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┗黒百合の憂鬱(27-31/46)

|||1-|||書込
31 :列◇
08/10-16:59


さようならを申し上げなくてはならないのでしょうか。
いつの間にか音信不通になるよりも先に、私からこれでご連絡は最後ですと、申し上げたほうがよろしいのかもしれません。私は未練がましくあの方について回り、思い出したようにお元気ですかとお手紙を差し上げて……いつまでもあの方の心のどこかに、私の居場所を確保していたかったのです。今では、その居場所が本当にあるのかすらわからないのに。
いえ、最初から居場所などなかったのかもしれません。……ああ、いえ、こんなことを申し上げてはいけませんね。きっと怒られてしまいます。……そんなことはない、そんなことは言うな、と、怒られるのなら幸せです。
いつの間にか鳩が飛んでくることもなく、住所は手元にあるのに、繋がっているのに途切れてしまったのだと……そんな思いはもうしたくないのです。さようならを、申し上げるときなのかもしれません。

[][][]

30 :列◇
07/31-08:39


花の色は、

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29 :列◇
07/18-21:08


私の言葉は、理想論ばかり。


誰かが悲しいときや寂しいとき、会いに来てくださったなら、どんな言葉をかけてよいかといつも悩んでしまいます。あなたにこれ以上悲しんでほしくはなく、少しでも寂しさがまぎれるようにと……それが現実逃避のような言葉であることは重々承知しているのです。それでも、論理的な言葉はまた別のどなたかが紡ぐでしょう。それに何よりも、ご本人が十分に理解している、と思うのです。
だから私はいつでも、砂糖菓子のように甘ったるい理想論を纏って、あなたをお迎えしたいのです。


けれど、頼っていただける嬉しさに任せて、無責任な言葉を紡いで……今は少し、反省しております。

[][][]

28 :目次
07/18-21:07

>   *・*:.。. .。.:*・*・*:.。. .。.:*・*   <

>>1    表紙
>>2    私と日記について
>>3    本棚

>>4    枯れない花
#>>6   私信>らびゅ英さん
>>7    見落とした優しさ
>>8    シャワールームの雨
#>>9   私信>四畳半の子分さん
>>11   新しい言葉
>>12   卑屈な切望
>>15   不毛
#>>16  らびゅ英さんの上へお邪魔しました
>>17   中立の聞き手
#>>19  強制ほ☆あ☆たバトン
#>>21  私信>ソルベ白さん、真逆のお二人、ロリコン丁さん
>>22   初夏の冬
>>23   沈黙に惹かれる
#>>26  私信>らびゅ英さん
>>27   オルゴール
>>28   目次(この頁)
>>29   理想論の砂糖菓子
>>30 移りにけりな
>>31 さようならの時間
>>32 ≒Ich liebe dich.
>>33 不安のお砂糖
>>34 不可視の気持ち
>>35 なみだの箱庭
>>36 一杯のグラス
>>37 長い夢
>>38 子どもの恋
>>39 溺れて、そして、
>>40 黒百合は白百合にはなれない

>   *・*:.。. .。.:*・*・*:.。. .。.:*・*   <

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27 :
07/16-23:01


お部屋の戸棚の一角、古ぼけたオルゴールを飾っております。
ずっとずっと昔、お兄様が私にくださったその木箱は、美しい歌を奏でる、当時の私にしてみればとても高価なものでした。……いえ、きっとお兄様にとっても高価なものであったのだと思います。
こんな素敵なものいただけません、と慌てる私に、お兄様はやや困惑したお顔をなさってから、受け取るがいい、とそっぽを向いてしまいました。誕生日の記念である、と。お恥かしい話ですけれども、そのとき私は自分の大切な日のことをすっかり忘れておりました。忙しい日々に流されているうちに今年もそんな季節がやってきたのだと、そのときやっと気がついたのです。ありがとうございます、と今度こそ木箱を受け取った私を見、小さく笑ったお兄様のその表情を、私はきっと忘れないでしょう。


私の大切な日を、忘れずにいてくださる方がいる。
たったそれだけが、どうしようもなく幸せです。

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27 :
07/16-23:01


お部屋の戸棚の一角、古ぼけたオルゴールを飾っております。
ずっとずっと昔、お兄様が私にくださったその木箱は、美しい歌を奏でる、当時の私にしてみればとても高価なものでした。……いえ、きっとお兄様にとっても高価なものであったのだと思います。
こんな素敵なものいただけません、と慌てる私に、お兄様はやや困惑したお顔をなさってから、受け取るがいい、とそっぽを向いてしまいました。誕生日の記念である、と。お恥かしい話ですけれども、そのとき私は自分の大切な日のことをすっかり忘れておりました。忙しい日々に流されているうちに今年もそんな季節がやってきたのだと、そのときやっと気がついたのです。ありがとうございます、と今度こそ木箱を受け取った私を見、小さく笑ったお兄様のその表情を、私はきっと忘れないでしょう。


私の大切な日を、忘れずにいてくださる方がいる。
たったそれだけが、どうしようもなく幸せです。

28 :目次
07/18-21:07

>   *・*:.。. .。.:*・*・*:.。. .。.:*・*   <

>>1    表紙
>>2    私と日記について
>>3    本棚

>>4    枯れない花
#>>6   私信>らびゅ英さん
>>7    見落とした優しさ
>>8    シャワールームの雨
#>>9   私信>四畳半の子分さん
>>11   新しい言葉
>>12   卑屈な切望
>>15   不毛
#>>16  らびゅ英さんの上へお邪魔しました
>>17   中立の聞き手
#>>19  強制ほ☆あ☆たバトン
#>>21  私信>ソルベ白さん、真逆のお二人、ロリコン丁さん
>>22   初夏の冬
>>23   沈黙に惹かれる
#>>26  私信>らびゅ英さん
>>27   オルゴール
>>28   目次(この頁)
>>29   理想論の砂糖菓子
>>30 移りにけりな
>>31 さようならの時間
>>32 ≒Ich liebe dich.
>>33 不安のお砂糖
>>34 不可視の気持ち
>>35 なみだの箱庭
>>36 一杯のグラス
>>37 長い夢
>>38 子どもの恋
>>39 溺れて、そして、
>>40 黒百合は白百合にはなれない

>   *・*:.。. .。.:*・*・*:.。. .。.:*・*   <

29 :列◇
07/18-21:08


私の言葉は、理想論ばかり。


誰かが悲しいときや寂しいとき、会いに来てくださったなら、どんな言葉をかけてよいかといつも悩んでしまいます。あなたにこれ以上悲しんでほしくはなく、少しでも寂しさがまぎれるようにと……それが現実逃避のような言葉であることは重々承知しているのです。それでも、論理的な言葉はまた別のどなたかが紡ぐでしょう。それに何よりも、ご本人が十分に理解している、と思うのです。
だから私はいつでも、砂糖菓子のように甘ったるい理想論を纏って、あなたをお迎えしたいのです。


けれど、頼っていただける嬉しさに任せて、無責任な言葉を紡いで……今は少し、反省しております。

30 :列◇
07/31-08:39


花の色は、

31 :列◇
08/10-16:59


さようならを申し上げなくてはならないのでしょうか。
いつの間にか音信不通になるよりも先に、私からこれでご連絡は最後ですと、申し上げたほうがよろしいのかもしれません。私は未練がましくあの方について回り、思い出したようにお元気ですかとお手紙を差し上げて……いつまでもあの方の心のどこかに、私の居場所を確保していたかったのです。今では、その居場所が本当にあるのかすらわからないのに。
いえ、最初から居場所などなかったのかもしれません。……ああ、いえ、こんなことを申し上げてはいけませんね。きっと怒られてしまいます。……そんなことはない、そんなことは言うな、と、怒られるのなら幸せです。
いつの間にか鳩が飛んでくることもなく、住所は手元にあるのに、繋がっているのに途切れてしまったのだと……そんな思いはもうしたくないのです。さようならを、申し上げるときなのかもしれません。

1 :列◇
04/05-23:59

 
 白かったはずの百合は
 いつしか暗い色を纏い
 暗闇の百合は人知れず
 憂鬱を朝露に乗せて、

>>>2884  >>28,0

2 :私と日記について
04/07-00:18

> 名前
リヒと申します。

> 属性
どうでしょう…どちらでも、でしょうか。

> 好きなもの
兄様、お慕いしています。


> 日記について

♭規約は守ります
# 何かありましたら、遠慮なくご指摘くださいまし。

♭全体的に暗いです
# 薄暗い感情を吐き出す場所です。

♭いろいろと入り混じっています
# 半も完も、ときには上司話題も混じります。

♭交流歓迎いたします
# このように薄暗い日記ですけれど…どうぞよろしくお願いいたします。

♭乱入はご遠慮くださいまし
# ……いつかは、乱入いただけるどなたかができればよいのですけれど……

♭郵便局
# (準備中)


> 随時編集いたします

3 :本棚
04/07-00:21

こっそりと、拝見しております。
問題がありましたら、お声かけくださいまし。

#R
<<<812 あいらびゅ!
>>>2425 ちょっと旅行してくる
<<<2463 妖精女王の憂鬱
>>>2476 浮雲ラビット
<<<2597 ちょっと非行してくる
>>>2625 四畳半一間。
<<<2888 恋せよ蛇の王(ナーガ)
<<<2916 タンポポデイズ
>>>3141 万有引力

#日記1
mbb.whocares.jp 真逆だっていいじゃない!
<<<2172 クロキャット・ソルベ

#日記2
mbb.whocares.jp  Tell me more about you!!
<<<1588 TTFN
mbb.whocares.jp Lolita complex!
<<<2050 茉莉花

4 :列◇
04/07-12:25


確かなあかしをくださいまし。
……今はもう、それも叶いませんけれど……私はあなたを忘れません。


たとえば、そう。散っているであろう花弁から、あえて目を逸らしている気分なのです。
そのお花を視界へと入れなければ、花弁が散っているかどうかはわかりません。ただ、綺麗な姿の思い出だけを愛でていられるのです。目を逸らしていれば、お花がまだ綺麗に咲いているか、もう枯れてしまっているか、わからないでしょう?……シュレーディンガーの猫、ですね。
私は目を背けていたいのです。枯れた姿を見たくないのです。在りし日の綺麗な思い出だけを愛で、幸せな泥沼に沈んでいきたいのです。

ああ、どうか、枯れないお花をくださいまし。
それを確かなあかしとして、愛でさせてくださいまし。

6 :列◇
04/09-21:50



> のちへん…?



>>>812 英さん
お気づきいただけて嬉しいです、ありがとうございます。
……はい、きっとあなたの想像の通り、です。
お加減はいかがですか?
どうぞご自愛くださいね。

7 :列◇
04/10-11:11


何かを見落としているような、そんな気がいたします。
……いえ、間違いなく、見落としています。


たとえばあなたの言葉の意図を、私がうまく捉えられなかったとしても、あなたはあえて訂正することはないのでしょうね。
あなたは、そういったことをあまりなさらない方でした。曖昧に、うまく濁して、嘘らしい嘘をつくこともなく。そういう優しい方でした。
私はそんなあなたが好きです。あなたの言葉が、優しさが、何気なさ、さりげなさが好きです。お慕いしています。

8 :列◇
04/11-20:37


朝露と雨にまみれて涙を隠すのです。


今日一日続いた雨ですけれど、明日には綺麗に上がると聞きました。
天気というのは不思議なものですね。これほど大降りになっても、次には何事もなかったように晴れてしまうのですから。私なんて、一度落ち込んだものならなかなか気分が持ち上がりませんのに……兄様に叱られてしまいます。
涙は兄様には見せません。泣くのなら朝方に、雨の日に、せめてシャワールームで。こっそり、こっそりと。叱られたくはないのです。そしてそれ以上に、心配をかけたくないのです。
涙は私だけの秘密です。

9 :列◇
04/14-23:26


その優しさに甘えて、私はまどろみの中にいるのです。


>>>2625 南*伊さん
こちらこそ、本棚にも入れ返してくださりありがとうございます。
それと……、夜更かしばかりなさっていたら、めっ、ですよ?
お体は大切になさってくださいまし。

11 :列◇
04/21-18:58


私とあなた、気持ちの大きさが違うのは、
(当たり前なのに、それでも寂しいのです。)


ようやく少しばかり、前を向けるようになった気がいたします。あなたの書いた文を読み直すこともできます。……新しい言葉を受け入れることも、少し。
まだまだ未熟な私です。あなたはもう、私のことなんて忘れ(あるいは箱につめて気にもかけずに)、元気でまた言葉を紡いでいらっしゃることでしょう。もちろん責めているわけではなく、それで構わないのです。あなたが幸せでいてくだされば、私は幸せ、です。
好きです。好きでした。……やっぱり、好きです。

ああ、お兄様。強くなれない私をお許しくださいまし。
恋の病、なんて、よく言ったものですね。

12 :列◇
04/22-19:57


新しい出会いを切望しても、どうしてか途中で我に返ってしまうのです。


兄様、このときの感情を、どう表現したらよいのでしょうか……今の私には、うまい言葉が浮かびません。
誰かを傷つけてさようならをしたことも、きっとあったことと思います。もちろん、どなたでも絶対に傷つけたくなどないのですけれど……知らず知らずのうちに、お相手の方が言われたくないと思うことを、言ってしまったこともあったでしょう、と思うのです。そんな私が新しいどなたかと出会って、また傷つけてしまうことがない、なんて保障が、どこにあるのでしょうか。
お前は卑屈すぎるのである、と兄様はおっしゃるかもしれませんね。……いえ、きっと言ってくださるのでしょう。私はそれがとても優しい言葉で、怖い言葉でもあると思うのです。
卑屈になって、自分を愛せないうちは……自分が幸せになってしまうことも、怖いことだと思うのです。

15 :列◇
05/03-22:04


不毛な感情です。不毛なやり取りです。
ひどい遠回りを、しているのです。

16 :列◇
05/05-16:36


(のっすん)
>20:33 ↓らびゅ英さん
ふふ、せっかくでしたので上にお邪魔いたしました(にこり)


この大きな満月の下で、兄様が幸せでいらっしゃいますように。

17 :列◇
05/08-19:20


兄様、人の気持ちとは難しいものですね。


お一方の言葉を聞けばそちらへと情が移り、もう一方の気持ちを聞けばあちらへと興味がわき……人というものは、どうしても中立の立場を取るのが難しいものだと思うのです。
中立であるということは、両方に対して冷静であること、だと思っております。どちらの意見にも耳を傾け、その上で判断する。たったそれだけ。……たったそれだけが、ひどく難しいのです。
兄様、兄様なら、こんなときどんな判断をなされますか?どうぞ、教えてくださいまし。

19 :列◇
05/14-20:52


>>>2880の米さん、>>>2916のにょ日さん(いまはにょ米さん、ですね)からいただいたバトンを。
ありがとうございます(ぺこり)

#強制ほ☆あ☆たバトン
>・このバトンが回ってきたら強制的にちび化すること
>・日記のメインCがちびならば、逆に大人になること
>・衣服は白いワンピースを着用すること
>・終わり次第、5人強制ほ☆あ☆たの犠牲にすること


(丈の長いワンピースの裾を踏まぬように足元を気にしつつ、いつもより低くなった目線に戸惑いながら)
…ええと、ごきげんよう、英さんのほあた?とやらで、ちいさくなってしまいました……いつもとちがって、どきどきいたします(そわそわ)
おにいさまはこのすがた、おきにめしてくださるでしょうか……おもえば、おにいさまとはいろんなすがたでやりとりをさせていただいていますけれど、ちいさくなったことはありませんね。
……ちいさくなったおにいさまをなでなでしたいです(きらきら)


おにいさまは、ハグがおすきです。ぎゅっとだきつくと、うれしそうにわらってくださいます。
ハグはへいきですか、とおききしたら、我輩も好きであるから気にするでない、とおっしゃってくれました。
とてもとても、うれしかったです。しあわせ、です。


おにいさま。わたしのだいじなだいじなおにいさま。
どうかいつまでも、そばにいられますように。
どうぞ、__されることがあったとしても、おにいさまのそばに、わたしのいばしょがありますように。


それではさいごに、つぎのギセイシャ?さまを……
>>>812 あいらびゅ!のおふたり
>>>2625 四畳半の子分さん
mbb.whocares.jp 茉莉花の湾さん
……コウリュウブショウなもので、5人にたりませんけれども……
よろしければみなさん、おひまなときにでも、うけとってくださいまし。

21 :列◇
05/16-21:35


今日はとても良いお天気でした。
……兄様に泣きついて、謝るなと怒られてしまったのは、ひみつ、です。


少しばかり、私信を。

>mbb.whocares.jp クロキャット・ソルベの白さん
本棚に入れてくださり、ありがとうございます。
よろしければこれからも、たくさんいろんなお話をいたしましょうね。

>mbb.whocares.jp 真逆だっていいじゃない!のお二人
本棚に入れていただいて恐縮です。
お二人の仲の良いお姿、拝見しておりましたので嬉しいです。
日記2とR、少しばかり離れておりますけれど、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

>mbb.whocares.jp Lolita complex!の丁さん
先にご挨拶をいただいてしまって……それに本棚へ入れていただいて、ありがとうございます。
交流歓迎と書きながら、人見知りをするものですから……お声かけいただけて嬉しいです。
よろしければ、どうぞまた声をかけさせてくださいまし。


人見知り、すぎて……とても緊張して、あまり文字が書けませんでした…(どきどき)
兄様、もう少しだけ勇気がほしいです……

22 :列◇
05/17-21:02


雨が降ってまいりました。今日は一日中、少し暑く、日の射した日でしたのに……予報にあったとおり、にわか雨、なのでしょうか。雷がごろごろと鳴って、少し強い風が窓ガラスをかたかた揺らしております。
季節は、これから夏に向かうのでしょうね。徐々に夏らしさを増す初夏と共に梅雨を越えて、太陽の光の強い季節になっていきます。


それなのに、どうしてでしょう。私はなぜか、今から冬に向かうのだと信じきっているときがあるのです。
そしてふと"Mai"という文字列を見、ああ、これからやってくるのは冬ではなくて夏なのだと、そこでやっと気がつきます。ただその事実を認識しても、どうしてかまだ、実感がわかないのです。どうしてでしょうか……まだまだ、夜だけでなく、肌寒いと思う日が多いからでしょうか……わかりません。
どうして、なのでしょうね。


……雨が、早くやみますように。
(兄様は濡れたりなさっていませんでしょうか……)

23 :列◇
05/23-18:39


優しいあなたですから、私にはきっと伝えてくださらないのでしょう。


私は優しい方が好きです。私は我儘で、ひどく自分勝手で……それを許容してくださる方に惹かれてしまいます。とても自分勝手な理由で好きになってしまうのです。
けれどふと、不安になることがあります。私の我儘に付き合ってくださって、迷惑ではないですかと申し上げるたびに、気にするな、我儘を言ってくれるほうが嬉しいのだと言ってくださる、その優しさは、無理をなさっているのではないかと。優しいからこそ、そんなとき、迷惑だなどと率直に言ってくださるはずなどなく……無理をさせているのではないかと、本当はうんざりなさっているのではないかと、不安になるのです。
……でも、それでも、私は我儘を申し上げ、自分勝手に甘えてしまうのです。
優しさに甘える、とは、こういうことなのですね。

26 :列◇
07/03-18:04


>>>812 英さん
寂しいことをおっしゃらないでくださいまし。
私はあなたと少しでも、絆を持っていたいと思うのです。
……これからもどうぞ、お友達でいてくださいまし。


一番に愛せる方とお会いしたくて、一番に愛していただける方の傍にいたくて……けれど、そううまくいくものではないのですね。……十分理解していたつもりですのに、難しいと実感し、意味もなく肩を落としてしまいました。
ああ、お兄様。私の一番とどなたかの一番、いつか重なる日が来るのでしょうか。出会いとは難しいものですね。

32 :列◇
10/03-17:33


この世の果てまで、参りましょう?

33 :列◇
10/19-22:05

> ♭
不安な気持ちはお砂糖と一緒に、紅茶に溶かして飲み込んでしまいましょう。

34 :列◇
10/26-22:43

> ♭
この気持ちをなんと表現したらよいでしょう。不思議な不思議な気持ちなのです。好きや嫌いや、そんなはっきりと明確に言い分けられるものではなく、いろんなものがない交ぜになった不思議な気持ち。お兄様に申し上げたら、何かお答えを下さるでしょうか。……いえ、きっと不可能でしょうね。
(自分の気持ちもわからないのです、あの方の気持ちなんて、更にわかるはずがないのに、)

35 :列◇
11/06-15:10

> ♭
箱庭で小さく丸まって、涙に暮れて暮らしたいような、

36 :列◇
01/21-22:51

> ♭
涙が、溢れてしまうのです。止めてくださる方などおりませんのに。

37 :列◇
03/20-21:09

> #
一年、兄様とともに過ごしてこられた時間を幸せに思います。一年前のあの日、兄様は私を救ってくださって……それからいろいろなことがありました。ご心配をかけ、心配をして、気持ちを伝え、伝えられ、立場も関係も、いくつか形を変えて。それでも共にいられることに、私はいつだって感謝しているのです。兄様。大切な大切な私の兄様。貴方は幸せでいらっしゃいますか。貴方が幸せなら、私は何だって良いのです。たくさんたくさん、ご迷惑をお掛けしてしまいましたから……今くらい、貴方の幸せを祈る謙虚な妹でおりたいのですよ。

> ♭
たくさんたくさん、ふらふらしてしまいました。いつになったら、私は……居場所を決められる、のでしょうね。

38 :
04/09-21:29

> ♭
恋に恋していたのです。はたと我に返った私は、何が何だかわからなくなってしまって、自分の気持ちも定かではなくなってしまいました。――元より、形のわからないものでしたのに。私自身にも掴めなくなってしまいました。信じていたものが、ふっと姿を消してしまったような……そんな気持ちに、なってしまって……兄様、私は、どうしたら……?

39 :
07/18-20:02

> ♭
貴方の言葉に、ただ、溺れていたかったのです。

40 :
09/18-19:59

> ♭
私は貴方に恋しておりました。
弱音を吐かない貴方が好きでした。そういったことは苦手だとおっしゃいながら、少しだけ弱音を吐いて、私に寄りかかってくださる貴方が好きでした。
私の話をきちんと聞いてくださる貴方が好きでした。そして私以上に色々なことを考えてくださる貴方が好きでした。
泣くまいと、一人で立とうとする貴方が好きでした。私が貴方を支えると言っても、ほとんど応えてくださらない、自立心の高すぎる貴方が好きでした。

どうしてかいつも不幸になってしまう貴方が好きでした。私が幸せにして差し上げたいと、差し出がましいことを思うほどに好きでした。
いつか、いつか、応えていただける日が来ると、勝手に信じておりました。ですけれど、私も夢を見るだけの子どもではないのです。知っておりました。わかっておりました。私の気持ちに応えていただけることなどないと、知っておりました。

それでも私は貴方に恋しておりました。
さようならを言えないくらい、恋をしておりました。