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┗9.806の誘惑(26-30/88)
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30 :
ゲノレマン
09/15-19:14
誇大した概念の中唯埋もれ、多大な量溢れる粒のひとつに成り得たかった。総称では無く。唯の個に。其れで居て御前と対じし、消失してしまえたのなら何も望む事は無い。さすれば御前を深く知る事も無かった。手の届く距離に身を置く事も無かった。されど御前との縁が交えなかったならば、俺は俺で居る事は適わ無い。嗚呼其れでも此の苦渋を味わうくらいなら
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29 :
普
09/07-12:24
自分で築き、取り払うことが出来なかった壁。いとも容易く瓦礫と化した。自身よりも経験が浅く、されど情熱満ち溢れるモノ達。奴等が夢視た形。概念。儚いからこそ刹那の輝きを見せ、魅せるのだ。概念は残る事が無い。其れと知るが故の現在。身を護る為の武器や住居拡張への野心は思い出と共に文字へと成り、笑顔の裏に蠢く真を探る日々。どちらが善いか。其の答えは無く、有ったとしても各々の胸中に。いくら思考を巡ろうと存在意義は未だに見つかってはいない。
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28 :
神≠聖
09/04-00:59
彼の子が口許を綻ばせる。纏う空気は春の木漏れ日の様に暖かで優しい。ささくれ立った俺の心から広がる痛みが何処かへと消え去るんだ。眉間に刻まれた跡が自然と解け、何時の間にか俺の口角も上がる。一時の温かさが心地好く、ずっと彼の子と居たいと願ってしまう。同時に少しの逢瀬でも構わないと思考。俺の住む場所は、彼の子の立つ場所とは異なっていて、其れに恐怖を抱く事は破滅へのカウントダウンに他ならないからだ。もし俺の起こす事象が、彼の子の場所を守る結果を生んでいるならば俺は其れで構わない。霞掛かった脳内からひたひたと歩みを進める者が居る。奴が現れる前に、彼の子の隣に立つ事が出来たならば俺は幸福だ。
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27 :
独
08/30-04:14
意思とは関係無く、何時の日か離別する事を理解してはいる。しかし其れに抗おうとしているのも事実だ。彼の人を信頼している。其れ故に生じる感情ならば幸福だ。たとえ、其れが一睡の夢の如く儚い物だとしても。もし気持ちという不可思議な物が数値化可能であったならば、俺の此の感情は幾つの数字を叩き出すのだろうか。願わくば其れが無限大であらんことを。
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26 :
墺
08/28-03:00
さようなら。貴方との日々は、非現実味を帯びていて楽しかったですよ。お元気で。そう言って手を振る貴方は誰を視ているのでしょうね。
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