アマゾン

一覧
Ringwanderung
 ┗260,261,263,264,265

260 :
06/14-08:09

#20150614 08:10- Leben -
雨の音で目が覚めたのは、今から一時間程前のことだ。ぼんやりと見上げた天井が、いつもより遠く見えた。
>この言い知れぬ空虚感はなんだろうか。


#此処のところ、
身体が熱くなって仕方がない。芯から込み上げる熱に魘されそうになる。アルフレッドにそんな話をしたら「番犬にも発情期があるのかい」と笑われた。なんの解決にもならなかったのは言うまでもないが、己で慰めたところで、空虚感と背徳感が残るだけで恐らく治りはしない。
>ランニングでも行って汗を流してみよう。

[][][]

261 :
06/15-23:17

#20150615 23:17 - Leben -
>ローデリヒと休暇を合わせて牧場へ出掛けた。
青空の下で飲む搾りたての牛乳と焼き立てのパンは最高だ。日頃の59務で疲労を蓄積した体に染み渡る。やはり自然の治癒力は効果絶大だ。

>休日を謳歌した俺とは真逆に、
アーサーは今日も忙しかったようだ。いつもタイミングが合わない。彼奴が忙しい時に俺は時間を持て余し、彼奴が忙しくない時に俺は忙しい。全く不思議なものだ。

>そんな俺たちももうすぐ出逢って一年になる。
その所為か、出逢った頃を懐かしむことが増えた。あの頃、沢山あった筈の時間は一体何処へ姿を消してしまったんだろうか。あの日を思い出しては全身が熱くなる。想い出を一つ一つ遡っては、彼奴への想いを募らせている。

#もっとお前に触れたい。
そうお前に言ったら困った顔をするんだろうか。

#呼吸も忘れる程キスをしたい。
その白い肌に無数の痕を残して、お前の声が聞きたい。俺の名を呼んでくれ、もっと深くまでお前を感じたいんだ。瞳に俺だけを映し、お前の意識を全て奪ってしまいたい。

>最近では良からぬことを考えてしまう。
ただお前と話しているだけだというのに、襲ってしまえばいい、と欲望が囁く。堅物と言われようが俺も男だ。だが、お前の忙しさも疲労も全て理解している。だから何時も手を伸ばし掛けたところで、漸く理性が其れを抑圧するんだ。

#雨に当たって身体の熱を冷ましたい気分だ。

好きだという気持ちが大きければ大きいほど、其れに比例する様に臆病になる。こんなにも愛しているんだ。誰よりもお前を大切にしたい、壊したくない。その反面、お前を滅茶苦茶にしたいと思う俺がいる。言葉と精神が矛盾を起こしている。お前の前に立つと、如何しても素直になれないな。俺は何時でも、お前の前では優しい狼でいたいようだ。
>お前はどんな事を想い、考えているんだろうか。
------
>>176,>>262 へ私信を追加した。

[][][]

263 :
06/16-22:05

#20150616 22:05 - Leben -
>今夜はアーサーが59務で居ない。

59務を終えて帰宅した俺は、ソファーに体を預けながらビールを飲んでいる。此処のところ暑い日が続いているせいか、ビールがより美味く感じるな。

>ビールを見ていて思い出したんだが、
お前がビールを土産に俺の家を訪ねてきたあの日から全てが始まったと思うと、とても不思議な感覚だ。昼間から微醺を帯びる所か、あの様は乱酔といっても過言では無い。

#お前は覚えているんだろうか。

悪態を吐きながらキスをしたことを、其れでも時折お前が従順になって、その潤みを帯びた翠眼に何れ程心を乱されたことか。あの時、お前は”全部、くれてやる”とそう言っていたな。其れだけでは無いが…其れはお前の名誉のために此処で発言するのは差し控えよう。
>俺は今も鮮明にあの頃を思い出せる。

大切な想い出を胸に新たな想い出を描きたい。
俺の瞳に映るのはお前だけで十分だ。

[][][]

264 :
06/19-21:43

#20150619 21:43  - Leben -
此処のところ忙しい日々を送っていた。少しは息抜きが必要だ、と周りの奴らと話をして、何か計画でもするかと考えていたんだが…思わぬ盲点に直面する。
>隊長、俺たち全員休みが合いません
部下の悲痛な表情に何も言葉が出なかった。
俺も長期の休暇でもとってゆっくりしたいものだが、なかなか出来ないものだな。


#ところで、
うちの兄貴が出戻ったようたが…毎回言わせるな。何度、報告・連絡・相談の重要性を話せば貴方は解ってくれるんだ!珈琲で貴方の日記を汚してしまうところだった。とにかく、戻ってくるならそうと言ってくれ。変な日記のような手紙は無用だ…まったく、貴方という人は本当に呆れたものだ。だが、あなたの帰還を喜んでいないわけではない。貴方の想い出の花色に添えて出戻りを迎えよう。
>>>4021.5 断る。



#時間は何もしなくとも流れてゆく。
最近も彼奴は変わらず忙しく、口を開けば59務の話だ。溜息が聞こえそうな程に、彼奴の言葉は何処か疲労を感じさせる。ゆっくり休め、としか言ってやれない俺は果たして良い夫なんだろうか。答えなど、問うたところで有りはしないのだろうが…お前の疲労感を如何にかして軽減できないものかと考えていた。会わないことで休む時間を作ればいいというものでもない。
>お前の寝顔に口付けて今夜は眠ろう。

#Gute Nacht,Arthur.

[][][]

265 :
06/20-23:40

#20150620 23:40  - Leben -
星屑を散りばめた夜空の下をひた走る、向かうは最愛の待つ我が家だ。昼下がりに祝福の鐘の下に仲睦まじく向き合う二人の男女を見た。温かな感情が俺の中にも流れ、血管を駆け巡るかの如く、心臓をも温めて行くような感覚を覚えた。早くお前の顔が見たい、と車を進めども我が家は遠く、自宅に着いたのは23時を過ぎた頃だった。
>お前の寝顔にただいまを言う。

#思えば、
こんな日々が続いたこともあったな。あの時、俺はお前の寝顔にこっそりとキスをしたんだ。起こさぬようにそっと唇を重ねた。薄く開いた唇から聞こえる寝息さえも愛おしい。お前は一体どんな夢を見るのだろうな。その夢に俺は居るだろうか、あの頃のようにお前を苦しめたりはしていないか。


#Du fehlst mir, Schatz.
#Ich Liebe Dich Viel.

お前の帰る場所が何時だって俺だと、
願わずにはいられない。
>Drück mich…Arthur.

#こんな事は、
気恥ずかしくて面と向かってはなかなか言えないものだ。だから、この場を借りてそっと綴っておこう。

[][][]



[][設定][管理]
WHOCARES.JP
176 :
01/20-21:16

##2015.03.08 15:20 - up ↓
>>>3865
じゃがいもぱんけーき50人分 の波へ
先ずは本棚入りVielen Dank.
手記を綴り始めた当初から密かに読ませてもらっていたが、最近では恋人も加わって益々彩りがあって温かいな。楽しませて貰っているぞ。此れからも二人に幸福が降り注ぎ、此れからも惚気も含め、沢山の言葉で手記が溢れることを願おう。

>>>3919 シエスタ依存症の南☆伊へ
私信Danke.時間が有れば、俺もゆっくりシエスタしてみたいものだが…何分、やる事が多くてな。中々時間がない。機会があれば、是非ともシエスタスポットを教えてくれ。

##2015.05.08 23:55 - up ↓
>>>3955 斯くて今宵も の米へ
本棚入れ返し及び私信Vielen Dank.
沢山ある語彙の中からお前が選び出す言葉一つ一つには、繊細で有りながらも相手を想う力強さを感じる。お前と恋人との温かな関係が微笑ましい。これからも二人の元に沢山の幸福が降り注ぐ事を願っている。こちらもこれからもお前の手記をこっそりと覗き見させてもらう。

##2015.06.15 23:25 -up ↓
>>>3589 Powpowpancake! の米へ
本棚入れ返しVielen Dank.
お前の手記はなんというかカラフルだな。言葉に彩りがある。賑やかかと思えば、静寂の中にインクを一滴垂らしたようなものもある。だからつい手に取って読んでしまうのかもしれないな。これからも覗かせてもらうつもりだ。

>>>3976 セ/界×神=俺 の米へ
本棚入りVielen Dank.
お前が以前に、強く願うと予想以上のものが引き寄せれる、と手記に綴っていた言葉に強く共感を持った。全くもってその通りだ。人や92の想いは強ければ強いほど大きなものを引き寄せるのかもしれないな。これだけでは無いが、お前の手記には考えさせられる。何やら最高の出逢いがあったようだな。其れは良い事だ、此処に祝福をそっと添えておこう。

262 :
06/16-00:35

##2015.06.16 00:35 -up ↓
>>>4007 DIARY の英へ
本棚入り及び私信 Vielen Dank.
大した事は書いていないが有難い言葉だ。数字の記事もしっかり読ませてもらった。とても興味深い内容だった。やはり数字の世界は面白いな。それから、俺は日頃ビールを常温保存しているんだが、冷たいビールが飲みたい時には、キッチンペーパーを巻いて冷凍庫に10分ほど入れて冷やしているぞ。水分蒸発したものが気化熱を利用して冷えるのだから、理には適っているようだが、あまり長く放っておくと炭酸ガスを含んだまま凍結され体積が増して缶が破裂するそうだから、くれぐれも取り出し忘れには注意した方が良さそうだ。兄貴がそれでかなり缶を膨らませていた。長くなったが、お前の恋人を思って書いた頁も読ませてもらっている。惚気も含め、沢山の言葉でこれからも手記が溢れることを願おう。

>>>4017 ことりめもver.R の普へ
先ずは本棚入れVielen Dank.
貴方の手記は最愛への愛で溢れているようだな、読んでいる此方も温かくなる。貴方とその最愛の日常の姿を見ていると、昔の俺の兄貴を思い出すようで何処か懐かしいのが不思議だ。これからも二人に益々の幸福が降り注ぐ事を願っている。

##2015.07.11 12:10 -up ↓
>>>4025 Hideout di coniglio の南/伊へ
遅くなってしまったが、本棚入れVielen Dank.
お前の手記はお前の旦那と合わせて読ませて貰っている。仲睦まじい姿に此方にまで幸福を分けて貰っている気分になる。お前の旦那のAAの完成度の高さには感服した、とだけ伝えておこう。これからも読ませてもらうぞ。

>>>4007 DIARY の英へ
手記の表題をどうしようか迷っていたら、元に戻ったので此方で記載させてもらった。気化熱など普段生活する上ではあまり関わりのない言葉だからな。ああ、俺の兄貴は最近出戻ったやや残念脳な兄貴だ。それから、手記を読んでいて思ったが…最愛の一言言うのは、やはり大きな影響力があるよな。とても共感した。また、機会があれば話掛けてくれ。俺もそうさせてもらう。

>>>3950 コイツがやりました の西へ
南/伊宛にするかどうか悩んだがバトンの礼を言いたかったから、お前宛にさせてもらった。バトン感謝する、まさか俺に回ってくるとは思っていなかったから正直驚いた。お前の手記はお前の恋人と合わせて読ませて貰っているぞ。どちらかといえばR/T方式の手法のようだからな、時間が出来ると結構な確率で読ませて貰っている一冊だ。これからも沢山の惚気で溢れることを楽しみにしているぞ。