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┗水平線の御伽噺。(11-15/24)
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15 :
仏
01/09-02:49
#Fairy tale.
白百合のように美しいあの子は元気にしているのかな。
なんて俺が言うのは可笑しいかい?
忘れて居ただろうって?はは、仕方無いじゃない。お兄さんにも色々有るのさ。
心配しないで。俺は何とかやって居るから。泣き方なんてとうに忘れてしまったけどね。上手くやってる。
そうそう。此の間お前に良く似た子に出逢ったよ。本当驚いた。
お前と違って良く笑う子でね、けれど、お前に良く似て芯が強い。似て居るのは顔だけじゃなかったよ。
そうやって折角思い出したからさ、お前にも近々逢いに行くよ。白百合の花束を持ってね。
幸せに眠れて居ると良い。
>(裏切られた時、お前はどんな気持ちだったんだい?)
助けてやれなくて、ごめんな。
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14 :
列
01/09-02:48
#Fairy tale.
お兄様、お兄様。イケナイ私を叱って下さいまし。
時々思うのです。あのお方が私だけの物で有ったなら、と。私だけを見て下さったら、と。
嗚呼、何てはしたないのでしょう。
あのお方の両足を落とし、腕を捥ぎ、決して外れぬ鎖へと繋いでしまえたのなら…。
嗚呼、いけませんわ。私がこんな事を考えてしまうだなんて。知られてしまったらどんなお顔をなさるのかしら。ふふ、どんなお顔でもきっと、お兄様はお可愛らしいのでしょうね。
あら嫌だ。あのお方なんて居ませんのよ。総て私の想像上の御伽噺に過ぎませんの。驚かれましたかしら。私だって、冗談ぐらいは嗜みますわ。
お兄様、だあいすき。
>(王子様を願うだけは、タダですのよ。)
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13 :
英
01/08-13:49
#やっちまった…!
以前、某コンビニのつくね棒を「肉の棒」と呼んだフランを指差して大爆笑した俺。
ふと某コンビニに立ち寄り其れを思い出した俺(いつまでも覚えてる嫌な奴)は、つい食いたくなったので注文する事に。
脳内:「あ、此のつくね棒下さい。」
現実:「あ、此のお肉の棒下さい。」
――ふっざけんなよ!?
フランの事ばっか考えてたら其れが出て来たじゃねえか。しかもご丁寧に「お」付き。まさかの「お肉○棒」。
くそ…あの糞髭と同じ事を仕出かした事に日じゃねえけど遺憾の意。
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12 :
英
01/07-22:54
#Fairy tale.
美しい月夜の晩に、美しい姫君と出逢った。
月の光にも負けぬ程の美しい姫君に目を奪われた俺。
何時しか上げていた顔は真っ直ぐ向くようになり。
閉ざしていた視界には姫君を映すようになり。
長らく凍えていた心に灯が灯り。
静かだった鼓動が高鳴るのを感じた。
何年そうやっていただろうか。
段々と老いて行く貴女と老いをを知らぬ俺。
何時しか俺の視界から消えて行った貴女。
最期に貴女を見たのは何時だったか。
美しい薔薇に囲まれ眠る姫君。
老いても矢張り、薔薇に負けぬ美しさを誇る貴女。
百年間。
想い続けて叶わなかった恋。
どれ程想おうとも。
俺と貴女の道は交わる事は無かった。
そう、百年間。
貴女を想い、傷心に暮れた事は記憶に新しい。
今ではもう貴女の顔すら、思い出せないと言うのに。
>(其れでも、月夜の晩には貴女を思い出す。)
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11 :
英
01/07-15:39
#ネガティブな吐き出し場。
向けられる情が怖くなる。
親愛、友情、恋情。
全ての其れが怖くて堪らなくなる時が有る。
贅沢者だとは思う。俺には居場所が有って、其れから逃げるように水平線を眺めて、そして一人に疲れた時は縋るんだ。
そんな自覚は有るし、治すべき部分とも理解はしている。
向けられる情に恐怖を抱き始めたのは、何時からだろう。
信じたいと願う思考とは裏腹に、信じて良いのかと怯える心が有って。
其れでも俺は、信じて欲しいから、信じたいんだ。
こんな事を言ったら、彼らは如何思うんだろうか。
俺を優しいと言う彼奴。
俺を真っ直ぐだと言う彼奴。
俺を好きだと言う彼奴。
俺を嫌いだと言う彼奴。
其の全てが嬉しくて、怖くなる。
こんな俺でも。
此の腕に囚われて愛されて、愛してくれる奴を望んでも良いのだろうか。
望むだけはタダだよな。
友人には恵まれて居る。
其れが一度特別となれば、壊してしまうんだ。
だから、向けられる全ての情が怖い。
>悩むだけ無駄だけどな。信じる者は、救われる。
暫くは、暖かな友人達の惚気話で我慢しようと思う。
誰かを愛する事も、愛される事も、
怖いんだ。
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