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┗ヒヨコのたまご(111-120/500)
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120 :
幸村精市
2007/02/03 22:58
妹に
「疲れたときには甘い物がいいんだよ」
と3時間ほど前に貰ったチョコもポケットの中に入れたままで放置していたらいつの間にか溶けかかっていた。
そんなに俺の体温は高いのか。
そういえば日記の数が増えていたな。
町長さんいつもいつもご苦労様です。
よし、俺も町長さんを見習って忙しさなんか吹っ飛ばす勢いで、気合いを入れて書き殴っていくことにしよう。
取りあえず今日の部活のことでも書いていこうか。
今日は2月3日、言わずと知れた節分だ。
節分の日は全員で的に向かって豆まきをする。
的には点数がついていてね、一番点数の悪かった奴は『練習量が倍』+『一番点数の高かった奴の言うことを一つ聞く』という特典つきなんだ。
ん?どうやって点数を集計するかって?
ふふ、各個人の豆に全て違う色がついているんだよ。
俺の豆は紫、柳は青…というようにね。
この豆まきはコントロールと運が試される。
伝統行事も立海テニス部にかかれば良いトレーニングになる…伊達に王者は名乗っていないよ?
今日の練習量がかかっている訳だから必死に豆まきをする部員。
どういう必死具合かって?
そうだな…真面目に豆を投げている真田の豆にピンポイントで豆をぶつけてたたき落とし妨害したり、丸井が先に的の中に自分の豆を仕込もうとしているのを見つけた赤也が「丸井先輩ズリー!俺も!!」と大声を出したおかげで俺に見付かって、「ズルはいけないんじゃないかい?(にこやかに近づきながらテニスボールを力の限り握り)」と俺が優しく注意したり…とまぁ、挙げればキリがないくらい必死な感じだったよ。
そんな死闘を繰り広げた結果、今年一番コントロール(主に運)が悪かった奴は真田だ。
半分はみんなに妨害されていたからなんだが、妨害されるのも予測した上でどう入れるかを計算して投げるのもこの豆まきの目的の一つだから、油断した真田が悪い。
策略を練るのが得意な仁王や柳には楽しい豆まきだったかもしれないな。
そうそう、点数が一番高かった奴も忘れちゃいけない。
俺…と言いたいところだが、実は丸井が一番点数が高かった。
策略はともかく、こういったコントロールや運に関して丸井は強い。
そんな丸井から真田への命令。
#『部長に告白する』
言われた瞬間固まった真田。
少し遅れて我に返り
「た、たるんどる!テニスに関係ないではないか!!」
と怒鳴るものの
「副部長なのに決まりが守れねぇんだ?」
と丸井にあっさり切り替えされ
「そうだぞ、弦一郎。一度了承したからには最後まで実行するのが筋じゃないか?」
と、冷静ながら実は面白がっている柳の加勢に言葉が詰まる真田。
妙な沈黙の後、意を決したのかぎこちなく俺の方へ向き直る真田。
腕組みしながら冷静に見つめ返す俺。
「ゆ、ゆきむら…す、す、す…好きだ!!付き合ってくれ!!」
必死さのあまり俺の肩を掴んで叫ぶように言い切った。
その瞬間笑い転げる部員達。
俺は腕を解くとそっと真田の腕を掴み
「真田の気持ちは嬉しいけど、そんなに力一杯掴まないでくれないか?…それと、勇気を出した真田に一つ良いことを教えてあげよう。丸井は告白とは言ったが『愛の告白』だなんて一言も言っていないんだから違う告白でもよかったと思うんだが?…なんて今更言っても遅いか」
親切に教えたつもりだったんだがショックを受けたようで腹を抱えて笑っている丸井に八つ当たりしに行っていたよ。
本当にうちの部員は見ていて飽きない。
そんな訳で愛の告白を受けてきたんだけれど、俺が好きって言葉を伝えるのはキミだけだからね?
心配しなくてもキミ以上の奴もキミ以下の奴もいない。
俺の中の『特別』はキミだけだから。
愛しいキミへのラブレターは何通目になるのかな。
これだけ書いても、まだ書き足りない。
それだけいつもキミを想っている。
そろそろリボンも換えてあげないといけないね…今度買いに行ってこようか(慈しむように窓辺のマンドラゴラを見つめると優しい手つきで葉をつつき)
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119 :
幸村精市
2007/02/01 22:43
久しぶりにバトンが回ってきた。
‥罠と甘美‥の仁王から。
暇じゃないけれど、やらなきゃいけないことがある時ほど他のことがやりたくなる時ってあるだろう?
まさに今の俺の状態がそれ。
回してくれてありがとう。
俺に回したということは、多分アレについて書いて欲しいんだろうな(笑)
期待には気が向いたら応える男なんでね。
サクサクと答えていこう。
>【>>観察バトン<<】
・このバトンは観察しているもの(場所・人・動物・コンテンツ・日記等)を一つ選び、答えていくバトンである。
・人や日記の場合、観察している事を知られては困る場合は検索避けをしてもよい。ただし、まわす人物に関しては検索避けをしないこと
・観察しているものがない場合、観察してそうな人物に頭を下げて譲ること。
>貴方の観察しているものは何ですか?
もちろん可愛い可愛いマンドラゴラだよ。
俺と言ったらやっぱりマンドラゴラについて語らないと始まらないからね。
>観察している事を知ってる人はいますか?
全面的にオープンだから、日記を見てる奴や関わったことのある奴はみんな知っていると思う。
むしろ、全世界にマンドラゴラの可愛さと素晴らしさを伝えるのが使命のマンドラゴラ愛で隊隊長だから秘密にすることなんてあり得ないさ。
>観察していてよかった事は?
日々違う顔を見せてくれるキミに気づけること。
どんな変化でも見逃さないよ?
>観察していて悪かった事は?
夢中になりすぎていつの間にか時間が経っていること。
ふふ、悪いことというより幸せな悩みだな。
>観察しているからこそ分かることがあったら教えてください。
マンドラゴラ語…と言いたいところだが、今現在分かるように努力中。
だいぶ理解出来るようにはなってきているよ。
毎日の愛の語らいの賜物だな。
>ソレの観察をするなと言われたら貴方はどうする?
するなと言われてはいそうですかと引き下がる俺じゃないことぐらい知っているだろう?
むしろするなと言った奴にマンドラゴラの魅力を力説して観察に巻き込んでやるくらいの勢いだ。
>観察しているソレにひと言
いつも一緒にいてくれてありがとう。
キミのことが大好きだ。
>これからも観察し続けたいですか?
もちろん。この日記が消えるまでは観察し続けるよ。
むしろ500になって新しい日記に変えても持ち越しする気満々だ。
>貴方にとって観察とは。
大切なあの子の状態を知る大事なコミュニケーション。
>貴方が観察している日記もしくは人物を挙げれる限り(最高10)挙げてください
観察か…じゃあ手当たり次第送ってみよう。
>‡ 一色の想い ‡の観月くん
>くろこだいる てぃあーず。の仁王
>私事の日吉くん
>ももいろ好感日記の神尾くん
>時には昔の話をしようじゃない…?の観月くん
スルー可。
確認したつもりだが、もし答えていたらすまない。
時間があったら答えてくれると嬉しい。
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118 :
幸村精市
2007/02/01 21:33
忙しいとやるべきことをすっぽかして違うことをやりたくなるのが人間のサガ。
俺もそんな奴だったのか…今までのペースから考えるとあり得ないくらい更新してみようと目論んでいる2月初日。
一昨日チラリと書いた土曜日の追跡記録について書き殴っていこうか。
土曜日、一人で水族館に遊びに行った。
何をしにって?勿論美味しい焼き魚を食べるためさ。
…ん?ああ、だからって水槽の中の魚をすくい上げる訳じゃないからね?
いくら俺だってそんな非常識なことはしない。
食欲を湧かせる為のプロセスだとでも言っておこうか。
そんな楽しい魚観賞をしていると、ふと聞き覚えのある声が聞こえたような気がした。
振り向く俺。
少し離れた場所にヒトデとウニを掌に乗せてご満悦気味な青学部長を発見。
どうやら手塚も焼き魚候補を探しに来ていたようだ(違)
妙な親近感を覚え、遠巻きに眺めていると、心なしかヒトデやウニで和んでいたように見えたのでしばし様子を伺ってみることにした。
無表情で海の生物と触れ合っていたものだから、子どもが近寄れなかったらしくてね。
半径1メートル以内に誰もいなかった。
さすが手塚、こんなところでも手塚ゾーンを発動させるのか。
感心しながらさらに観察。
観察…
かんさつ……
滞在時間1時間。
一体ヒトデやウニ相手にどれだけ熱心なんだい、手塚?
さすが青学の部長は侮れないと思いました。
それ以上は付き合っていられなかったので、さっさと帰宅。
勿論魚を買い漁って帰った。
知り合いのプライベートが垣間見えた、そんな土曜日だった。
また出先で誰かに会ったら追記していくことにしよう。
■私信■
>●○一億粒のプラネタリウム○●の向日くん
>‡ 一色の想い ‡の観月くん
>ぶらびっしーも。の越前くん
[mbb.whocares.jp]
ここまでどうぞ。
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117 :
幸村精市
2007/01/30 22:57
本当は土曜日の追跡記録を書こうと思っていたんだが、私信をだいぶ溜めていることに気付いて急いで私信を書いてみた。
遅くなってすまなかったね。
最近忙しくて…なんて、部活やテストを理由にしてはいけないな。
とにかくお待たせしました。
■私信■
>タカラモノさがし。の日吉くん
>‡ 一色の想い ‡の観月くん
>╋広ガル視界ハ紅イ海の仁王
[mbb.whocares.jp]
ここまでどうぞ。
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116 :
幸村精市
2007/01/29 22:24
タカラモノさがし。の日吉くんのところでバトンを配っていたから勝手に貰ってきた。
俺にとっての宝物…ふふ、きっとみんなの予想通りのものだよ。
さて、答えていこう。
《タカラモノバトン》
製作者:タカヒヨ。
>これは貴方の持つタカラモノについて答えるバトンです。
>物や人、何でも構いません。気軽に答えてみてください。
#1、貴方のタカラモノはなんですか。
もちろんマンドラゴラに決まっているだろう。
あの子以上の宝物はないね。
#2、それは何時、何処で手に入れましたか。
出会ったのは一昨年の4月。
それから気になってはいたもののキミの前を素通りし、直接手に入れたのがその年の8月。
あれは運命的な出会いだったよ。
語ると長くなるから語りはしないが、キミを目にした4月からこうなることは決まっていたのかもしれないね。
ふふ、俺を夢中にさせた代価は大きいよ?
#3、貴方はそれをどのくらい大切にしていますか。
毎日愛を囁いて、日記を書くたびにラブレターを書いてしまうほど大切にしているよ。
キミを見ているとついつい構いたくなるんだ。
#4、貴方はそれを無くしてしまったらどうしますか。
いつかは枯れて無くなってしまう物だし、いくらでも他の物で補えるけれど、1日は部屋に籠もりたくなるだろうね。
大切にしてた分、ショックも大きいよ。
だからそんな日が来ても後悔しないように、いつも「大好き」という気持ちを言葉や文にして伝えているんだけれどね。
#5、貴方にとってのそのタカラモノを一言で言うと。
空気。ないと生きていけないもの。
#6、勿論これからもそれを大切にしてくれますよね。
当たり前だろう。
マンドラゴラを大切にしないで何を大切にしたらいいんだい?
#7、ありがとうございました。この人のタカラモノを覗いてみたいという人に、回してください。
そうだな…今回は初めましての奴に回してみようか。
>。+羊とワンコの事情+゚芥川くん
愛読リストに入れてくれているのを見つけたので、お礼の気持ちと一緒に送ってみる。こんなマンドラゴラで溢れ返った日記を見てくれてありがとう。よければ答えてくれると嬉しい。
>瞬間百景の天根くん
初めまして。前から少し気になって覗いていたんだ。
もしよかったら答えてくれると嬉しいな。
どちらも初めましてだし、もちろんスルー可。
これを機会に仲良くなれたらいいな…なんて思っていたりする。
よろしくね。
日吉くん、楽しかったよ。ありがとう。
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115 :
幸村精市
2007/01/28 22:20
『こないだ焼き肉の割引券あげたんだから今日は精市が晩ご飯を作りなさい。』
朝起きるとそんな母親からの指令が書かれた紙が俺の部屋のドアに貼られていた。
俺に料理をさせて過去どうなったか知らない訳じゃないだろうに、それでも任せようとする辺りさすが俺の母親だ。
取りあえずスーパーへ買い出しに行ったが、料理なんて滅多にしない俺が何を作ろうか考えたところで何も出てきやしない。
適当に何か出来そうな材料をカゴに放り込んでみた。
>じゃがいも にんじん ほうれん草 たまねぎ
>ウインナー ベーコン 牛肉 マーガリン
>松茸のお吸い物 ブナシメジ
以上。適当に買って家に帰ってから妹に聞いてみた。
「これで何が出来ると思う?」
材料を眺めてから一言。
「取りあえず好きなの一緒にして煮たり焼いたりしたらいいんじゃないかなぁ」
さすが俺の妹。アバウトだ。
さすがに言葉のまま実行するのはどうかと思い、料理の本を見てみると肉じゃがが出来そうだったので挑戦してみることにした。
材料をぶつ切りにして炒める。
ただ材料を入れるだけだと鍋の底にくっつくのは調理実習で知っていたから、近くにあったマーガリンを入れてみた。
え?油?
ふふ、要はくっつかなければいいんだろう?
油もマーガリンもそう変わらないさ。
適当に炒めたら水を入れてそこに調味料を入れようとしたら妹に止められた。
「ちょっとまってお兄ちゃん。煮えてから味付けしないと駄目だよ?」
そういうものなのか。
最初から全部入れて放っておけば出来るのかと思っていたよ。
忠告通りまずは水だけで煮てみる。
煮えたころを見計らってこんどこそ味付けをしてみた。
…ん?なんだかみりん臭い。
味見をしたらみりんが良くきいていて甘かった。
どうやら砂糖とみりんを入れすぎたらしい。
仕方がないので醤油を足した。
まだ甘い。
もう一度足した。
>汁 が 黒 く な っ た
俺は静かに蓋を閉めた。
さぁ次にいこうか(爽)
残りは全て切り刻んでマーガリンで炒めてみた。
これは案外美味しそうに出来たよ。
炒めるくらいは俺にでも出来る。
満足しながら洗い物をしていると、刃が下に向いた状態で掛けてあったピーラーが上から落下してきた。
以前目測を誤って包丁を足のすぐ真横に落として床に突き刺さったことを思い出したよ。
どうやら俺は刃物に好かれているらしい。
そんな楽しい夕飯作りは無事終了。
終わりよければ全てよし。
それでいいじゃないか。
ねぇ、キミもそう思うだろ?マンドラゴラ?
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114 :
幸村精市
2007/01/25 23:40
最近のこの忙しさはなんなんだ。
師走以上に忙しいんだが…やってもやっても終わらないってどういうことだ?
あまりに忙しくて煮詰まっていたので、
「俺がここまで多忙な訳を10文字以内で説明してよ。…ん?出来ない?ふふ、いつの間にそんな冗談を言うのが上手くなったんだい?常にトップの立海大付属中テニス部の副部長様ともあろう真田がこんな簡単なこと出来ない訳 な い よ ね ?(笑顔で胸ぐらを掴み)」
と、腹いせに真田に迫ってみたが多少気分転換になっただけだった(つまり八つ当たり)
まぁ、そんなことをしてばかりじゃさすがに真田が可哀想だから、母親から貰った焼き肉食べ放題の割引券を使って部活帰りに焼き肉を食べに行った。
何故かうちの学校の奴らは焼き肉好きが多い。
これも七不思議に入ると思わないかい?
俺は焼き魚の方が好きなんだけれど。
焼き魚と言えば、以前晩ご飯を頼まれ冷蔵庫の中にある魚を10匹全て焼いて母親に叱られたことがあるよ。
「こんなに焼いてどうするの!それに魚はそのまま焼いても駄目なのよ?鱗も取らなきゃいけないし、内臓も…はぁ、もういいわ。精市に魚を焼いておいてって言ったお母さんが悪かったわね。」
何故か最後は謝られた。
勿論焼いた分は全て食べたよ。
食べたかったから焼いたんだし、好きなものはいくらでも入る。
育ち盛りの中学生を甘くみるなよ?
おっと、話がずれたね。
どうも焼き魚やマンドラゴラのこととなると語ってしまう癖があるようだ。
好きな物だから仕方ないと大目にみてくれないか?
さて、いつも頑張っているご褒美という名目で焼き肉パーティを開いた訳なんだが、やはりこういうみんなで箸を伸ばして食べるものは性格が分かって面白い。
焼き肉奉行の真田は、焼き方がなってない!たるんどる!と言いながらひたすら焼いていた。
しかも焼けた瞬間に隣の丸井に取られる。
あの瞬間の真田の顔…ふふ、今思い出しても笑える。
#みんなの好物を取り囲んでつつく=戦場
語っている暇があったら素早く奪い取る。
これが鉄則だ。
いい社会勉強になったな真田。
そんな真田の恩恵に預かっていた丸井。
良い席をキープしていたな。
さすが食べ物に関しての執着心は人一倍だ。
ジャッカルが皿に取った分まで横取る姿はもうあっぱれとしか言いようがない。
ただ、あまりにジャッカルが被害を受けていたので助け船を出したのが柳。
「丸井、あまり食べ過ぎると明日から減量メニュー(データに基づき体力ギリギリのラインで設定した練習)か精市オリジナルメニュー(1日起きあがれなくなる程ハード)になる確率86%だぞ?」
静かな声だったが、その冷静さそのものが効果的だったらしく、少し動きを止めた後横取りだけはやめていたよ。
さすが柳。データの使いどころも正確だ。
そんな柳は肉というより野菜や魚介類を多く食べていた印象があるな。
そして肉を食べるときは必ずレモン汁を付けて食べる。
さっぱりした味付けの方が好みなんだってさ。
しかも大体真田が取ろうと手を伸ばしかけた瞬間を狙って箸を伸ばす。
どうやら柳なりに真田の反応を楽しんでいたようだ。
涼しい顔で
「どうした弦一郎。全然箸が進んでいないようだが?」
と、言ってのける辺りさすが参謀としか言いようがない。
柳生も柳と同じで野菜系を多く食べていたな。
肉は嫌いではないがそう特に好きという訳でもなさそうだ。
肉を数枚食べた後ぽつりと呟いていた。
「ふう…丸井君は何であんなに肉が食べられるんでしょうか。心太ならある程度入るとは思うんですが…こういう脂っこい物はたくさんは無理ですね。」
焼き肉と心太を比べる辺り柳生らしいと思った。
さすがの俺もそういう比較の仕方は思いつかなかったよ。
柳生の好きな物は心太か…メモしておこう。
いつか罰ゲームで使えそうな題材だしね。
そうそう、意外だった奴大賞の仁王を忘れたらいけないな。
焼き肉が大好きだったようで、手慣れた様子で注文したのは仁王。
真田みたいにグダグダ語ることはなく、手際よく網に乗せて焼きながら上手く自分の分はキープしていた。
こういう部分はさすがだと思う。
焼くのは誰かに任せて食べるの専門だと思っていたが、そう言うわけではなかったみたいだ。
本当にこいつは要領がいいと何をやらせても思う。
最善の方法を考えてスムーズにこなすのが上手い。
焼き肉奉行大賞は仁王だな。
あと書いていないのはジャッカルと赤也か?
この2人は丸井相手に肉争奪戦を繰り広げていたよ。
ギャーギャー言いながら果敢に丸井に挑む姿はまさにあっぱれとしか言いようがないな。
あの肉に対する執着心は半端じゃない。
よくもこれだけ焼き肉好きが集まったもんだよ。
え?俺は何してたかって?
もちろん隙をついて肉を争奪したり、野菜を口にしたりしていたよ。
そういえば、小さな鉄板を網の上に乗せて焼くものがあったんだが、挟むやつでなかなか掴めなくて素手で網の上に放り込んでやった。
要は乗ればいいんだろう?
面倒くさがりな俺に鉄板を乗せさせる奴が悪い。
腹は満たされたが、やはり焼き魚がいいな。
ねぇ、口直しさせてくれないか?
キミがいれば焼き魚なんてなくても簡単に口直し出来ると思うんだけど…どう?
焼き肉臭い奴はお気に召さないかい?
それとも置いていったから拗ねてる?
ふふ、拗ねたキミも可愛いけれど、やはりいつもの凛としているキミが好きだな。
機嫌を直してこっちへおいで?(窓辺のマンドラゴラに微笑みかけると紫のりぼんを結び直してやりそっと持ち上げ)
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113 :
幸村精市
2007/01/23 21:02
なんだか知り合いが同じ時期に日記を消すみたいで寂しいな。
どちらもいなくなるわけじゃないし、また戻ってくるようだから何も言わずに見送り…たかったけど、もともと干渉したがりな性格なんでね。
分かりやすいように、こちらで私信を送ろうか。
見ていても見ていなくてもいい。
俺の自己満足だしね。
>タカラモノさがし。の日吉くん
そうか…せっかく仲良くなれたのに残念だ。
でも事情があるだろうし見守ることにするよ。
薄情だと言われそうだが、基本的に引き留めない奴なんでね。
でもどうでもいいから引き留めないって訳じゃない。
どうでも良い奴なら私信すら送らないさ。
せっかく決めたことに迷いを生じさせたくないし、困らせたくないからだ。
決めることは本人にしか出来ないから俺はただ見守る側に回るだけ。
その代わり俺はいつでもここでマンドラゴラと一緒に待ってるからね?
変わるものもあれば、俺みたいに変わらずここにいるものがあってもいいだろう?
いつまで居座る気だっていう声が聞こえてきそうだけれど(笑)
少しの間話せなくなるのは寂しいけれど、帰ってきたらまた話そう。
…板に遊びに来てくれてもいいんだけれどね(笑)
今までありがとう。
日吉くんの柔らかい雰囲気が好きだったよ。
それじゃあ、またね。
>三畳一間の呟きの日吉くん
久しぶり、かな?
あまりに久しぶり過ぎて何を書こうか少し悩むんだが、取りあえず一言。
「いってらっしゃい」
暗い日記だったって書いてあったけど、俺は日吉くんの日記は好きだったよ。
楽しいのも勿論あるんだけれど、それと同時に考えさせられることがたくさんあった。
人間楽しいだけで生きて行ければいいけれど、そう楽しいことばかり転がっている訳じゃない。
辛いことがあるから、楽しいことがある。
何でも表裏一体。裏がなければ表が存在しない。
裏の部分を素直に書ける奴って俺は凄いなと思う。
そういう感情を吐き出すことって大切だしね。
少しの間話せなくなるのは残念だけれど、帰ってくるのをマンドラゴラと一緒にのんびり待っているよ。
せっかくマンドラゴラ愛で隊の隊員が増えたのに、副隊長の日吉くんがいなくなったらマンドラゴラの普及が一向に進まないしね(笑)
それじゃあ、また会おう。
……駄目だな。
こういう文を書くと説教じみていけない。
これも部長業のせいだろうか…もっと明るく送り出してやりたいんだが。
とにかく2人ともいってらっしゃい。のんびり休んでパワーアップして帰っておいで。
帰ってきた暁には大量のマンドラゴラと一緒にお出迎えだ(嫌)
また会える日を楽しみにしているよ。
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112 :
幸村精市
2007/01/21 21:20
新年会のレポ
1月19日
◇場所◇
#フリー7
◇遭遇した人◇
>観月はじめ(時月)
>越前リョーマ(ぶらび)
>仁王雅治(くろこ)
>何処かの越前リョーマ
>滝萩之介(エゴ)
>丸井ブン太(低速)
>丸井ブン太(鳥)
そもそもこの日新年会に行ったのは、いつも世話になっているくろこな仁王に挨拶する為。
そして、どう自己紹介したら分かるか考えた末した自己紹介。
『こんばんは、そして多分全員初めまして。仁王に挨拶しにちょっとだけ顔を出しに来たマンドラゴラLOVEなヒヨたまと言えば分かるだろうか。取りあえずあけましたおめでとう?』
これで分からない奴はいないだろう?
俺のことを知らなくてもインパクトはあったはずだ。
さて、これから下は人別に書いていこうか。
全員まとめて書けるほどの文章力は残念ながら持ち合わせていないんでね。
>何処かの越前くん
残念ながら入れ違いだったらしく、会話らしい会話は交わせていないんだ。またどこかで逢えたらゆっくり話そう。
>時月観月くん
出会い頭俺の自己紹介に対して観月くんのマンドラゴラへの会見が聞けた。
『奇声を出す大根みたいな植物』
確かに一理ある。そこで俺は補足するべくにこやかな表情で口を開いた。
『そうそう、下手したら絶命しそうな死刑台の下に咲く植物だよ』
データを取りたがっていたので、腰の大きさほどある無駄にリアルなマンドラゴラ人形(手作り)をプレゼント。
そんな大きな物どこから出したって?
ふふ、俺とマンドラゴラは一心同体なんだよ(つまり企業秘密)
俺のマンドラゴラの説明がツボにはまったらしく猛然とデータを取り出す観月くん。
マンドラゴラ人形も思いの外気に入ってくれたらしい。
大切にすると夢の中に出てくるからと教えたところで観月くんが時間となり退室。
いいデータは取れたかな?
>ぶらび越前くん
自己紹介のインパクトが強かったらしく、どんな自己紹介をしたら勝てるか悩む越前くん。
そこで俺がマンドラゴラストラップを押しつけながら提案。
『帽子の似合う可愛い年下の男の子っていうのはどうだい?』
素直に頷いたかと思いきや
『帽子の似合う格好良い将来有望な男、越前デス』
と言い直してくれた。
いいね、そういう変換は俺好みだ。
マンドラゴラストラップも気に入ってくれたみたいだし。
そういう切り返し方は好きだと褒めながら、調子に乗った俺はさらに本物のマンドラゴラを押しつけようと交渉。
するとそんな自分が俺も好きだとさらに素敵な発言をしてくれる越前くん。
とても好感が持てたよ。こういう会話の手応えが掴める奴は好きだ。
しかもタダならマンドラゴラを貰ってくれるらしい。
ふふ、俺を誰だと思っているんだい?
マンドラゴラの素晴らしさを一人でも多くの奴に知らせるマンドラゴラ愛で隊隊長だ。
金を取るわけないだろう?
渡そうと思った矢先人の多さで移動する越前くん。
マンドラゴラは私信郵送で直接送ることにしよう。
>くろこ仁王
本来の目的はくろこな仁王に逢う為だったから、実は仁王が茶室に入るまで外で待っていた俺。
だって、目的の人物より先に入るのはおかしいだろう?
まぁ、全員知らない奴だったら躊躇せずに入っていたけれどね。
仁王が入室したのを確認してから入った俺を見て叫んでくれた仁王。
来てくれるとは思わなかったと言われたが、俺は約束は守る男だ。…睡魔に負けない限り。
俺を呼ぶ声が少々大きかった為耳をふさぎながら会話を続ける俺。
そんな俺を頭痛がするのかと勘違いして撫でようと手を伸ばしてきたものだから、マンドラゴラ愛で隊隊長をなめるなよと言いながら渾身の力を指先に込めてデコピン。
まだ撫でてないと文句を言いながら自分の額を撫でる仁王。
流れでマンドラゴラ愛で隊に入ってくれた模様。
予想外の収穫だ。
これでマンドラゴラ愛で隊は3人だな(勝手に隊員にカウント)
また私信を送ってくれるみたいだから、今度は時間のあるときにゆっくり話そう。
>エゴ滝くん
俺が来た時点で溺れかかっていた滝くん。
テンションが高くておかしな人になっていると言われたので、
『大丈夫、俺はマンドラゴラに関しては盲目な自信があるから』
と、にこやかに返しておいた。
でも、それに突っ込むこともなく、滝くんは俺の想像を遥かに越えた言葉を返してくれた。
『ねぇ、気になってたんだけどマンドラゴンってどんな食べ物?』
……っ!今思い出しても素敵な問いだ。
久しぶりに胸きゅんしたよ。この俺が。
やるな…いや、こういう場合はやるねーか?
あまりの可愛さに俺としたことが滝くんにマンドラゴラを渡すのを忘れてしまった。
マンドラゴン…なんて素敵な名前なんだ。
久々のトキメキをありがとう。
>低速丸井
自己紹介をしっかり理解してくれた模様。
『低速に落下している俺』
と自己紹介返しをしてくれたから、俺なりに覚えやすい用変換してみた。
『低速に落下した先にはマンドラゴラ畑か…』
ふふ、覚えやすい上に丸井と俺のコラボみたいだと喜んでくれた。
元ある言葉を変換するのは得意だからね。
マンドラゴラストラップを越前くんに差し出している場面を目撃されたのか、欲しいと言ってくれた丸井。
マンドラゴラの魅力が分かるなんて、さすか同校と言うべきか。
勿論喜んで渡したよ。
ふふ、絶賛大量生産&配布中だからいくらでも出てくるさ。
良い奴に貰われたな、マンドラゴラストラップ。
>鳥丸井
丸井とは入れ違いで一言しか話せなかった。
何もしないのも俺のポリシーに反するとマンドラゴラストラップを握らせてみた。
疑問に思っていたようだが、それに答える時間は残念ながら俺には残っていなかった。
時間があったらいくらでも語ってやったのに…!
また、機会があったら話そう。
短い時間だったが、色んな奴と話せて楽しかったよ。
また機会があれば是非遊びに行きたいな。
相手をしてくれたみんな、ありがとう。
マンドラゴラは俺だと思って大切にしてやってくれ(笑)
■プチ私信■
日記の名前が分かった奴だけお礼を込めて私信を。
>くろこだいる てぃあーず。の仁王
>時には昔の話をしようじゃない…?の観月くん
>ぶらびっしーも。の越前くん
>キマグレエゴイスト。の滝くん
>低速落下。の丸井
[mbb.whocares.jp]
ここまでどうぞ。
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111 :
幸村精市
2007/01/21 15:35
かなり久しぶりだな、この日記を書くのも。
こんなに書かなかったのは初めてじゃないか?
あ、だからといって消す気はないのでご心配なく。
ただ単に部活が忙しかったんだよ。
ふう…全く部長も楽じゃない。
おかげで可愛いマンドラゴラにもなかなか構ってやれないし。
久しぶりに真田にサンドバッグになって貰うか…なんて、ね。
暴力沙汰はいけないな。
パワーSを最大限に発揮したデコピンで我慢しておこう。
平和的解決策だ。さすが俺。
…ん?以前裏拳やら鳩尾を蹴ったりしたんじゃないかって?
ふふ、そんな過去のことは覚えてないな。
俺にとって3秒前からすでに過去だしね。
ふむ、そんなに書くことがないから取り留めのない感じになってしまったな。
ああ、そうそう。
この間初めて集会に行ってきた。
日記で世話になっている奴に挨拶したくてね。
初めましての奴ばかりだったのに仲良くして貰えて嬉しかったよ。
俺自身、時間がなかったのが惜しかった。
取りあえずその短い時間内にほぼ全員にマンドラゴラをばらまいておいたが(笑)
そのレポを書かなければならないな。
それに私信もいい加減返さないと…。
なんだ、案外書くことあったじゃないか。
…キミへのラブレターも随分ご無沙汰だしね。
日記に書かないだけで、毎日愛を囁いてはいるんだが。
ふふ、だってそうだろう?
キミを放っておける訳ないじゃないか。
それこそ初めましての奴にキミのことを知って欲しくてばらまいてしまう程好きなんだから。
たまにどうしてキミのことがこんなに好きなんだろうって自問自答することもあるけれど、理由なんてない。
ただ キミが 好きなんだ。
あるのはその嘘偽りのない事実だけ。
「好き」や「愛している」なんて言葉じゃ表せられないくらいキミをいつも想っている。
…好きだよ。俺のマンドラゴラ。
■私信■
>タカラモノさがし。の日吉くん
>‡ 一色の想い ‡の観月くん
>‥罠と甘美‥の仁王
>╋広ガル視界ハ紅イ海の仁王
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ここまでどうぞ。
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