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┗アーサーへ。(149-153/177)

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153 :
09/21-20:59

アーサー。
…、いや、変な事を考えるのは止そう。
毎日、毎晩。毎朝、毎夜。お前の回復を祈って。

もう少し落ち着いたら、日記を沢山書く。
本当はお前に直接送ればいいのだが、代理や場所の関係で、少々気が引ける。

好きだと書けば泣きたくなる。愛していると書けば、会いたくて仕方がなくなる。

気持ちは全く変わっていない。毎日お前に焦がれている。
だが、お前が帰ってくるまで、口に出すのは止そう。視界が潤んで、どうしようもならなくなってしまうので。

俺は、お前の事であれば何時迄も、ずっと、ずっと。お前が帰って来るまで、ひたすら待っている。

だから、早く、きちんと、ゆっくり、しっかり。
俺に元気な笑顔で会いに来る事が出来る為にも怪我を治して来い。

アーサー、毎日想っているぞ。不安にならずに、ゆっくり。ゆっくりでいい。きちんと治して、またあの笑った顔を、俺に見せてくれ。

[][][]

152 :
09/09-01:18




最近、お前から教えて貰った本を読んでいる。
お前から聞き出した本は、何でもかんでも面白い。

もう少しで、読み終わるんだ。なので、読み終わったらまた、ここに書きに来る。


アーサー。体の具合はどうだろうか。きちんと、意識はあるのだろうか。

そればかりが毎日頭の中を埋め尽くす。
半分ぐらい、痛みを分けられる装置があればいいのに、と本気で考える。
そうしたら、迷わず。ボタンが壊れるまで押し続けてやりたい。

アーサー、アーサー。
アート、アーティ。

治ったら、沢山キスをして、沢山話をして、手を繋いで寝よう。そして、沢山抱き締めて、名前を呼ばせて欲しい。
それまでは、あのダブルベッドに、お前に贈ったテディベアでも乗せて待っている。

だから、ゆっくり。うんと沢山休んで来い。
アート、アーサー。俺はきちんとここにいる。
安心して、養生しておいで。

[][][]

151 :
08/31-19:07





まさかとは思ったが、こんな事態になるとは。
頭の中に、色々な思いが巡る。

とにかく、命に別状がないと聞いたので、少し安心したが、…やはり、心配なものは心配だ。

きっと、俺が事故に遭った時、お前はこんな気持ちだったのだろう。

暫くは心配で夜も眠れないだろうな。

とにかくひたすら、お前が良くなることを祈って。

アーサー。何時まででも待っている。
だから、今はゆっくり養生してくれ。

何もない事を祈って。

怒っていないから、安心して帰っておいで。
どうか、お前の体に傷が残りませんように。

[][][]

150 :
08/19-04:02

抱き締めて、キスをして、身体を重ねて、愛してると言いたい。そればかりが募る。

好きだ。好き過ぎて、困ってしまう。

アート、アーティ。いや、やはり、アーサー。

目を見て、うんと気持ちを込めて、名前を一つ呼んでから、真っ直ぐ一言、愛していると伝えたい。

落ち着いたら、会いにおいで。アーサー、ここできちんと待っているから。

帰ってきたら、まずは一番最初に、お帰りなさい。今日も一日お疲れ様。と言わせて欲しい。

[][][]

149 :
07/19-20:55




ここ半年で、どうして俺はこんなにも下らない糞ったれになってしまったのだろう。
色々な事を考えれば考える程、上半期で目の当たりにして来た自分の不甲斐なさに思わず目を背けたくなる。
お前は俺に、そんな事はないと言ってくれるが、お前に対しても冷たく当たってしまった事が何度かあったと思う。ただ、段々と環境の変化にも順応出来るようになって来たのか、やっと心に余裕を持って生活をする事が出来る様になって来た。

お前に送った手紙が手元に残っていて、ふと勇気を振り絞って封を破って見てみたが、見れば見るほど後悔が押し寄せて号哭しそうになる。冷たくなんてされていない、と言うお前に甘えていた。手紙を一枚一枚見返せば、そこには全く違う自分がいて、唖然とするのと同時に、お前を失う事に対する恐怖が胸の底から湧き上がって来た。

勝手に冷たくして、勝手に気付いて、勝手に反省をして、勝手に失う事を恐れるなんて、話にならん。なんて自分勝手な人間なんだろう。お前がここ半年の俺との関係の中で、本当に傷付いていないのか。嘘を吐いて冷たくなんてされたと思っていないと言っていたのか。俺には実際分からない。

ただ、何時もなら気付く様なほんの些細な感情を、お前の口から出されるまで気付けなかった事に腹が立つ。

ふと、冷静になってお前から送られて来た手紙を読んだ時に、とても疲れた様な雰囲気を纏う文字が並んでいた事に気付く。弱々しくさえ感じた。

甘えてばかりで、お前の事なんて全く考えないで、俺は一体どうしたんだ。

アーサー。…済まない。この四文字だけで、お前にどれだけ伝わるかも分からない。いや、本当はお前は何も気にしていないのかも知れない。俺の得意の杞憂であるならそれに越した事は無い。

だが、あまりにも、自分の言葉が冷たい物だったので、謝らずには居られなかった。

優しく居たい。幸せにしたい。何時でも笑っていて欲しい。三年と半年と言う期間に、俺は甘え過ぎた。

…今日、お前は帰ってくるだろうか。今日こそは伝えよう。好きも愛してるも、心からお前が大切だと言う事も。今更だなんて、怒らないで聞いて欲しい。
全部お前に伝えたら、キスをさせてくれ。
そうしたら、目を見てもう一度、飽きる程伝えて来た五文字をまた、伝えさせてくれ。

どうか、今日お前に会える様に。
もし会えたら、一番に名前を呼んで、抱き締めさせて欲しい。

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