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Ringwanderung
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152 :
独
12/22-22:28
#20141222 22:27 - Leben -
樹々の間で小さなライトが揺れていて、この時期の街は彩り豊かだな。今年はマーケットに行く事は敵わなかったが良いアーモンドを手に入れた。週末は此れで焼きアーモンドでも作るとしよう。明日は漸く彼奴とゆっくり出来る、あまり彼奴には伝わっていないかもしれんが…とても嬉しく思っているんだ。明日の朝は彼奴の寝顔をゆっくり見て居られるのだからな。だが、あまり長く寝て居られては…少しばかり触れてもお前の事だ、きっと起きないんだろうな。此れは良い機会だ、試してみるのもいいかもしれない…だが、やはり少しは休ませてやりたい。今日まで長らくご苦労だったな、アーサー。
- Gute Nach. -
>話は変わってしまうが、
今日は一日、何か頭が重たいと思ったら上から貴方に乗られていたからだな。通りで今日の髪型が上手く纏まらんはずだ。私信についてはあまり気にしないでくれ、貴方に礼を述べたかっただけだからな。
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153 :
独
12/23-23:58
#20141223 22:50 - Leben -
今日は朝から晩まで言葉の通り彼奴と共に過ごしたのだが、何度か彼奴の機嫌を損ねてしまった。総ては俺に責任がある。というのも事の発端が全てに於いて俺だったからな…此れは彼奴にも言った事なんだが、俺は自分に自信が無い故にとても嫉妬深い。気の利いた事も言えない上に、その…キスが(上手くないから)苦手なんだ。唯一自信を持てる事が有るとすれば彼奴に対する愛情の深さぐらいなもの。
だというのに、
己の予想に反して俺は独占欲も強い。
>1日だけでもお前を独占したい。
とは今思い返せば度を過ぎた我儘なんだが其れでも彼奴は、” 独占欲していい ”と何の迷いも無く言ってくれる。嬉しいと言うお前の言葉だけで満たされる俺は本当に情けないくらい単純な男だ。
#其れに合わせ彼奴が言うには俺は鈍感らしい。
確かに思い返せば鈍感や馬鹿と言われた回数は数知れず…せめてもの救いは、彼奴の馬鹿という言葉は愛情表現の一つである事だけだ。
肌を重ねている筈なのに変な強張りを感じる。二人の時間が久々過ぎて距離感が分からなくなってしまったかの様に、彼奴の声に従順な欲望と絡みついたままの理性が葛藤して…有らぬ言葉を発してしまった。(精神的な意味でだが)頭蓋骨にまで響く程の馬鹿という言葉と目の前のシーツに包まった彼奴。
>こんなにも嫌な汗を掻いたのは久方ぶりだ。
其れでもこうして今彼奴を抱き締めて居られるのは少し悔しい所では有るんだが彼奴が見せる” 年長者の余裕 ”。お前の事となると途端にペースを乱されている…まだまだ俺も鍛錬が足りないな。59務でこんなに取り乱した事は一度も無いと言うのに…愛とは不思議だ。
腕の中で眠る彼奴の寝息がとても心地良い。
>何て愛おしい体温だろうか。
壊してしまいたいと思う反面、壊さないように丁寧に触れていたいんだ。こんな事を言っては彼奴はきっと” そんなに柔じゃない ”と言うだろうな。
容易に想像が付いてしまう。
- Danke,Arthur. -
お前に出逢えた事は俺の人生の誇りだ。
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157 :
独
12/26-23:38
#20141226 23:38 - Leben -
日の出を前に執務室で温かい珈琲を飲んでいた。
椅子に浅く腰掛け山積みの書類を漁る現状を前に、俺の思考回路も大分鈍くなっていた。気分転換にと掌の此の本棚を開いたんだが、俺の手記に彼奴の名で綴られた頁を見つけた瞬間、驚きを隠せず持っていたカップが思わず揺れた。
うっかり注ぎ過ぎた珈琲が一滴落ち、読み途中のまま半ば置きっぱなしになった本の頁に染みが出来た。静寂の部屋の中、無音で茶色の花が咲き広がっていく様に、俺の心もじんわりと暖かくなった。大した染みでも無い…お前の綴る手記に比べたら、現.世の基盤など取るに足らんのだからな。
寧ろ此れは喜ぶべき事だ。
彼奴からの乱入など想定もしていなかった出来事が目の前で起きているのだからな。なんとも表現し難いが、とても嬉しい。どうすればお前に上手く伝えられるかを考えている。なかなか答えは見つからないものだな。
>きっとこの先も染みを見る度に思い出すだろう。
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158 :
独
12/27-10:48
#20141226 20:15- Leben -
今朝は気が抜けてしまったのか俺とした事が、休みとはいえ大幅な寝坊をした。彼奴を送り出す事さえ敵わず…眠り惚けるとは、不覚だ。目覚めの珈琲を飲んでから支度を整え、ランニングへ向かう。身体の鈍りを感じながら帰宅。そしていつも通り掃除、洗濯を済ませ、昼頃から諸用で外出をした。
>時刻は15時30分。
兄貴やローデリヒとの約束で茶.室へと向かう。
複数で描写を回す際は必ず事前に設定が回るのだが、特に今回は特殊だった。時間的には凡そ2時間半といった所だろうか。相変わらず二人が顔を合わせると喧嘩ばかりだ、と言うのが俺の素直な感想だ。多くは語らないが…一つ言えるのは、俺だけが幼少時代に還った、という事だ。
茶.会が終わってからというもの、ぼんやりと音楽を聴きながら彼奴を待っていた。この手記を綴り始めた辺りで帰って来たのだがな。彼奴はまだまだ忙しい日が続く、少しはゆっくりとした時間が彼奴を包んでくれる事を願いたい。だが、そうはいかないのが年末というものなんだろうな。それならば休める日は休んで欲しい。
#22:22
俺がもっとお前を包んでやれる様な男なら、と不甲斐なさを感じてしまう。だが…此れが現状だと理解しようと思う。離れる事でお前の気が和らぐならば離れて待とう。
>安らかな夢がお前を包む事を願う。
俺の言葉もお前へ届くといいのだがな。
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159 :
独
12/29-02:00
#20141229 02:00 - Leben -
散々騒いで皆眠りに就いたようだ。今夜は一段と冷える、時折雲間から見える星が輝かしく思うのは冬の空気が澄んでいるからなんだろうな。結局、2部屋取ったというのに4人とも此処に居る。すっかりベッドも占領されてしまった…全く、子供の様な寝顔をして、お気楽なものだ。
>明日は天候に恵まれない
らしいからな…予定は事前に組み替えてある。ただ…彼らに伝えるのをすっかり忘れてしまった。朝でも良いだろう…起きたら、皆に伝えよう。
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