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┗"tussie mussies"(26-30/237)
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30 :
英
12/07-14:30
抗う躯を抑え付ける為に手の頸掴んだ俺の指先は
薄い皮膚へと喰い込み、傷を付けた。
人が人を求める時の欲求は衝動にも酷似していて
激しいが故に他者を甚振る。
人が倖せを感じるのは、きっと求められてるその事実に対してなんだろう。
求められる事が嬉しくて、それは当然の様な気もするが
ならば、求めてる事に倖せを感じてる人間はどれ程居るのか。
(慾する事は苦難でしか無いのに――…)
―――――
書庫入り、I sincerely appreciate your favour.
私信は後日にでも。
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29 :
英
12/07-00:50
なあ、髭。
歳なんて喰うモンじゃねえよなぁ。
どれだけ手塩に掛けて育ててても、巣立っちまうんだぜ?
だけど俺には、足枷を嵌められなきゃさ、風切り羽根を奪う事も出来ねえんだよ。
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28 :
英
12/06-19:19
白い薔薇を一輪、貰った。
「この花、坊っちゃんに似てると思ったんだよねぇ」と紡ぐ言葉は優しい。如何したのかと訊ねる声音も。
「何でもねえよ」と頑なな俺の返答に苦く笑むその表情さえも、まるで砂糖菓子みたく甘ったるくて
ガキの頃に菓子なんて与えられなかった、免疫の無い俺は、いつだって胸焼けを起こすんだ。
他愛無い会話と食事を済ませて髭と別れた後は、紅い薔薇を一輪買い、共に活ける。
白い薔薇と紅い薔薇との合わせは、結合の意。
内緒で花を倖せにする。
薔薇の花に想いを秘めて。
それは、土煙と雨に塗れたあの日。
俺の掌から零れ落ちたモノ達を只管なぞるだけの、代償行為に過ぎない。
あの時の俺は”取れない葡萄は酸っぱい”等と割り切れる程、ずるくも賢くも為りきれなかった。
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27 :
英
12/05-14:42
酷く、穢れた朝。
禁断の果実ほど
紅く、甘い。
時々、情愛と慾情の境界線が見えなくなるんだ。
(これは俺とお前の攻防戦、そう――準備はいいかmy baby?)
#「赤は慾望の色、そして征服慾の象徴。」
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26 :
英
12/03-15:51
傘も差さず歩く人は
哀しみを抱いていて
傘を差し歩く人は
きっと孤独を抱いているんだろう。
雨降る日には、お前と――…
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