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┗9.806の誘惑(21-25/88)
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25 :
ゲノレマソ
08/19-23:07
永遠など存在せず、唯の滑稽な勘違いなのだと、知ってはいるが信じたくはない。いつの日にか途絶えてしまうもの。そうだとしても、信じる事は罪なのだろうか。しかし、お前との時間は確かに永遠であった。其の時が懐かしく感じられる程に。そしてお前が居無い今も永久のもの。永遠は無くとも永久はある。永久と永遠の違いは何か。長く変わりはしないもの。始まりや終わりがなく果てしなく長く続くもの。其れは幻夢か、幻想の類か。それならば、目覚めてほしくはなかった。
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24 :
普
08/18-23:51
愛されるのが怖くて。愛してしまうのが怖くて。裏切られるのが怖くて。裏切るのが怖くて。どちらに転ぼうと、逃亡する思考。始末におけない。矛盾や最悪を集結させた己。いっそ居なくなってしまえば、迷惑をかけずにすむというのに。それすらも出来やしない。
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23 :
神≠聖
08/10-00:00
啼いて居る。鳴いて居る。高く高く。誰に向けた物でも無く、誰しもにも向けた物。じっとりと滲む汗を更に誘う音。夏の風物詩とも云える其れは唯僅かばかりの生を真っ当する。暗から光へ。黒から黄へ。彼等にとって、瞳に飛び込んだ世界は何色に輝いていたのだろうか。夜半過ぎでも鳴り止みはし無い。啼いて居る。泣いて居る。其れは誰かの心音。交差、連鎖し、堕ちるだけ。
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22 :
独
08/09-02:55
淡く浮かぶ月に。今は亡き人を重ね。其の輝きたる色に。今。想い美とを想う。御前が望月なれば、自身は其のマスコンに、囚われた塵。
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21 :
神≠聖
08/08-01:11
解かっていた。幾日、幾年と時が流れようと、大人には成れないという事を。それでも切に願う。何故、こうなってしまったのか。呪う。意味など無いけれど。変わりはしないけれど。残念ながら俺という概念はひとつで構成されている訳では無い。俺自身のみでは、存在し続ける事は出来ないのだ。されど。周りを全て跳ね除けようとも、逢いたい人が居る。其れは罪なのかもしれない。しかし、もう遅すぎるのだ。出合う前には戻れない。幾度も繰り返す、譫言の様な単語。言葉というものは酷く曖昧。言霊に溶けて其処まで行きたい。分子に解けていけたなら、此の風に乗って往く事が出来るのだろうか。理解はしていたつもりだ。つもりなだけで、本当は拒んでいる。もどかしい。全てが。自身を憎む。
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