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┗うつくしいなまえ(16-20/93)
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20 :
ロマ+ベル
10/03-07:36
>>22,21のつづき
#はは、怒った顔も可愛いな、果物みたい(俯いてしまった相手の表情を覗き込むと自分の頬をつついて指摘して見せ、直ぐに明るさを取り戻した表情につられて自分も頬を綻ばせると細い腰を抱き寄せて顔を近付け)んー、おしい。Grazie……グ、ラァ、ツィエ。ちょっと舌の動きが難しいかな(ゆっくりと舌を業と突き出して発音すると反復を促すように頷いて)
>っもおおお、どうせそんなん、誰にでも言うてるんやろ!悪い子!(更に熱くなった頬を両手で押さえ、小さく唸って睨み付け)…っな…う…、…ぐら、つぃえ?(近い距離で器用に動く舌にぐるぐると目を回しながらも、何処か有無を言わさない相手の態度に押されておずおずと復唱し)
#んーん。ここに連れて来たのはベルが初めて。この街の全てがここに描かれてるんだぜ、スゲーだろ。どこに行きたい?(睨む視線をさらりとかわすと順番に指差して街を案内し始め)……ん、とりあえず及第点かな。もうちょい舌が使えるとカンペキなんだけど(リボンの形が崩れないように頭に触れて軽く撫で、当然だと言わんばかりの態度で笑って)
>あら、不実な男の人の言うことなんて一々信じてられへんのよ(大げさな仕草で肩を落とす相手の腕に自然に自らの腕を添わせ)ん、ええけど…何か面白い映画でもやってるん?
#そりゃあ、残念。このままbacioでも出来たらな、なんて思ってたんだけど(台詞とは裏腹に楽しげな笑みを浮かべたまま歌うようなテンポで言うと上機嫌で景色に背を向けて今度はゆっくりと歩き出し)ん、きっと好きだと思う。この映画を見ないでどうするんだってくらい、な
>っもお、そういうことをすぐに言うのがあかんのです、分からん子ぉやな!(ぷく、と両頬を膨らませつつ、シャツに捉まるようにして半歩分だけ遅れて付いて歩き始め)ふうん…そんなに映画好きには見えへんけど、まあええわ。楽しみにしてます(溶け落ちたジェラートがひやりと手を伝い落ちて咄嗟に舌で舐め取り、途端舌に広がる程良い酸味と甘みに頬を綻ばせ、それからは黙々と氷菓を口に運びながら足を進め)
#そうか?でもさ、言いたいコトは直ぐに伝えねーと後から後悔しちまうかもしんねえじゃん(頬を膨らませても自分に着いて来てくれる事に優越感を覚えながら人通りが比較的少ない道を選んで進み、ジェラートが邪魔になっている事に気付くと食べ終わったころを見計らってシャツの裾をズボンから引っ張り出しそこで拭って)ごめんな、ハンカチなんて洒落たもん持ってねぇんだ。映画館は直ぐそこだから我慢してくれ
>そういうんは、大事な人に、大事な時に言うてやり。…ほんま、心臓が足りんわ(歩調を合わせてくれる気遣いと気障な言葉にうっすら染めた顔を俯かせてぽつりと呟き落とし)ん、別にええのに…ぐらつぃえ(ジェラートで汚れた手元、口元を少し乱暴な仕草で拭われ、教わったばかりの慣れない単語で礼を言うとまたはにかんで俯き)
#今だって大事な時だし、ベルは今の俺にとって大事な人だろ(少し上達した言葉に頬を緩め穏やかな表情で告げると先ほど指差された場所で足を止め、古ぼけた看板をなぞり確認すると大きく頷いてから壁のポスターを背に相手へ改めて向き直って)俺達さ、まるでこの映画みたいじゃねえ?ダンスフロアも無ければ綺麗な骨董もない、こんな薄汚い場所で格好つかねえけどさ、俺にはベルが運命に思えたんだ
>(憧れて何度も見た映画のポスターを背に此方に向き合う相手にはまるで見透かされたようで内緒で息を飲み、騒ぐ心臓を宥めながらシャツの裾を引き)…せやったら、うちもロヴィにだけ本当のこと言うてあげる(こくんと息を飲むと顔を上げ、自分よりは少し背の高い相手を見上げて)あのね、うち、本当は、
(物語はここで一度、幕を閉じた)
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19 :
米
10/03-06:29
#シェイ/クス/ピアなんて
楽しすぎるお題だったからついつい張り切っちゃって、どんどん語ってたらこれは俺じゃなくてどこぞの頭は悪いけど文学には詳しい眉毛が語った方が良かったなあなんて、途中で気付いた俺だぞ!やあやあ!でも一度幕が開いちゃったら最後までやるしかないよね。良くわかんないけど演じきったぞ(ふー)
でもまたやりたいから懲りずにリクエストしてくれると嬉しいな、今度は漠然としない明確なヤツでね!XDDDDD
#キクの見る月が綺麗だといいな
俺たちはずっとずっと仲良しで、だけど月を見上げるのは俺じゃない。それが寂しいと思うこともあるけど、嬉しいとも思う。俺は君と太陽の下で笑い合えればそれでいい。だからキクが見る月がいつも蜜月であることを、いっぱいいっぱい願ってる。
つまり何が言いたいって、つまりは流石キクGJってことさ!リクエストしてよかった。またなんか思いついたら聞いておくれよ。
#今日はまたログ祭りになると思う
やりたいことリストから消化するんだ、俺のオシゴトが終わったらキクと作戦会議!楽しみすぎる!何をやろうかなー、続きもいいし、頭悪い西と苦労症候群な仏は俺の夢だったし、初心にかえって(?)俺とキクも良いよね。はー、迷っちゃう。キクとやるならきっと何でも楽しいんだぞ!
#最後に
俺がムヅカシイ事を言うのは難しいね!!Oh!
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18 :
List
10/03-02:20
>やったこと
#やりたいこと
のリスト。
>ホスト仏×潔癖英>>10,9
>(反省会>>11)
#ホスト仏×潔癖英続き(電話編)
>口マべノレの休日>>22,21,20
>(反省会>>23)
>口マべノレ後日談>>26,25
#電波西×苦労人仏
#アンニュイ仏×思春期米
#孫爺
#しまぐに
#ちゅーりつ兄妹
#theme:ななつの大_罪>>38
>小話まとめ>>67
(;;0点0;){このお兄さん率…。
# 好/きし/ょ。}(言_言*)
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17 :
米
10/03-02:09
ハム/レッ/ト第三幕より。
キクからのリクエストだぞー。るんるん!
さあ、物語を始めよう。
#君を好きな気持ちが募って募って堪らなくて気持ちが高ぶって、俺のちっぽけな心臓って言う名前の感情袋が破裂して溢れそうになってるんだ。そうすると心配も溢れてきて、君が何をしてるのかなぁ、なんて些細な事も気になって、いつもの時間に顔が見えなかったり、いつもの時間に言葉が途切れたりするとそりゃあもう心配で心配で、俺の言葉が悪かったのかなとか、俺の態度が悪かったのかなとか、他の誰かと会ってるのかな、とか、不安は膨らんで膨らんで堪らなくて、俺のちっぽけな心臓って言う名前の我慢袋はいつだって不安で不安で、でもこの気持ちを例えるならこれこそが正に愛情だと思うんだ。
欲しい欲しいで貰った愛情
#俺は君の騎士で、君は俺のお姫様。しかしてその実態は、悪い魔法使いなんだ。ホントのことを言うと、君は囚われのお姫様。俺が欲しいなって思った言葉は俺のインチキな口の車にのっけて走り出す。君の返事なんて待たないよ、だって俺は悪い魔法使い。鏡よ鏡、世界で一番君が好きな人はだーれ?答えなんて聞かなくても分かってるけど、聞きたくないから俺は鏡をかち割った。だって答えなんて俺だけが知っていればいい。そうして下準備を済ませたら君に優しく問いかける。君が世界で一番君を好きな人はだーれ?尋ねる振りをして、本当は答えなんて一つしかないんだ。真実を言ってくれる鏡はどこにも無い、しっかりと先回りしたらほら、俺は騎士の振りをした悪い魔法使い。
#なんてね、俺のちっぽけな心臓って言う名前の孤愁袋は君に会えない時間、破裂して溢れそうになってこんな事ばっかり考えさせるんだ。
知らずに与えてもらっていた、愛情
#俺は悪い魔法使い。君に毒のりんごを食べさせて、君を小さな箱庭に閉じ込めて、見るも無残に騎士の振りをする。悪い魔法をかけ続けて、君は俺だけのものだって、そんな自分に嫌気がさして、俺のちっぽけな心臓って言う名前の高慢袋は破裂してしまえば良いと膝を抱えて、君には見られたくない悪い魔法使いの衣装のフードを被っていたら、君はガラスの靴を脱ぎ捨てて禁忌を破った。
#そっとフードを払って、知ってたよ、だけどね。そうやって君は俺にナイショ話をするみたいにして、最大の真実を語ってくれた。ああ、君は本当にお姫様、俺はこんなにも悪い魔法使い。どうして俺はこんなにちっぽけなんだい?そう尋ねてみたら、君は毒を飲むわけでもなく俺をホンモノの王子様にしてくれたんだ。
生きるべきか、死ぬべきか、それだけが
#問題じゃないよ。だって俺はこんなにも毎日がしあわせ。俺にとっては君が、そう、君だけが、俺の人生って言う名前のちっぽけなステージに立ってる唯一の人。
そうして、悪い魔法使いは王子様になり、俺のちっぽけな胸の奥底にある大好きって気持ちを入れる袋は囚われのお姫様を包み込むくらいに大きくなって、二人は幸せに暮らしたのでした。
#(めでたし、めでたし!)
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16 :
日
10/03-02:00
通常の3割増しで乙女ぶったつもりでしたが何だか思っていたよりいつも通りの様相で、本当に彼の方に関することにはてんで乙女な思考であるのだと思い知らされました。ああもう好きですコノヤロー。
あいらぶゆーのシリーズにはまたいつか挑戦致したく。慎ましやかな国/民性で大変恐れ入ります、じゅてーむじゅてーむ。ちゅっちゅっ。
>空の色、
彼の方に手を取って頂いた夏の盛りのある日、外に出ると気持ちの良い快晴で。さて大気とはこんな味だったかしら、などと浮かれた気持ちで雲と空のコントラストに目を奪われて居ましたら、側溝に足を取られて転びました。ドジっこ爺、新ジャンルです。
在り来たりな表現ですけど、いつもの道がきらきらして見えたんです。晴れた空に気付いたんです。
>私の魔法使いさん、
駄々をこねてごめんなさい、お慕いして居ります。
>アルフレッドさん反応早過ぎワロタ
え…なん…黙って上げたのにこのコンビネーション何なんですか…。
#ふふー、すごいだろ?って言っても偶然なんだけどね。運命ってやつかな!
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20 :
ロマ+ベル
10/03-07:36
>>22,21のつづき
#はは、怒った顔も可愛いな、果物みたい(俯いてしまった相手の表情を覗き込むと自分の頬をつついて指摘して見せ、直ぐに明るさを取り戻した表情につられて自分も頬を綻ばせると細い腰を抱き寄せて顔を近付け)んー、おしい。Grazie……グ、ラァ、ツィエ。ちょっと舌の動きが難しいかな(ゆっくりと舌を業と突き出して発音すると反復を促すように頷いて)
>っもおおお、どうせそんなん、誰にでも言うてるんやろ!悪い子!(更に熱くなった頬を両手で押さえ、小さく唸って睨み付け)…っな…う…、…ぐら、つぃえ?(近い距離で器用に動く舌にぐるぐると目を回しながらも、何処か有無を言わさない相手の態度に押されておずおずと復唱し)
#んーん。ここに連れて来たのはベルが初めて。この街の全てがここに描かれてるんだぜ、スゲーだろ。どこに行きたい?(睨む視線をさらりとかわすと順番に指差して街を案内し始め)……ん、とりあえず及第点かな。もうちょい舌が使えるとカンペキなんだけど(リボンの形が崩れないように頭に触れて軽く撫で、当然だと言わんばかりの態度で笑って)
>あら、不実な男の人の言うことなんて一々信じてられへんのよ(大げさな仕草で肩を落とす相手の腕に自然に自らの腕を添わせ)ん、ええけど…何か面白い映画でもやってるん?
#そりゃあ、残念。このままbacioでも出来たらな、なんて思ってたんだけど(台詞とは裏腹に楽しげな笑みを浮かべたまま歌うようなテンポで言うと上機嫌で景色に背を向けて今度はゆっくりと歩き出し)ん、きっと好きだと思う。この映画を見ないでどうするんだってくらい、な
>っもお、そういうことをすぐに言うのがあかんのです、分からん子ぉやな!(ぷく、と両頬を膨らませつつ、シャツに捉まるようにして半歩分だけ遅れて付いて歩き始め)ふうん…そんなに映画好きには見えへんけど、まあええわ。楽しみにしてます(溶け落ちたジェラートがひやりと手を伝い落ちて咄嗟に舌で舐め取り、途端舌に広がる程良い酸味と甘みに頬を綻ばせ、それからは黙々と氷菓を口に運びながら足を進め)
#そうか?でもさ、言いたいコトは直ぐに伝えねーと後から後悔しちまうかもしんねえじゃん(頬を膨らませても自分に着いて来てくれる事に優越感を覚えながら人通りが比較的少ない道を選んで進み、ジェラートが邪魔になっている事に気付くと食べ終わったころを見計らってシャツの裾をズボンから引っ張り出しそこで拭って)ごめんな、ハンカチなんて洒落たもん持ってねぇんだ。映画館は直ぐそこだから我慢してくれ
>そういうんは、大事な人に、大事な時に言うてやり。…ほんま、心臓が足りんわ(歩調を合わせてくれる気遣いと気障な言葉にうっすら染めた顔を俯かせてぽつりと呟き落とし)ん、別にええのに…ぐらつぃえ(ジェラートで汚れた手元、口元を少し乱暴な仕草で拭われ、教わったばかりの慣れない単語で礼を言うとまたはにかんで俯き)
#今だって大事な時だし、ベルは今の俺にとって大事な人だろ(少し上達した言葉に頬を緩め穏やかな表情で告げると先ほど指差された場所で足を止め、古ぼけた看板をなぞり確認すると大きく頷いてから壁のポスターを背に相手へ改めて向き直って)俺達さ、まるでこの映画みたいじゃねえ?ダンスフロアも無ければ綺麗な骨董もない、こんな薄汚い場所で格好つかねえけどさ、俺にはベルが運命に思えたんだ
>(憧れて何度も見た映画のポスターを背に此方に向き合う相手にはまるで見透かされたようで内緒で息を飲み、騒ぐ心臓を宥めながらシャツの裾を引き)…せやったら、うちもロヴィにだけ本当のこと言うてあげる(こくんと息を飲むと顔を上げ、自分よりは少し背の高い相手を見上げて)あのね、うち、本当は、
(物語はここで一度、幕を閉じた)
9 :
仏&英
10/01-20:45
>>10の続き。
#やーだ、そういうのって偏見!俺たちは夢と楽しい時間を提供してるだけさ。レディとは言わねえけど、お兄さんだって十分美しいと思わない?(決して度数の低くないアルコールがなみなみと注がれたグラスをさり気なく手の平で塞ぎ、今度はボトルごと取り上げて)…飲み過ぎだって。そんなに強そうには見えないけど?
>キレーだろうが野郎は野郎だろ、返せよ(元々強くはない上に度数の高い酒を勢いで摂取したせいで顔は真っ赤に逆上せ上がり、揺れる視界の中でとりあえず腕を伸ばすとそのままテーブルへ倒れこみ氷の入ったボウルを抱きかかえ)
#うっわー既に面倒!(派手な音に同席の客の視線を集めてしまい、軽く会釈をして詫びると苦笑を隠しもせずに抱き起してソファの背に寄り掛からせ)…全く、口ばっかりは達者だね、坊ちゃん。お水、飲めそう?
>……ッ、さわんな、ほっといてくれ(ぐったりとソファにもたれ掛かっても尚相手の方へは視線を向けず、回る世界に頭を抱えると視界の端に得意先のドレスが見え首を横に振り)…………悪かった、水、貰う
#(大きな音の所為か、水の入ったデカンタを持って心配げに控えていた新人のキャストに礼を告げてから新しいグラスに水を注いでやり)はい、ドーゾ。大丈夫?顔、真っ赤。
>サンキュ(ぶっきらぼうに礼を言うと今度は倒さないようにゆっくりと受け取り、咽ない様にグラスを齧るとちびちびと口にふくんで)平気、だから、ごめん、ほっとけ
#はいはい、もうお酒は飲まないでしょ。一応ソフトドリンクもあるけど、どうしようか。お水でいいの?(大人しくなった相手に自然と表情が緩み、へら、と力の無い微笑浮かべてグラスを受け取るとテーブルの氷を機嫌良くグラスに移しつつ訊ね)
>氷要らない、水で良い。でも売り上げにしたいなら何かノンアルコールくれ(ソファの背もたれに体を預けると接待組が景気良く空けていくボトルを拾い額に当てて顔を冷やしながら呟き)
#ん、もう、可愛くない言い草だね。そんなこと言われたら水以外出せないだろ(くすくすと笑って水だけを注いだグラスを渡すと、チーズの乗ったクラッカーを一つ摘み自分の口に放り込み、租借しながらもう一つ相手の唇にも押し付けて)ほら、あーんして。それとも食い物は無理そう?
>……そう言うのは、良い(唇に押し付けられたクラッカーを舌で押しやると、幾分か減っていた眉間の皺を取り戻して相手を睨みつけ)無駄なことしてねえで適当に持って来いよ、仕事だろ
#だってお前細っこいからさあ、ちゃんと食ってんのかね。こう見えてお兄さん、料理とか得意なんだよ(拒まれたクラッカーを躊躇い無く自分の口に頬張り、皺の寄った眉間を人差し指の腹で撫で)飲ませるだけが仕事じゃないのよ、言ったでしょ、夢と楽しい時間を提供するのが俺のお仕事なの。
>……気持ち悪ィ、何が夢と楽しい時間だよ。俺にとっちゃ悪夢だ(自分の舌に触れたものを躊躇無く口に入れた相手に驚きが隠せず、蔑みの眼差しで相手を見下して)
#(意識せずに取った行動に対する相手の言葉には一瞬目を見開いてからゆっくりと視線を伏せ)…そう、だよね、気持ち悪いね。ごめんね?でも今だけ、我慢して。もうしないから、ね(手癖で頭を撫でようと手を伸ばすも、すぐに思い直して引き、ごめん、と小さく呟き落とし)
>お知らせ:アーサーさんは行方不明になりました。
(本日はここまで。続くかもしれない)
10 :
チャットログ
10/01-21:07
ホストと潔癖でドー八゙ー!
詳細>>8
ホスト・フランシス(日)
#分かりやすく人気のある感じのホスト。この色。
#最初の方で一回サクッと枕営業→暫く放置→ほっといてごめんね、忘れる訳ないでしょ?上げて落として上げる営業。
潔癖リーマン・アーサー(米)
>接待の何次会かの席でお偉い方に無理矢理連れられ初ホスト。期待の若手。ホストには女性からお金を巻き上げるイメージしか無く、大変嫌悪感を抱いている。この色。潔癖DT処女。
――黄金色に輝く煌びやかなシャンデリアに真っ赤なソファが照らされる、まるで少女が夢見た舞踏会のようなステージへ声高らかに響くのは見目麗しい男達の下品な掛け声。
ぱんぱんと景気良く開けられるシャンパンと耳障りなマイクパフォーマンスに場内の空気は最高潮、誰もが目を輝かせる空間の中で一人、眉間に皺を寄せ不機嫌そうな表情で座り込む場に不釣合いな男が居た。
#こーんばーんは、どうしたの、怖い顔してるけど。楽しくない?(隣に座るや仏頂面の相手を覗き込み)
>……別に、接待で来てるだけだから気を使わなくていい。酒なら間に合ってる(否応無しに視線を合わされ眉間に皺を寄せ、小声で)
#折角高い酒飲んでるんだからさあ、もっと楽しく飲もうよ。ね、お兄さんも飲み物貰っていいかな?(見るからに不機嫌そうな表情の相手に、面倒な手合いかと胸中で舌打ちするも表情には出さず訊ね)
>だから気を使わなくていいっつってんだろ、勝手に飲めよ。どうせ俺の金じゃない(笑顔のままの相手に居心地悪げに視線を逸らすと手で犬を追い払うような仕草を取って)
#そうは言ってもさーあ、これがお兄さんの仕事なの。俺ね、フランシスって言います、今夜はよろしくね。坊ちゃん、お名前は?(此方を払う手を取るとおどけた仕草でその手の甲に口付け、視線のみを上げて片目を瞑って見せ)
>ッ、やめろ!テメェは仕事なら野郎の手に唇押し付けられんのか、信じらんねえ(絵本で読んだ様な仕草に一瞬何が起こったのか分からずその光景を傍観し、ふと我に返ると力の限り振り払いきつく睨み上げ)
#はは、お行儀の悪い坊ちゃんだね、そんな顔してちゃ酒の味も分かんないんじゃないの(想像の通りの反応には眉尻を下げて困ったように笑い、ガラスのテーブルに向き直って自分の分の飲み物を作りつつ視線は落としたままで)…ほら、お名前は?
>……ッ(冷静な対応に周囲を見渡すと自分が接待中だと言うことを思い出し、眉間の皺はそのまま軽い咳払いと共に椅子へ深く座りなおすと喧騒に紛れるほど小さな声で)アーサー。
#はい、良く出来ました(消え入りそうな声音で呟かれた名前を拾うと口元を僅かに綻ばせ。薄茶色のアルコールが注がれたグラスを両手で支え、置かれたままの相手のグラスにかちんと合わせ)いい子だね、坊ちゃん、…アーサー?
>呼ばなくて良い。俺を接客したってボトル入れるのはあっち、減らしたいなら勝手にやる(テーブルの上の茶色い液体が揺れるのを凝視しながら低い声で告げるとテレビで見た知識を思い出し徐にグラスを掴み一気に煽って)
#だーかーら、これがお兄さんのお仕事なの。お前のお仕事は楽しく飲んで帰ること、分かった?…ああもうほら、そんな飲み方したら後が辛いよ、ベベちゃん(空いたグラスを取り上げて軽く窘め)
>テメェらの仕事なんて客から金巻き上げるってだけだろ、俺は新人で金なんてねえしどうせ勺されるなら美しいレディが良い。ブタ役やってるからあっち行け(取り上げられた方は直ぐに諦め相手のグラスを掴むと中身を再び一気に煽り、丸いフォルムの瓶から無作法に継ぎ足して)
>>9に続く。
11 :
米&日◇
10/01-23:53
>>10,9の反省会の様子。
>お知らせ:メタボさんが入室しました。
*お知らせ:otkさんが入室しました。
>やあ、お疲れ様!
*はい、お疲れ様です。楽しかったですね…。何と言うじじ得。
>俺得でもあったんだぞ、もうもう楽しかったー!
*DT可愛すぎワロタ
>君がDT好きすぎワロタ
*惜しむらくはフランシスさんの不慣れっぷりです。私、実は二回目とかです。
>そうだったの?ベベちゃんにときめいて仕方なかったんだぞ…!デレそうになるホッペをぎゅうぎゅうした!
*私の願望も取り交ぜてみましたからね(どや顔)デレて下さって良かったのに…。
>そこは俺の願望も取り交ぜてるからね、
>君の潔癖好きに沿うように努力したんだぞー(ぷくー)
*ツンデレ大変美味しいです…。潔癖DT素晴らしいです…(ほわわわわ)
>うちのグランパは大変趣味がヨロシイんだぞ(へらら)
*偶にはこういうドリー夢設定も楽しいものですよね、ええ、大変夢いっぱいで楽しかったです。
>夢設定、楽しすぎて滾りすぎて回線が行方不明になっちゃってゴメンだぞ。ちょうどいいところで行方不明って…(笑)
*フランシスさんの心のダメージたるや…。お労しいです、いいぞもっとやれ。
*フランシスさんが酷い目に遭えば遭うほど、私の心のジョイスティックがぐいんぐいんな訳ですよ。
>もう、うちの回線空気読みすぎだよ!! ログの最後見て笑っちゃった! うちの眉毛がごめんね、髭(はぐはぐ)
>Wow!ジョイスティック!古い機種だね、キク自らゲームだなんてすごいや!さすがは廃人!
*落ちることは分かっていたのに、行方不明になりました、の文字列で堪らず吹き出しました。哀れすぎるwwwwwww
>ほんと……俺も落ちてるなーとは思ったけど、行方不明はもう……かわいそう(ウッ)
*可哀想な片思い属性のフランシスさんが潔癖眉毛を落とすゲーム…だと…?(ごくり)
>でもさでもさ!俺の即レス度は褒めるべきだと思わないかい!
*言い値で買うでゲイ/ツ
*信頼と安心の即レスっぷりでしたね…!(ふはっ)
>どこかで出してくれないかな、俺もやりたい>ゲーム
>3分以内に即レス。……まあその分短いんだけど。楽しすぎちゃってさー困るよね!もう!
*これは、もしや暗に期待されているのでしょうか…ええ、男本田、曰本男児の意地を見せますよ!眉毛の方のあんあんらめえなゲーム制作くらい、我が国に掛かれば造作も無いこと!(くわっ)
*私の方こそ、じわじわと長くなっていってすみません…だって楽しくてつい(てへ)会話メインでサクサク、楽しかったです。
#お知らせ:メタボさんは行方不明になりました。
*ちょwwwwwwwwwwwwww
*此れは酷いwwwwwwwwwwwwww
#お知らせ:メタボさんが入室しました。
>も、もうやだ・・・
>何でだい!俺んちの回線自重してくれよ!!!!!!!
*まあまあ、あまり長くなり過ぎてもまた収まらなくなる恐れがありますし。
>ただいまグランパ、寂しかったかい(はぐはぐ)
>うん、じゃあそろそろ総括しようか
*え、ああ、ええ、まあ。
>……ノリ悪いんだぞー(ぶー)
*そうですね、今回はとにかくドリー夢設定の独り勝ちでしたね…。次こそはもっとデレさせたく。
>俺はもうちょっとツンしたかったんだぞ。ドリー夢設定オソロシイ! 今度は例のあのシーンから続きをしようね!楽しみにしてるんだぞっ
>もうもう、明日にでもやりたいくらい!(きらきらきら)
*ええ、了解です。あああこれは…燃えますね…!是非とも二回目の来店をお待ちして居ります(キリッ)
>ふふ、じゃあ今日はお疲れ様だね! お互いハニーを構う作業に戻ろうじゃないか!XDDDDD
*…そうですね…お構いしたいです、ね…(生温い微笑)では続きを楽しみにしてますね、お休みなさい(ヘコー)
>へこー。
21 :
ロマ+ベル
10/03-07:39
>>22の続き。
>(まだ幼く見える相手の気障な仕草には思わず吹き出し、空いた手で整えられた髪を軽く撫で)なぁに言うてんの、たった今からうちの財布を守るのはお兄さんの仕事になったんやで!ん、うちなー、ベルて言います。気軽にベルベルって呼んでくれてええで!(にへらと気の抜けた笑みを浮かべて首を傾げ)
#(子供を甘やかすような動作に一瞬目を丸くするも、直ぐに先程までの表情に戻して)ん、ベルな。今日一日宜しく。じゃあ先ずは……こっち。美味いジェラートの店があるんだ(繋いだままの手を引くと人通りの多い道から外れた緑の多い公園へ進んで行き)オススメはカシスかオレンジ。どれにする?
>(迷い無く進む相手に、知らず緊張していた糸が緩んで繋がれた手をこっそりと握り返し)うー…んー…じゃあ、うちはオレンジ!ロヴィはカシスにするやろ?そしたら両方食べれてええやんな、な!(さも当然と言った様子で少しだけ先を歩く相手の顔を覗き込み)
#Si,じゃあ二つな(相手の提案に頬を緩めると握っていない方の手をポケットに突っ込み小銭を出すと店の店主にポイと投げて)見てくれは悪いけど、大通りのより100倍うまいから。んじゃ食いながら次な(オレンジをひとくち齧るとそこへカシスを擦り付けてジェラートを移してから相手へ手渡すと再びぐいぐいと手を引っ張り有無を言わさず歩いて行き)
>(赤に彩られたオレンジのジェラートを片手で受け取り、礼を言おうと口を開いたところで強引に手を引かれ)…っん、待って、ロヴィ、早い…!(石畳に不似合いなヒールを鳴らして必死に追い掛けるも、踵が溝に嵌ってよろめき)
#っと、ごめん。ベルが可愛くて誰にも見られたくなかったんだ。ゆっくり歩くから、腕に手ェ回してもらって良いか?近道なんだけど治安悪くてさ(瞬時に腕をひっぱり体を支えると申し訳無さそうに表情を曇らせ直ぐさま速度を緩め、照れたようにはにかみながら腕を出して見せて)もうちょっと行ったらスゲーもん見れるからさ、な?
>(転びそうになった体を軽々と引き上げられれば俄かに目を白黒させて)っわ、…もー、女の子にはもうちょい優しくしたらなあかんで?(一瞬躊躇ってから自分への気遣いなのだと小さく言い訳して、差し出された腕におずおずと自分の腕を絡ませ)ほんま?何が見れるかは着くまでは内緒なん?
#spiacente,次からは気をつける。ベルに傷でも付いたら大変だ、カフェでのランチがなくなっちまう(前半までを真面目に言うと、直ぐ悪戯をする子供の様な表情になり飄々とおどけて見せ)着くまでナイショ、って言ってもそんな凄くないけど……着いた(簡単に舗装された石造りの道を突き当たりに到着すると足を止めて)ここ、この街を一望出来るんだ。まあ50ドルの景色、ってトコだけど。
>…っ、そんくらいで約束を反故にするような女とちゃいます!(間近で見上げる真面目な表情に目を奪われるも、次いで浮かんだ幼い表情でからかわれたのだと気付いて顔に血が集まるのを感じて俯いて黙々と歩を進め。立ち止まった相手に気付かず腕に軽くぶつかり、促されるまま顔を上げれば眼下に広がる美しい街並みに表情を綻ばせ)わあ、…はー、やっぱりええとこやなあ…ロヴィに案内頼んで良かった。…えーと…ぐらっつぇ?
>>20につづく
22 :
ロマ+ベル
10/03-07:46
ロマベルの休日
~昼飯食わせろコンチクショー~
#※お察しの通り某名作映画のパロディです
# 苦手な方はご注意ください。
ベル(日)
>南_伊に単身で旅行中。道に迷ってさあたいへん。
ロヴィーノ(米)
#生まれも育ちも南_伊男。詐欺とスリが生活の糧。
~あらすじ~
古い歴史と伝統を持つ某国の王女は現在、各国を表敬訪問中である。三人兄妹の末っ子、長女である彼女は長い旅が続き最後の滞在国に到着すると、普段は感じたことも無い過密なスケジュールや自由のない生活への不満により、ついに城を抜け出してしまった。
見知らぬ土地に、一般から見たら大金を抱えた世間知らずのお嬢様が辿りついたのは――……この国でも1、2を争うと言われている、治安の悪い土地だった。
#うん、まあ、ベッタベタな設定でベッタベタな事をやる企画だぞ!王道には王道の良さがあるんだ!!
#誰得?<俺達特!
>(気持ち良く晴れた南伊の街の一角、地図を片手に見慣れない道を覚束無い足取りで辿りつつ、少しだけ不安げに視線を彷徨わせながら肩に掛けたバッグを持ち直し)…こんなことやったらケチらんとガイドさんお願いしたら良かったかなぁ(ふう、と溜息を吐いてレンガ造りの壁に寄り掛かり)
#(ふらふらと道を彷徨う様を見つけ狙いを付けるとピュウ、と軽く口笛を吹きポケットに突っ込んでいた手を出してから自然な笑顔を貼り付けて緩やかな動作で相手に近付き)コンプリメンティ!かーわいいね、迷ってんのか?
>(見知らぬ街で不安に曇らせていた表情をぱあっと輝かせ)お兄さん、この辺に詳しい人?せやねん、迷ってもうてな、ここがどこか教えてくれる?(手に持っていた地図を広げて相手の眼前に付きだし)
#ん?ああ、地元民。お嬢さんは旅行中?そんなバッグの持ち方じゃスリに合うぜ、ここはこの国で一番治安の悪い場所だからさ。美術館に行きたいならここから左に行くとタクシーがあるし、アクセサリーが見たいならこの道を真っ直ぐ、それともお茶がしたいなら……俺がこの街で一番美味いカフェにエスコートするけど、どうする?(柔らかい仕草で斜めにかけられたバッグを前に移動させるとそのままふわりと肩を抱き、体ごと向かせて道を指差すと最後に自分を指差し小首を傾げ)
>(肩に触れる手には一瞬身じろぐも、特に気にした様子も見せず)なあなあ、お兄さん今日暇してんの?その一番美味しいカフェの一番美味しいメニュー、うちが奢ったるから、ちょお案内してくれへん?…この辺の道、分かり難いねんもん…それに、治安も良くないんやろ?(照れ隠しか拗ねた様に唇を尖らせてぽつりと呟き)
#(想定以上の結果に口角が上がるのを止められず心の中で盛大に自分を褒め称えると肩を抱いていた腕を外し、そのまま相手の右手を取ると持ち上げ、軽く唇を押し当てて)りょーかい、奢って貰うためにも財布だけは死守してくれよな。……そうだ、遅くなったけど俺はロヴィーノ。お嬢さんは?
>>21につづく
23 :
日
10/03-23:46
>>22,21,20の反省会の様子。
*お知らせ:塩鮭さんが入室しました。
>お知らせ:脂肪さんが入室しました。
*お疲れ様です、名前が酷い。
>やあやあお疲れ様だぞ!二回目の反省会がはーじまーるよー!
*字数の問題がありますから、skskでお願いしますね…。
>ん?好き好き?分かってるよ俺もキクが大好きだぞ!
*ええはい、それはどうも(生温い微笑)もおおお今回字数ミッチミチだったんですから、もおおおお!
>字数ね、ほんとね、ミッチミチだよ……携帯で見るとホント、酷かった
>今回もまとめお疲れ様だぞー
*多めに確保頁取って置いて良かったですよね…。アルフレッドさんこそ、あらすじ有難うございました。王道はやはり良いものですね。
>多いかなーって思ってたのに、まさかの足りない疑惑って言うね!すごいね!酷いね!あらすじはロー/マの/休日を文字っただけだったから今回は簡単だったよ、俺あらすじ職人になりたい…
*ああ、パロディの注意も付けておかないといけませんね…。いやあ、後付けの設定にしては上手く纏まりましたね、流石私達。
*あらすじ職人wwwwwwwwwwwwwwww
>ああ、そっか!パロディにするのが決まったのって途中からだもんね。見切り発車もいいところでさ(笑) 何とかなるもんだねー。
>あらすじ職人…良い響きだろ?
*いやーしかし滾りました。ロヴィ君攻の可能性は無限大ですね。少女漫画は至高。
*なんか…響きが卑猥じゃないですか…?<あらすじ職人
>ロヴィ、初めてやってみたけど楽しかった…可能性が無限大すぎてまだ掴みきれない!もっとやりたい!(きらきらきら)
>卑猥?何で?あらすじ職人?んん?荒筋の職人だろ?
*伊男なロヴィ君、いいですよね…。そうそう、後日談はチャットの形じゃなくて、ロヴィ君の独白でも可ですよ…(ニコッ)
*…そう深く突っ込まないで下さい、何となくですから(ふい)
>ああ、それもいいね!独白……にお返事くれるんだろ?そうだろ?(そわそわ)
>ん?そうなの?たまにキクがよくわかんない。おじいちゃんなんだから無理しないでおくれ(ぽんぽん)
*此方は此方で、お城でふと思い出して日記にでも綴るんじゃないですか。ふふ、1日限りの恋…ロマンですね。
*さらっと流しましょう、曰本語とは奥深いものなのですよ(にこ…)
>う、うわあああ、もう……君ってヤツは!どこまでも俺のツボをつくんだから!おかげで全身ホッコホコだよ!(ほくほく)
>???はーい。 ニホンゴはムズカシーデスネー
*ホッコホコにしてやんよ、と。ベタな少女漫画が好きで恐れ入りますすみまっせーん☆
*さて、続きの見通しも立ちましたし、そろそろ纏めたく。何か適当に良いこと言って下さい。
>えー、えーっと、じゃあ、「俺たちだけが楽しい仕様の無駄に長いチャットログに付き合ってくれた人が居たらThanks!そして待て後日談!」って感じでいいかい
*はい、乞うご期待、ですね。というかむしろ私が大変期待して居りますが。続報期待age
>はーい、キクが期待してくれるんなら頑張るよー
>じゃあ今回もお疲れ様、たんのしかったー!
*それでは、長々とお疲れさまでした。次も楽しみにしております(へこー)
>お知らせ:脂肪さんが退室しました。
*お知らせ:塩鮭さんが退室しました。
25 :
白
10/04-03:43
#口マべノレの休日>>22,21,20の、後日談。
>side:B
「うち、本当は王女様やの」
>信じて貰える訳が無いて分かってたから、別に傷付いたとかそんなんと違う。夢見がちでバカな女やと思ったやろか。それとも雰囲気に流されたとでも。今更別に、どう思われたかて構わん。強いて言うならうちが奢るて約束やったのに、ジェラート付きで観光案内させといて何のお礼も出来んかったんがちょっと心苦しいくらいで、半日にも満たない時間が忘れられないのは、あの街の美しさの所為。
>うちかて流石にあの顔を知らん訳やなかった。せやけど怖いやなんて感じんかったし、結果的に何も盗られんと、…ううん、盗られるどころか色んなものを貰た。ジェラートもそう、歴史深い綺麗な街並み、ありがとうも教えてくれた。いつか憧れた、あの映画の様な時間も。
>今頃ニュースでびっくりしてはるやろか。なあ詐欺師さん、あんたがからかった女はほんまもんの王女様やったんやで。なんて今更届かん独り言、日記に呟く位ならタダやろ。
終わらない1日限りの恋。
>さよなら、口ーマのおもいで。
XXXX年XX月XX日
>(音も無く閉じられた日記帳は、二度と開かれることが無かった)
26 :
南_伊
10/04-16:32
#口マべノレの休日>>22,21,20の、後日談。
XXXX年XX月XX日
#今日から日記をつけてみようと思う。
#日記なんてガラじゃないのは分かってる。それに、盗人が日常の記録なんて足のつくことをしちゃいけない。だけど、今日から日記をつけてみようと思う。
#最近は俺の顔も有名になっちまったとかで、下調べをしない旅行客でしか商売できない。たまに、騙されたいって物好きもいるけど。極稀に。今日のカモは茶色の髪の毛を肩まで伸ばした美しいベッラ。彼女は偶然、俺のテリトリーでうろうろしていた。声を掛けたら驚くほど簡単に釣れたから、旅行客だろう。騙されやすいタイプなんだろうな。あり難い事だ。どこの国から来たんだろう、共通語で話しかけたら乗って来たから、その辺り。東の方では無さそうだ。そういえば俺は、彼女のことを何も知らない。
#これは俺の日記だから、恥ずかしがらなくても良いよな。何も知らないその子の為に、俺は今日から日記をつけようと思うんだ。
#偽名が出てこなかった。与えられるのが当然だと思っていたけど、本当に好きな子には何でもいいからプレゼントをしたくなるらしい。俺の贔屓にしているジェラート屋を紹介したし、この俺が財布を出したし、自分の話ばかりして、思わず俺だけの秘密の場所に連れて行って、映画なんて全く知らねぇのに知ったかぶって、柄にも無く手を繋いだりして。ガキみたいだ。
#旅行客、この国にあの映画みたいな幻想を抱いてる奴らは特に、体を密着させて、じっと見つめて、運命だなんて言ってやれば大抵は金を落としてくれる。だから、いつもなら腰を抱くんだ。手なんて握らない。
#彼女の腰を抱いたら、驚くほど細かった。柔らかくて、優しい香りがした。気恥ずかしくて、だけど逃がしたくなくて、思わず手を繋いだら握り返してくれて、照れくさくて思わず茶化しちまって、詐欺師が聞いて呆れる。これでも有名なペテン師だったんだぞ、俺。
#彼女からは何も奪えないと思った。俺が与えたい。俺が笑わせたい。俺が、守りたいと思ったんだ。
#今日は映画を見る前に彼女が用事を思い出したとかで別れてしまったけれど、明日にでもまたあの場所へ行ってみようと思う。きっとまた会える気がするんだ。
#こんな俺だけど、それは今までの話だから、書く。きっと彼女は、俺の運命だ。
#詐欺なんてやってる男に彼女は似合わない。だから、俺は今日から日記をつけようと思う。
XXXX年XX月XX日
#三日と続かなかったけど、日記を止めようと思う。手が届かない相手への恋なんて、やめだ、やめ。
#詐欺師が最初で最後に騙された君。最後の最後で、しっぺ返しだなんて笑えやしない。
#だけど、そうか、騙されてもいいって、いや、騙されたなんて感じないほど、俺は今でも彼女の事を想ってる。今でもまた会える気がしてる、この気持ちはなんだだろう。俺も、こんな風に穏やかな気持ちにさせられていたのかな。そうだったら良い。
#日記は止めるけど、この数日の気持ちは本当だから、恥ずかしがらなくても良いよな。
(そして、物語は完全に幕を下ろした)
38 :
日
10/19-21:43
ななつの大罪まとめ用確保
#Greed…>>42
#Gluttony…>>41
67 :
米&日
03/01-10:04
小話まとめ用。
暇なときに拾っておきます。
Alfred
>Shakёspёarё>>17
>蜘蛛と蜜蜂>>30
Honda
#「月 ̄が綺麗で ̄すね」>>15
#蝶々>>31(島 ̄国)
#弟さんを私にください>>57(日 ̄米 ̄日)
#※とりあえず分かるように見出しを付けてますが、好きなように変えて下さいね
17 :
米
10/03-02:09
ハム/レッ/ト第三幕より。
キクからのリクエストだぞー。るんるん!
さあ、物語を始めよう。
#君を好きな気持ちが募って募って堪らなくて気持ちが高ぶって、俺のちっぽけな心臓って言う名前の感情袋が破裂して溢れそうになってるんだ。そうすると心配も溢れてきて、君が何をしてるのかなぁ、なんて些細な事も気になって、いつもの時間に顔が見えなかったり、いつもの時間に言葉が途切れたりするとそりゃあもう心配で心配で、俺の言葉が悪かったのかなとか、俺の態度が悪かったのかなとか、他の誰かと会ってるのかな、とか、不安は膨らんで膨らんで堪らなくて、俺のちっぽけな心臓って言う名前の我慢袋はいつだって不安で不安で、でもこの気持ちを例えるならこれこそが正に愛情だと思うんだ。
欲しい欲しいで貰った愛情
#俺は君の騎士で、君は俺のお姫様。しかしてその実態は、悪い魔法使いなんだ。ホントのことを言うと、君は囚われのお姫様。俺が欲しいなって思った言葉は俺のインチキな口の車にのっけて走り出す。君の返事なんて待たないよ、だって俺は悪い魔法使い。鏡よ鏡、世界で一番君が好きな人はだーれ?答えなんて聞かなくても分かってるけど、聞きたくないから俺は鏡をかち割った。だって答えなんて俺だけが知っていればいい。そうして下準備を済ませたら君に優しく問いかける。君が世界で一番君を好きな人はだーれ?尋ねる振りをして、本当は答えなんて一つしかないんだ。真実を言ってくれる鏡はどこにも無い、しっかりと先回りしたらほら、俺は騎士の振りをした悪い魔法使い。
#なんてね、俺のちっぽけな心臓って言う名前の孤愁袋は君に会えない時間、破裂して溢れそうになってこんな事ばっかり考えさせるんだ。
知らずに与えてもらっていた、愛情
#俺は悪い魔法使い。君に毒のりんごを食べさせて、君を小さな箱庭に閉じ込めて、見るも無残に騎士の振りをする。悪い魔法をかけ続けて、君は俺だけのものだって、そんな自分に嫌気がさして、俺のちっぽけな心臓って言う名前の高慢袋は破裂してしまえば良いと膝を抱えて、君には見られたくない悪い魔法使いの衣装のフードを被っていたら、君はガラスの靴を脱ぎ捨てて禁忌を破った。
#そっとフードを払って、知ってたよ、だけどね。そうやって君は俺にナイショ話をするみたいにして、最大の真実を語ってくれた。ああ、君は本当にお姫様、俺はこんなにも悪い魔法使い。どうして俺はこんなにちっぽけなんだい?そう尋ねてみたら、君は毒を飲むわけでもなく俺をホンモノの王子様にしてくれたんだ。
生きるべきか、死ぬべきか、それだけが
#問題じゃないよ。だって俺はこんなにも毎日がしあわせ。俺にとっては君が、そう、君だけが、俺の人生って言う名前のちっぽけなステージに立ってる唯一の人。
そうして、悪い魔法使いは王子様になり、俺のちっぽけな胸の奥底にある大好きって気持ちを入れる袋は囚われのお姫様を包み込むくらいに大きくなって、二人は幸せに暮らしたのでした。
#(めでたし、めでたし!)
8 :
米&日◇
10/01-20:41
続いてる文章にこそ美を感じる
続いてる前戯にこそ悦を感じる
アル: このDT好きめ!
>本田: DT以上に素晴らしいものがこの世にあるというのかね(キリッ)
再び俺とキクの空プログだぞ!草刈り機が間に合わない!
>本田: ログ使うなら、恋人さんへのデレももっと盛り込んだ方が良いのでは
アル: あったっけ パンツで頭いっぱいで
>本田: パンツなら仕方ない…
アル: じじまごが空プしてるとか 滾る
>本田: wwwwwwwwwwwwwwそれは滾るwwwwwww
アル: しかも話題が パンツ
>本田: あ、べーえーで空プも滾る
アル: な、ナンダッテー!
>本田: べーえーならチャットではなく通話です
アル: うんうん
アル: チャット、眉毛PC打てない
>本田: ウェ/ブカ/メラとかも搭載しちゃいますよ!
アル: 「ちよつと まつて」
>本田: wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アル: 「うち ない」
アル: 「てんてんは と”こ」
>本田: タイプライター以降時代の流れについていけない紳士
>本田: 時代の波に取り残され紳士…
アル: 「ちいさくするの と”うやるんた”」
>本田: オカンのメールみたいな…
アル: 「て”きた」
アル: こんな感じかなwwwwwwww
>本田: それは可愛いwwwwwwwwwwww画面越しに悶え転がります、産/業革/命(笑)
-----閑話休題-----
>本田:ホスト髭で^^^
アル: エッ何それいくら払えばいいの…
アル: いくらつぎ込めば枕してくれるかなあ
アル: 毎日タワーですか、わかりません
>本田: 最初の方で一回サクッと枕営業→暫く放置→ごめんね、忘れる訳ないでしょ? こうですか?
>本田: 上げて落として上げる…
アル: わああああああああああああああああ
>本田: でもきっと某眉毛さんに片思いしてるんです
アル: な、ナンダッテー!!!!
>本田: どこまでも片恋フラ/ンスを推奨します
アル: おま……え…… てんさいか
→その後細かい設定がポンポン浮かんだから、ちょっと今から二人でがっつりやってくるんだぞ!
取り急ぎ詳細↓
>ホスト・フランシス
#分かりやすく人気のある感じのホスト。
#最初の方で一回サクッと枕営業→暫く放置→ほっといてごめんね、忘れる訳ないでしょ?上げて落として上げる営業。
>潔癖リーマン・アーサー
#接待の何次会かの席でお偉い方に無理矢理連れられ初ホスト。期待の若手。ホストには女性からお金を巻き上げるイメージしか無く、大変嫌悪感を抱いている。
15 :
日
10/02-21:35
>さて、過日は十五夜で御座いました。虫の声など聞きながら冷えて澄んだ空気の中見上げた月は、まあぽかりと丸くそれはそれは優しい蜜色をして居りまして、ああ彼の方は今頃何を為さっているのかしらん、などと貴方を思ったもので御座います。人は心を空に映すようで、どんよりした気分の時は曇り空、からっと良い気分の日は晴天と例えるものですが、忙しい時には心を映す空をすら見なくなるようです。心を亡くすと書いて忙しい、とは良く申したもので、お忙しい貴方のこと、空の色などお忘れなんでは無いですか。
>いつか申し上げたこと。私は貴方に引き上げて頂いて、呼吸を、空を、思い出したのです。比喩でも何でも無く、それは紛れも無く事実。ですから私も、貴方に教えて差し上げたい。ねえ、愛しい方、ご存知ですか。冬の空は空気が澄んで星が綺麗に見えるのですよ。恋をすると、景色は途端に輝きを増すのですよ。ああほら、今夜も、
ね、月が、綺麗です。
>冬の星座を覚えてきます。私が教えて差し上げますから、晴れた夜には一緒に探しましょう。冷たい空気に晒されて冷えた指なら私が温めますから、手を繋いでも良いですか。
秋の夕暮れも冬の早朝も、
>貴方のお側なら、きっと何より尊く美しい。
30 :
米
10/06-01:21
Honey,Honey,大好きな君。
今から言う事は全部ハチミツのこと。だから、パンにでも塗って食べてしまっておくれよ。
#キミに優しくしたいんだ
優しくして、優しくして、どこまでも優しくして、ぬるま湯に浸かってドロドロになったら少しだけ突き放して、そしてまた優しくする。熱を加えて掻き混ぜたのなら一気に冷やして形取って、また溶かす。俺が与える全てに揺れる、それが俺のシヤワセ。一口食べたらもう、とびきり甘い蜜の味。止められない、好き、大好き。愛しい愛しい俺のHoney,怖がらないで俺に浸って、もっと溶けて、俺と一つになろう。痛くしないからさ。
#ゴメンネ
甘いHoneyを知ってしまったから、欲張りな俺はもっと欲しくなる。甘いものはいくら食べても美味しいし、作っている過程はもっと好き。どんな甘さになるのかな、なんて、つまみ食いをしながら作っていって、完成したらもぐもぐして、そうしたらまた作りたい。
絞って、絞って、練って、溶かして、食べてしまったら、ミツバチちゃんはそれでおしまい。そんなのは悲しいから、俺はお腹を空かせて爪を噛むんだ。
俺の帰る場所はとびきり甘いHoneyを精製するqueen bee.ここはいつだって甘くて、暖かくて、だけど足りない。貪欲な俺はつまみ食いだけじゃお腹が空いて空いて、周りのミツバチちゃんも気になっちゃう。
だって俺はもっともっと優しくしたいんだ。たった一人の女王蜂、ミツバチちゃんはヨリドリミドリで優しくし放題。俺は優しい自分が大好き。だって甘くて美味しいんだ。しょっぱい味を甘味に変えたらほら、とびきり美味しい蜜の味。
#なんてね
俺は卑しいspider,優しい蜜はお好きかい?たんとお食べ、愛と言う名の甘味をお食べ。もっと甘くなって、浸って、溶けて、さあ、俺とひとつになろう。
甘さを与え続けた君はどんな味がするんだろう。ねえHoney?そろそろ頷いてくれないと、俺の噛んだ爪は剥れてしまいそうだよ。世の中には甘いものが沢山転がってるんだよ、ねえHoney,聞いているのかい!
#(お腹が空いて倒れちゃいそうだよ!)
31 :
日
10/06-02:24
>「蝶々をね、見つけたんですよ」
「蝶?」
「ええ、ひらひらと頼りなく飛んでましたので、羽をこう、」
空を摘む仕草をすると美しいグリーンを見開いて信じられない、という顔を為さる方に思わず笑って、書き物机の3番目の引き出しを開いて見せる。
「御覧になりますか」
「結構だ」
意味を察する程度には聡い方、然し真偽を見分けられない位にはお若い方、青いお顔が可愛いこと。蝶はねえ、放し飼いにしてるんです。蝶々を放し飼いなどと何を酔狂な、とお思いかも知れませんが、ふふ、これまた信じられないことに何故だか戻って来るんですね。ひらひら、ふわふわ、頼りなく飛んでは時折り私の元に蜜を吸いに来る気紛れな蝶を、私は育てた花の蜜でもてなして愛でるのみ。飛ばない蝶の美しさなど存じません。標本になど惜しいこと、誰が致しましょう。しかし、そうですねえ、満腹になってよたよたとみっともなく地を這う様なことがあれば、
「その時は、生かしたままピンで、」
おやいけない、声に出ておりましたか。ふふ、ふ、すっかり青ざめてしまってほんに愛いこと。さあさ、お茶を淹れてあげましょうね。ああ、警戒なさらないで、薬など私の趣味では御座いませんから。
「それは知ってる」
拗ねた表情を隠しもしない可愛い方、私には貴方の背に、薄く鮮やかな羽が見えますよ、とは、言う必要の無い世迷い言。
>机の3番目の引き出しから、カサカサと乾いた羽音が聞こえた気がした。
41 :
ななつの大/罪
10/22-18:23
#Gluttony
君を堕とす罪の名前。
やあやあ、お腹は満たされただろう?どうしたんだい、その餓えた目。まだ欲しいものがあるのかい?それとももうお腹が減っちゃった?
軽快に床を鳴らす靴底で抜け落ちた羽根を踏みつけたら、興醒めするくらいあっさり泥に汚れた。でもね、こんな汚れ方じゃ許してあげない。頼りない背から伸びた柔らかく輝く純白が、根元の方から黒くくろく染まるのを見たいんだ。そしたら帰る場所が無くなった君に優しい言葉を掛けて、この檻に閉じ込めて静かに暮らそう。
君だって本当は、そうされるのを望んでいるんだろう、honey?
>優しさを餌に、君を堕としてあげる。
_さあ、満たされるまで食べていいよ。
>満たされる日が来るといいね。
42 :
ななつの大/罪
10/23-00:55
#Greed
俺の身を滅ぼす罪の名前。
欲しくて欲しくて欲しくて欲しくてああもう気が狂っちまう。満たされたらまたすぐに次が欲しい、ガマンなんて出来ない。
最初は掠める視線だけで満たされていたのに、次は声、繋ぐ指、触れる手、潤んだ瞳、肌の味、血の温度、手に入れれば入れるほど、もっともっとと欲しくなる。
>もっともっともっともっと、
欲しい、
>何が?
さあ、もう分からない。
乞うて乞うて乞うて、それは愛と名付けるには醜く、恋と名付けるには少し乱暴過ぎる。例えるならばやはり罪という言葉が似合うのだろう、と自嘲した。
57 :
日
11/19-09:45
#\オジーチャンもっとガンバッテー/
「わ、私の服、可笑しくないですか」
「大丈夫、凄く似合ってるよ」
「もう帰りたいです」
「それって今日何回目?」
ああもう、何でお受けしてしまったのか。今朝早くの電話、取らなければ良かった。
>事の発端は良くある話。酔った勢いで。酒の勢いとは空恐ろしいもので、此の無礼なばかりの若造が可愛く見えて、つい、パクリムシャムシャ。其れからは済し崩し、素直と言うか大っぴらな性分の彼は、私のしたイタズラが随分お気に召したらしく、以来余計にべったりと懐いてしまって、何と今日は見かねたお兄様との三者面談があるそうなのだ。何それ怖い。
「アーサーとは面識位あるだろ?」
「其れと此れとは話が別ですこのスットコメタボ」
「怒ったりしてないよー気楽にしなよ」
>じろ、と一瞥すればメロンソーダのストローを噛む幼いブルーとかち合って、ああもう胃が痛い、帰りたい。
「大丈夫、怖くないよ」
>テーブルの下で繋いだ手がひやりと冷えて汗をかいていたので、私はまた此の若造が少しだけ可愛く見えたり、してしまって。はあもう観念するしか無いですかね。こっそりと小指だけ握り返すとはにかむこの子が、どうしたって愛しいのだと、腹を括って認めてやりましょう。鬼でも蛇でも兄でも掛かって来やがれ畜生。
#\オジーチャンもっとガンバッテー/
「鬼とか蛇とかって言うより、精々眉毛オバケ位のモンだぞ!」
「…やっぱり帰っても良いですか」