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Ringwanderung
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101 :
独
11/01-17:23
雨が地を叩き濡らしていく音が聞こえている。
窓を開けると冷気と共に濡れた土が一斉に香る。
昔から雨に濡れるのは嫌いだ。
だが、使い慣れた傘を広げる瞬間というのは、
何時も嫌いになれんな…寧ろ、好きと言うべきか。
#つまり…雨は嫌いだが好きだ、ということだ。
何という矛盾だ。
彼奴のいる空も、やはり雨だろうか。
雨は気を沈めると良く聞くが、
共にこの冷たさを感じるのなら悪くはない。
2人で1つの傘に身を寄せるのも、また…。
” この傘に入ってもいい ”
雨が降ると決まって聴きたくなる曲があるんだ。
” Come into me ”
( 訳合って曲.名は出せないんだ )
ただ、
やはり約束の日は快晴が望ましい。
菊にまじないでも教わってみようと考えている。
だが、俺に出来るだろうか。
>TERUTERUBOUZUのTERUTERUとは、
一体どう言う意味なのだろうか。
- Hoffentich schdint morgen die sonne. -
( 晴れたらいいのだがな )
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104 :
独
11/03-22:10
#20141103 22:10 - Leben -
59務先でローデリヒにばったり会った。珍しく差し入れといって珈琲をご馳走になったんだが、砂糖のせいかミルクのせいか、とても甘ったるい珈琲だった。例えるならば、眩暈を覚えるような甘さ、と言った感じだろうか。ご馳走になっておいてこんな事を言う物ではないが、あれは最早珈琲では無かったのではないか、と思う。差し入れた張本人からは、何故この良さが分からないのか、と反論された所を見ると、悪戯と言うわけではなさそうだ。まあ、兄貴なら兎も角…ローデリヒはそういう奴ではないからな。気持ちは有難く頂く事にした。
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59務の合間に手帳を開いて実感する。約束の日は直ぐそこまで迫っているのだな。その前には、積まれた書類の山や凡ゆる行事をまだ越えねばならないと思うと…きっとあっという間に約束の日になってしまうのだろうな。明日辺りから少しずつ旅の荷造りを始めなくてはな、今日の内にリストを作って…ああ、そうだ。今のうちからお前へ贈る物を入れておこう。考えるだけで脈が上がりそうだ…この昂りは、久方ぶりだ。これでは、まるで子供の様だとお前に笑われてしまうな。
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>>>3824.67
恋人が出来たのを今知った。俺が特筆する事は何もないが、貴方の幸せをいつも願っている。
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私信を>>91に追加した。
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105 :
独
11/04-22:06
#20141104 22:06 - Leben -
信号待ちで立ち止まっていた時の事なんだが、頬に冷たい風を感じ空に向かい顔を上げた先に網目状の薄い雲の間で一際眩しく光る月を見た。月光があまりにも眩しくて、思わず目を細めた程だ。こんな空は久しぶりだ。
>過去に菊の家に招かれた時だっただろうか。
同じ様な空を見た。あの時は確か、屋敷に吹き込む風の声に”木枯らしが鳴いているようだ”と言った俺に”おかしなことを言う”とあの菊が珍しく大袈裟に声を上げて笑っていた。最近は菊の所も何かと内輪揉めが酷いと言う噂がうちの所まで来ている。また引きこもっていないといいのだが、此処のところ話を聞かないな。近々、便りを出すとしよう。
夜風の冷たさが何と心地良いことか。
刻々と寒さが厳しくなっていく、年末の足音が遠くから近付いてくる音がする様だな。今年こそマーケットに行きたいんだが、少しぐらい休ませては貰えるのだろうか…今から考えると頭が痛い。
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106 :
独
11/05-20:47
#20141104 20:47 - Leben -
気が付けば今日は水曜日か…早いな。最近では辺りが乾燥するせいか書類の端で皮膚に薄い線が入る。酷い時は血が滲んでしまう程だ。季節のせいと諦める他ないな…。痛みは感じないのだが、乾燥した切れ目が書類に触れ、何とも気持ちが悪い。
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結局の所、まだ荷造りに関しては手すら付けられていない。いい加減始めたい所だがデスクに積まれた本の山がそんな時間すら与えてくれないのだから、困ったものだ。今日こそはやらなくてはな。でなければ、足りないものを買いに行く時間が取れなくなってしまう。
>それから彼奴が、
何やら体格差について綴っていたようだが…彼奴と俺は身長の差は5cm程だ。ましてや彼奴は平均的な身長の様だからな…測ったことは無いが彼奴の所の平均体重からすれば、差し詰め8Xkg程なのではないだろうか。ということは、つまり…昔うちで使っていた砂糖を入れる50kgの麻袋を2つ運ぶ事を考えると…うむ、彼奴の体重の方が断然軽い。最も筋肉の質量の違いは否めないがな。
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107 :
独
11/07-22:10
#20141107 22:10 - Leben -
昨日からの59務は正に踏んだり蹴ったりという言葉が相応しい程に不運続きだった。日中は会議に追われ、夜は書類の山に囲まれ、一睡もせずに朝日を見届ける始末だ。挙句、休む間も無く訓練…道中で大切なストラップをを落としてしまった。本当についていない1日だ。帰宅後、アーサーと明日の話をしながら荷造りとまた軽く工作をしてから、今に至るわけなんだが…流石にそろそろ眠くなってきたようだ。
>今日の不運は、
明日の幸運の前兆だと思いたいものだ。
#Mein lieber Bruder.
#Gute Reise.
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91 :
独
10/24-00:00
##2014.10.24 00:00 - up ↓
>>>3837 Ogn_uno ha la sua croceの北.伊へ
Hallo, Vielen Dank.
私信を貰ったからには反応を示すのが俺の流儀だ。
同じ考えの奴がいて嬉しく思うぞ。うむ…とはいえ、読まれているというのは少々恥ずかしくもあるな。何のことはない内容だが、こんな思考の奴も世に存在している、程度に捉えてくれたら有難い。
この機会に、改めて言わせもらおう、本棚入り及び私信Danke.
##2014.11.03 22:10 -up ↓
>>>3769 恋吐き病の露へ
本棚入り、Vielen Dank.
露の日記は前々から読ませて貰っていたんだ。此れを機に本棚に入れさせてもらったぞ。文章構成がとても俺好みだ、此れからも読ませてもらうつもりでいる。
>>>1633 レディメードの日へ
予てから日の日記は読んでいたんだが、本棚入れ返し、というべきか…うむ、恐らくそうなのだろうな。Vielen Dank.時々日記が上がっていると直ぐに手に取ってしまうんだ。何故と聞かれれば表現し難いのだが、惹きつけられる何かがあるのだろうな。
##2014.11.30 19:05 -up ↓
>>>3871 XOXOの米と英へ
先ずは本棚入りVielen Dank.
大して面白味の欠片も無い手記だがお前たちの手に渡った事を嬉しく思う。米の表紙への悪戯は第二弾が有るのだろうか。先日の悪戯は中々面白かったぞ。次を期待して待つとしよう。我が書斎の棚へ納めさせて貰った事も合わせて此処で報告させて貰おう。
>>>3842 の仏へ
表題は割愛させてもらった。先手を取られるとは不覚だが、己の返信の遅さを考えれば致し方無いな。よって脱がなくて結構だ。改めて此処で感謝を述べよう…その為の私信でも有るからな。
本棚入れ返しVielen Dank.
≪ 愛 = 性欲 ≫と云うのは確かに共感出来る所だな。また変動が有れば聞かせてくれ。とても興味深い結果が出そうだ。其れから…躾と言っていた様だが、うちの兄貴を見て分かるように俺はその手のものは得意では無いようだ。兄貴にはいつも手を焼いている。其れが二人になると考えて見たのだが…万年筆を折ってしまいそうになった。仏は躾に失敗せぬよう励めよ。何に励むかは…うむ、お前の想像に任せよう。
>>>3879 ひとりで留守番日記の子独へ
本棚入りVielen Dank.
子供とはいえ同じ顔をした奴と話すのは初めてでな、少々気恥ずかしさは否め無い。俺よりも先に兄貴が挨拶をしている様だが…一つ言わせてくれないか。
” 言う程俺は兄貴にべったりでは断じて無い ”
無論、兄貴の書斎の戦術指南書や世界経済に付いて書かれた本は全て読破したがな。だが、お前の様に俺も兄貴を慕っていた事は間違いない事実だ。お前の手記を読むと不思議と温かな気持ちになる様だ。呼応する何かが有るのかも知れんな。長くなってしまったが…我が書斎へ加えさせて貰った。此処で報告させてもらうぞ。
>>>3824 孤独の嗜み方の馬鹿兄貴へ
貴方へは感謝では無く苦言だ、よく聞くといい。何時も何時も貴方に振り回されてばかりだ。貴方は突然音信不通になったかと思えば、まるで何事も無いかの様に帰って来る。心配する俺の身にもなってくれ。本当に自分勝手な人だ。俺とアーサーの事を気にしてくれるのは有難いが貴方ごときで壊れる程薄い関係では無い。兄さん、分かったら返事をくれ。今日は俺は59務だが、明日には必ず返事をすると約束する。