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┗黒百合の憂鬱(38-42/46)

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42 :
01/04-22:00

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貴方に、もっともっと、愛していただける私でありたいのに、私はどうしても、どうしても、

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41 :
10/26-20:22

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(文字の上から切手の形のシールが何枚も並べて貼られている)

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40 :
09/18-19:59

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私は貴方に恋しておりました。
弱音を吐かない貴方が好きでした。そういったことは苦手だとおっしゃいながら、少しだけ弱音を吐いて、私に寄りかかってくださる貴方が好きでした。
私の話をきちんと聞いてくださる貴方が好きでした。そして私以上に色々なことを考えてくださる貴方が好きでした。
泣くまいと、一人で立とうとする貴方が好きでした。私が貴方を支えると言っても、ほとんど応えてくださらない、自立心の高すぎる貴方が好きでした。

どうしてかいつも不幸になってしまう貴方が好きでした。私が幸せにして差し上げたいと、差し出がましいことを思うほどに好きでした。
いつか、いつか、応えていただける日が来ると、勝手に信じておりました。ですけれど、私も夢を見るだけの子どもではないのです。知っておりました。わかっておりました。私の気持ちに応えていただけることなどないと、知っておりました。

それでも私は貴方に恋しておりました。
さようならを言えないくらい、恋をしておりました。

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39 :
07/18-20:02

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貴方の言葉に、ただ、溺れていたかったのです。

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38 :
04/09-21:29

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恋に恋していたのです。はたと我に返った私は、何が何だかわからなくなってしまって、自分の気持ちも定かではなくなってしまいました。――元より、形のわからないものでしたのに。私自身にも掴めなくなってしまいました。信じていたものが、ふっと姿を消してしまったような……そんな気持ちに、なってしまって……兄様、私は、どうしたら……?

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