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Ringwanderung
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273 :
独
06/30-22:54
#20150630 22:54 - Leben -
今日は特に忙しい1日だった。
重い足を引きずりながら帰宅するとポストに荷物が届いていた。”Etric/h Ta/ube”という軍用/機の木造模型なんだが、組み立てるのが今から楽しみで仕方がない。作ったものは塗装をして天井から吊り下げようと思っている。色々揃えるものもある…。
>作り始めるのは週末になりそうだ。
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274 :
独
07/01-21:16
#20150701 21:16 - Leben -
>今日はこの1年の中で1秒だけ長い1日
だったらしい。つまりは閏/秒がある日らしい。この1秒の調整が世に何れ程の影響を与えるのかは俺の知るところではないが、話によれば、地/球の自/転は十数年の不規則な変動によって徐々に遅くなっているそうだ。しかし、其れを知ったのは時/報の60秒目と同時だった。
>59務先で定期的に時/報を聞くのだが、
今日は0秒と共に鳴る筈の時報音が立て続けに2回なっていた。偶然にも閏/秒に重なったようだ。
#今日はまた荷物が届いていた。
予てから嗜む程度に作っている小物の材料が届いたんだ。お前の為にまた何か作ろうと思うんたが…果たして喜んで貰えるだろうか。
>いつもの事だが心配だ。
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276 :
独
07/04-18:07
#20150704 18:10 - Leben -
俺と彼奴は毎日擦れ違ってばかりだ。互いに多忙なのだから仕方が無いと言ってしまえばそれまでだが、何とかならないものかと考える。お前の事を考えると全身が熱くなる。胸が痛くなるという此れは、寂しいという感情の表れなんだろうか。こんな事では、格好が付かんな。
#休暇日と言えど、
時間を持て余せば、考えるのはお前のことばかりだ。思考を停止したくて、例の木造模型に専念していたら、半日と掛からずに塗装まで終わってしまった。結果、残った時間はまたお前のことばかり考えている。自問自答を繰り返しては、悪い方向へと思考が向かうんだ。
>お前は俺が居ない時に何を思う。
#時間を理由にして、
無理矢理にでも欲望も感情も捩じ伏せようとしている。俺だけではない、きっとお前もそうなんだろうな。俺たちは如何にも恋愛に於いて素直で可愛い部類ではない。男なのだから、可愛さなど無縁であることは否め無いが、精神的にはそういう部分もあった方が良いのか、とも思うところはある。かと言って、其れを表に出したところで、状況は変わらない。其れ所か、お前に無理をさせるのではないだろうか。
>飛び交う憶測が俺の首を絞める。
#愛している。
この感情は色褪せる事なく細胞を染める。この感情を例えるなら此れは血だ。溢れ出したものは、時間の経過と共に酸化して黒くなる。だくだくと溢れ出してきて、身体がどんどん渇いていく。俺がこんな事を言うべきではないが、お前が足りない。足りないんだ。お前も同じか…苦しんでいるのか。
>間違い無く此れは飢えだ。
お前に触れたい。強く抱き締め、お前の鼓動を感じたいんだ。首筋から足先まで全て、朱を痕を残して、噛み付いたっていい。深くお前に刻み付ける。お前の匂いは俺を安心させる。その声も体温も全て。欲しい。お前が欲しい、アーサー。
>捩じ伏せた筈の独占欲が蘇る。
#息が詰まる。
#嗚呼、気が狂いそうだ。
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278 :
独
07/06-06:40
#20150706 22:20 - Leben -
>今日も朝から雨が降り続いていた。
行き交う人々に紛れて黒い傘を広げる。傘越しの空が重たく見え、気分までも沈めていくようだった。まだ今週が始まったばかりだというのに、気が滅入るのは何故だろうか。
#昨晩、久方振りに彼奴とキスをした。
だがきっと彼奴は覚えいないのだろう。もう今更、聞く気にもなれないが、大抵、酔った時の記憶は彼奴の中に残らない。俺は其れを理解していながらも、空虚感と欲望の狭間で揺れる。我ながら愚かな男だと思う。記憶に残らないのなら、痕の一つでも残しておくべきだったかもしれない。
>其れが単なる自己満足に過ぎないとしても。
#目が覚めて、
変わらぬ朝が来て、慌ただしいうちに時間は経ち、そのまま日が暮れていく。魔法が解けたように、跡形もなく昨日の全てが消え去ってしまう。
>其れが少し寂しくもある。
#悲しんだところでどうにもならない。
>今の俺たちは、
こんな方法でしか、感情を確かめ合う事が出来ないのかもしれない。どうせ忘れるのなら、俺の記憶も消えればいいのだがな。
#だが消えず色濃く残るのが現実だ。
俺を見つめる瞳、ふやけた笑み、重ねた唇の柔らかさ、掛かる息の生暖かさ、唾液の甘さ、触れ合う体温、手で触れた肌の感触。
>其れ等全てを俺は覚えている。
例えお前が忘れてしまっても、
俺は忘れはしないだろう。
#其の全ては呪縛の様に心臓に刻まれた。
>20142200
少しでもお前の記憶として、
残っているのなら幸いだ。
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279 :
独
07/07-06:40
#20150707 19:50 - Leben -
雨ばかりの毎日は流石に嫌気がさす。今日は東/洋の92では七/夕という日らしい。思えば、昔…菊のところに行った際、この日に因んだ祭をやっていて紙に願いを書かされた記憶がある。
>確かあの日も朝から雨だった。
#菊が言うには、
七/夕に降る雨は星伝説の織/姫という女性が流す嬉し涙だという。
#しかし、
何故だか七/夕の飾りを見ているとMaib_aum(五/月木)という行事を思い出すんだ。五月の或る日に、男性が好きな女性の家の窓にこっそりと飾りをつける、というものだ。飾りで彩られた木を排水管にくくりつけたりする。
>其の木の豪華さが愛の大きさを表す。
外は変わらず雨模様だが、
天で再会を果たした二人を祝福しよう。
#其の幸せが雨となり下界に降り注ぐ事を願う。
>其れは他の恋人や俺たちをも潤すだろう。
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