色に何時の間にか魅せられて、強く強く在ろうとする其の眼差しの内に微かでも写り込もうと躍起に成った彼の日々。
纏わり付いてじゃれ付いて、視界に入って無ェ事を知りながらも只管引っ張りまくった。
俺が居る。此処に居る。此方向け、此方だ、つって。
違う方向見てンのが悔しくて腹立って胸が痛くて、でも時折俺の頭を優しく撫でる掌が暖かくて嬉しくて。其れを俺だけに向けて欲しくて馬鹿みてェに一直線に、躍起に成って喚いて叫ンで叫ンで。

自分省みねェ背中見てっと凄ェ苦しくて痛くて、何とか微笑って欲しくて彼方に押し出したンだ。アンタが望んで欲してた物は解ってたから。



今は彼の頃と形違ェケド、想いは変わって無い。
微笑って欲しい。作らずに本心から…、安心出来る空間を求めて欲しいンだよ。


なァ。絶対とか必ず何て無いンだよ。此の世の中ってのは流れてくモンだってさ。そう誰か言ってた。
だからさ、「絶対」に独りの儘何て有り得無いっつの。逆の発想ってゆーの?流石、俺頭良いー。




雨空も曇天も雷雨も、何時か晴れるンのも結局は同じっしょ。
明日じゃ無けりゃ明後日は晴れンの。



何言いたかったンだろ、解らなく成っちまった。まァ良っか。
俺が書いた恋文紛いの手紙、此れ見てアンタが馬鹿だなって、微笑って呉れたら良い。

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393 :仁王雅治
2009/06/18 23:51

叩き付けるかの様な豪雨に鼓膜が包まれとった感覚が心地良くて止まなけりゃ良いと微かに願うとった。
紫陽花が綺麗に咲いとう。視界内に捉える度其の色彩を今一度と追い掛けて仕舞うンよ。


一つずつ片付けるかのう。ホンに眠い。最近口癖なり。


表情は笑ってるのに心は笑って無い、か。


(06200234)
誰かと言葉交えたく、然れど睡魔の訪れも遠からず、如何にも曖昧な意識模様なり。
素直に布団に潜り込ンで早二時間ばかり、放った宿題手繰り寄せつつダラダラとミミズ文字を連ねて時間稼ぎをするンは飽いちまった。

嗚呼ー……、御休み。

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392 :渡邊オサム
2009/06/12 22:17

もう朝方。書類と格闘しとったら時間忘却しとったわ。
嗚呼、白む。

6/14は日記の日なんやと。有名な日記が書き始められたんが今日の日付やから。
俺の日記について思考しよ思たが止め止め、まァ最後辺りにでも振り返れりゃ良ェか。




両目を確りと開いて意識を向けるンは案外労力が要る物や。見たく無いンか見え無いンか、感情誤魔化しとったら何時か全て無う成ってまうで。




花弁が舞い散り地を彩った景色は過ぎてもうた。
――…何時も横切るンは雨足去った後の匂いなんやで。
今、何想うとる。何を願うとる。
なァ。今も彼の空、眺めてるか?




伸ばした其の掌を向ける方向が見えず地を引っ掻いては笑えて仕舞う心情に又笑えるンや。訳分からへん。

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