top
Geist
 ┗137,141,143

137 :幸村精市
2010/01/11 02:30

昔、何処かで読んだ絵本にあった。
> 雨が降れば愛しい少年を滴から守り、
> 腹が空いた少年には林檎を与え、
> 寒さに凍える少年には薪となり、
> 暑さでうだる少年には木陰を作り、
> やがて大人になった少年と、彼の家族のために家の柱となり、
最後には、古びた切り株になってしまった木の話だ。
だが、その切り株も、年老いた少年が故郷に戻ってきた時に、彼が腰をかけるのにちょうどいい場所となって、最後まで彼を守るのだ。
> 見返りなど、何も要らない。
> ただ、その木は、少年を愛したのだ。
> 彼の笑顔が何よりも嬉しくて。
> 礼など言ってもらわなくても、思い出して貰えなくても、彼の人生から完璧に忘れ去られたとしても。
その木にとっては、少年の幸せが、何よりの幸福だったのだから。

> 俺はお前を守る木になろう。
全身全霊をかけてお前を守りたい。
周りからの抑圧を一人で背に受けて家族を守ろうとするお前。
心を引き裂かれそうになっても、必死に俺に伸ばしてきた手。
ありったけの勇気と力を振り絞ってくれたお前の手は二度と放さない。
愛しているよ。





> 心に刺さった棘は大量の雨ですっかり流れ落ちた。
俺には、お前を幸せにする希望と自信とお前への信頼しか残っていない。
たくさん傷つけてごめん。
勝手に傷付いてごめんな。
でも、もう大丈夫だ。
お前が俺を愛してくれている真摯な気持ちに、俺も答えよう。
お前の本当の笑顔が見たい。
お前は絶対にひとりぼっちじゃない。
その瞳を閉じる時まで、俺が一緒にいる。
だから、怖がるな。
お前を幸せにすることが、俺の天命だよ。
> 本当の相思相愛のスタートだ。





.

[返信][削除][編集]

141 :幸村精市
2010/01/17 01:00

ありがと、にちょ真田、ぽてこ仁王、そして、ぴすブン太。
お前たちが大好きだ。

> きっと、俺にはブン太が言う友情と愛情の境界線っていうのがまだよく解らないんだと思う。そのせいでたまに彼の地雷を踏んでしまうくらいに。
でも、彼のコトを大切にしたくて、彼の笑顔が見たくて、彼に自分の名前を呼ばれた瞬間に胸がドキドキしてどうしようもなく心が急いてしまうのは、きっと恋、なんだと思うんだ。
> 恋愛らしい恋心を抱いたのがあまりにも昔のコト過ぎて、恋愛心が化石になっちゃてる俺にしてみたら、友愛以外での恋心なんて、ホントに初めてのこと。
けどね、ブン太がどんな風にしててもいい。ただ、その涙も、その笑顔も、全部、ブン太の傍で見ていたい、そして、出来たらネガティブなことからは守りたいとさえ思って、いつもブン太の幸せを願ってしまうんだ。
> そして俺の悪い癖。急にこみ上げてくる感情をつい、伝えたくて思わず一気に語ってしまう暴走猪突猛進。(『幸村くんは黙ってると美人だよね』と恋人には言われる始末)……あぁ、そうか、これが真田みたいなコトなのか(今更/失礼←)

確かに最初は、お互いの共通の友人を通しての知り合いだったから、いつの間にかこんな風に鳩で話をしたり、コミュニケーションまでとるような人間関係に育ってるなんて、きっとその時は、俺たちの共通の友人でさえ思ってなかったと思うんだよね。
> 恋なんてめんどくさい。
> 恋なんて難しい。
そう解ってる筈なのに、やっぱり、ブン太の笑顔が見たい。たまに寝ぼけて俺をぎゅって抱き枕にするブン太の仕草と寝息を一番近くで聞いていたい。
あぁ、どうしよう。俺、ブン太の魔法に落ちてるみたい。
脱出しなくても幸せだからいいか。(ニコ)




> 蒼薔薇さん家の少年王子は此方へ (ふふ)  mb2.whocares.jp
ところで、21日には新年会だったよね?!
だとしたら、その時でも良い気がしてきた…(笑)!!


.

[返信][削除][編集]

143 :幸村精市
2010/01/19 01:19

# ブン太と半日以上連絡が取れなかった。
# 多忙な時期というのは知っていたから返信がないことには不安は無かったけれど、数日前に頭痛や身体の不調を訴えていたから、もしかして体調が悪化して入院でもさせられていたらと思うと、心配だった。

俺自身、冬に倒れて関東大会の最中に手術だったからね。必死に肉体の再構築をかけて筋トレをしたけれど、真冬に倒れて、春に手術をし、夏の全国大会に神の子として復帰するまでの半年間。ずっと病院と個別コーチの元で鍛えてきたけれど、でも、それはあくまで筋肉やテニスの技に関してだけだった。やはり、試合に赴く心持ちや精神力は己自身を追いつめることのみで鍛えられるのだと、俺は本気でそう思っていたから。

そして、迎えた全国大会。……俺達の成績は準優勝。俺たちが立海大に入学してから目指してきた三連勝の夢。蓮二と真田と共に掲げた三連勝の夢は、残念ながら全うすることは出来なかった。……勝たなければいけないテニスという勝利のみに固執した己の弱さに負けた俺の責任だ。悔しい。…けれど、楽しむテニスを無邪気にプレイしている坊や、いや、越前くんのテニスが眩しく思えたよ。

そして、その理由を越前くんのお父さんが教えてくれた。
初めてテニスに出会った時には、みんなが天衣無縫だったのだ、と。
……たしかに。走るのも、ボールを追いかけ回すのも、球に触れること自体、純粋にとても楽しかった。少しして、互いに打ち合えるようになると、それを続けるのが面白くて、よく電気がつかないコートで、太陽が落ちるまで友達とテニスで遊んでいた。

そして。
あの頃の気持ちを抱いたまま色んな技やテクニックを身につけてきた越前は、とても無邪気に輝いてプレイしていた。論理もなく、勝利への束縛もなく、ただ、楽しいからテニスをするのだ、と。

勝敗は俺の負け。
# けれど、これは大きな一歩でもある。
# 俺にとってはブン太を愛することがまるでテニスであるかのように、ルールやテクニックに乗っ取って形ばかりを追いかけてきてしまっていたかもしれないから。
# 今はただ、無邪気に、本能的に、あの子の笑顔が見たい。あの子に甘えたい。そして、たくさん甘えてきてほしい。小さな頃に出会ったテニスと同じくらい、お前は俺にとってのかけがえのない宝物になったのだから。
恋愛でも天衣無縫。
# 大好きなブン太へ。年明け初めてのラブレター 2010/01/22

[返信][削除][編集]



[Home][設定][Admin]

[PR]♪テニミュ特集♪(携帯リンク)

WHOCARES.JP