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┗"tussie mussies"(21-25/237)
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25 :
英
12/02-12:43
口の中に転がるキャンディは
温度に溶かされ、最後には消えてしまう。
無くなってしまうから
それは哀しい事の様な気がして、キャンディを噛み砕いた。
そうして俺は、歯列をなぞり甘い欠片の夢を見る。
――Bloody hell…
I’m going crazy,Every breath I'm deeper into you.
What do you think I should do?
(嗚呼、どうしよう。どうすれば……)
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24 :
英
11/29-10:44
>But ear.thl.ier happy is the ro.se distill'd
孤高の薔薇として誰にも手折られず、清らかと生き長らえて、神より祝福されるか。
愛でられる為にと摘み取られて処女を奪われ、零れる一雫さえ抽出されて
やがては誰かの躰へと己の馨しさを遺す方が、薔薇として幸福なのか。
(薔薇の倖せを考えるだなんて滑稽だと、お前は笑うか?)
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23 :
Alice Kirkland
11/28-10:38
人は、一人だけれど、独りじゃないわ。
心配する人が居て、されて、自分もして
互いが互いを想うからこそ、人は生きていける。
誰もが独りでは生きて等いけないでしょう?
人間は哀しい程に、愚かで弱い生き物。
だからこそ、切なくて、淋しくて、恋しいの。
人が。
自分が。
他人が。
凡てが、とても愛しいと想えるの。
人は誰かと関わって、誰かと何かを共有してく。
共有しながら、心を触れ合わせてく。
そうして貴方の事を想う心が在るからこそ、心配をし、泣いたり怒ったりもするんじゃないのかしら。
だから貴方は、貴方が傷付くと心痛める存在が居ると云う事を知らなくてはいけない。
自分だけが傷付いてるんじゃない。
どうせ自分は独りだなんて、言っては駄目。 想っても駄目。
だって貴方は、独りで生きて居るのではないのだから。
>(―――…私が…居るんだから、……バカ。)
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22 :
英
11/27-16:42
お前と見たもの。お前と感じたもの。
まだ此処に在る。あの時の匂いで。
俺の中で今も息衝いて居る。
まるで、――…忘れ形見だ。
あの日々を想い出す事は無い。
何故なら、忘れた事が無いから。
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21 :
英
11/24-16:22
花は何とも言えぬ、色馨を持って居る。
女を彷彿させる艶がそこには佇んで居る。
紅い薔薇の華やかで在りながらも凛とした咲き姿と、散り際の潔さ。
鮮烈な迄の色は刺激を与え、そして相対的と奥床しささえ感じさせる薫香は安らぎを齎す。
道ばたへと根を張る菫の姿は野の趣を想わせるが、逆光に融ける様な花弁や茎の仕草はまた愛しく
風吹くと揺らぐ繊細さにも、心が動かされる。
そこに在るだけでも充分に癒されれば、柔らかな蒼い花弁や細部に至るまでを眺めるのも興味深い。
(物言わぬ花の、気付けば何と雄弁な事か、――…)
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