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┗空腹(357-361/361)
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361 :
英
07/24-09:21
4年前のある日、俺は夜勤明けだったのをよく覚えている。それ以外はあんまり覚えてねぇんだけどよ、とりあえず眠い目であいつへ手紙を出したのは記憶にあるなぁ…。
あの時点でこんなに長い付き合いになるとは全く予想もつかなかったし、老夫婦みてぇにまったり話したりするとも思わなかった。
#運命とは奇なるものとは言ったものだぜ。
昔に比べたら、互いの腹の探り合いは減ったような気もするし、多少なり…そうだな、飴玉一個分くらいは素直に言葉を紡げるようにはなってきたんじゃないのか?(100%、本質部分はまったく変わっていないのは気のせいだ、うん)
あいつは俺があまり語らないとかいうけれど、語らないんじゃなくてまだ少しだけお前が居るという環境に慣れていないだけだ。勿論、お前が居てくれて嬉しいし愛しいし、不安もあるし、このままいるのが当たり前とは思ってはダメだとか、いろんな感情が荒波みてぇによせては引いての繰り返しで自分の心が混乱している訳だ。
だが、もう少し待てば波も穏やかな満ち引きを繰り返し落ち着いて、自分の口も少しは軽くなるんじゃねぇかと思う。散々待ったんだから、少しは待て位してくれなきゃだぜ?Darling?
きっと世間のA nice old coupleに比べたら俺らはまだまだひよっこで笑われちまうかもしんねぇけど、これからもお前と一緒に引っ付いたり、離れたりしながらも足跡を残していけたら幸いだと思っている。
#Walking with me.
#I think only of you.
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360 :
英
06/30-09:08
さて、こうして久しぶりに日記を書いてみようと筆を執ってみた。
あいつは今現在任務で頑張るってなか、久しぶりにカレーを作ってみたら偉いシャバシャバなもんが出来たような気がするのは…まあ気のせいだろ。
あいつが居ない間、何をしていたのかって言うとひたすら任務に明け暮れていたりプライベートで一悶着あって胃痛に悩まされたりとか体重という概念があるのならばそれが急激に落ちたり…愛車がぶっこわれて泣く泣く新車を買ってみたり、愛猫様に会う度にシャーッと威嚇されるようになって本気で落ち込んでしばらく立ち直れなかったりとか様々な事があったな。
まあ、今はすっかり元気になってだらーっとしている訳で。
とりあえずこのクソ暑すぎる夏を乗りきれるか一抹の不安を隠しきれない事実。
だがまぁ、あいつとの関係は平行線と言えば平行線なのだろうか。
互いには嫌いあっていないことは間違いなくて、互いに思いあっている事も間違いでない。んまぁ、色々な考えは消えては生まれての繰り返しだ。
#答えなんてわからないから、あいつが帰ってきたら答え合わせをしたらいいさ。
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359 :
独(乱入)
03/04-00:44
#Hallo, Arthur.
お前に手紙で綴ろうとも思ったが、妙に気恥ずかしさが先立ってしまった。乱入という形で、お前の手記に染みを付けた事を先ず謝罪しておこう。小言は後ほど、一語一句、零す事無く聞くこととする。
#こうして改めてお前に言葉を綴ろうと思うと、
何から書き出すべきか…悩んでしまって、なかなか筆が進まない。伝えたいことが山ほどあるというのに、俺の脳は、こういう時にはあまり働いてくれないようだ。俺が長らく不在の間、どれ程お前を不安にさせたのだろうか。お前の綴る言葉から汲み取るそれは、とても哀しい色をしていた。そうさせたのは紛れもなく俺であった事を、今、此処に立ち痛感している。59務の合間に、幾度もお前を自由にしてやるべきだと考えたが、俺には出来なかった。何よりもお前という存在を失う事を、こんな状況下でも恐れていたんだ。
>情けない話だろうが其れが真実だ。
#ずっとお前を此の手に抱きたいと願った。
お前のいないベッドはとても広く感じた。少しでもお前を感じたくて、音の殻に籠ったこともある。お前もこの曲を聴いていればいい、と勝手なことばかり考えて、只、お前を想っていた。気が付くと記念日が通り過ぎていたこともあった。毎月2回、祝っていた日が嘘のように、日の流れというものが変わっていたんだ。今でもお前に触れたい。俺はあの日からずっと渇いたままだ。
#お前はまだ俺の体温を覚えているか。
此の声も、瞳も、手も、呼吸も、俺の総ては、昔と変わらずお前のものだ。逆もしかり、お前は細胞一つまで、余すことなく俺のものだ。久しく手記なんて書いてなかったせいか、昔以上に表現するのが下手になってしまったな。此れをお前がいつか見たのなら、笑ってくれ。
>Arthur…愛しているんだ。
#俺の此の言葉にお前はどんな顔をするだろうか。
#お前の中の俺は今もまだ息をしているだろうか。
疑問ばかり脳裏に浮かぶのは、
俺の悪い癖というやつだな。
#お前という存在は今も俺にとっての光だ。
#だから狼は夜道で迷わず帰路に着ける。
>俺という存在は、
>まだ空腹の猫を満たしてやれるだろうか。
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358 :
英
01/24-11:30
人は忘れていく生き物だ。
それは仕方がないさ、俺だって忘れるんだから。
なぁ、どれくらい残っているんだろう。
もう無いか、やっぱり。
いつまでも立ち止まってはいけないのかもしれない。
前を向いて、足を出さなくてはならないのかもしれない。
出会う前に戻っただけだ、とある唄が唄っていた。それでも気持ちは残っていて、身体を蝕んでいく。押し込み押し込み押し込んで砕いて引き裂いてまっさらにしているのに、静かな夜に暴れだす。暴れて暴れて俺の気持ちを壊そうとするそれを撃ち殺してまた押さえ込む。それでいい。それがいいんだ。そうしたほうがいい。
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357 :
英
01/22-22:18
明日も雪が降るらしい、そのせいか底冷えするような寒さが執務室を占領する。
暖房をつけようか悩むが、いかんせん暖房の風で咳がでるタイプなせいであまりつけたくはないのが辛いところ。
今日、夜勤が終わったら少し部屋の掃除をしよう。
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