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Ringwanderung
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356 :
独◇
10/10-06:24
#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
( 上司話題につき閲覧注意 )
回避先 >>355
#2015.10.10 - 12 ( 3 DAYS )
彼奴の3日間を独占して夢の国へ2泊3日の逃避行へと旅に出た。ゆっくり過ごすことが目標のはずだったんだが、気が付けば少々慌しくなっていた。結局のところ、俺たちは変わらないな。
一度、この3日間の出来事を書き連ねたが、毎日が濃厚過ぎて手記の2頁ぐらいでは収まりそうにないので、以下は比較的簡潔に纏めて箇条書きにしたものだ。(順不同)
#後に追記する可能性がある。
>夢の国 (海) 編
・何時もの天体模型を写真に収める。
・望遠レンズが漸く役に立つ場所を見つけた。
・座席の濡れ具合からある程度予想は付いたが、
それ以上に俺の右半身だけ濡れた。
・店屋へ入り、「熊の服は買うのか?」
「うーん」を毎回繰り返した結果、
最後にアーサーは買わないことにした。
・「南瓜のケーキはいいのか?」
「今は無理だ。」を繰り返した結果、
やはり彼奴は買わない。
・「此処に隠れ鼠がいるらしい」と言うので、
必死に探したが見つかることはなかった。
>夢の国 (陸) 編
・魔法の券発券所にて妙に長い紙が出て来て、機
械が壊れてしまったと思って良く見てみると、
ゲームの無料券だった。
・宇宙旅行にて帝/國/軍の黒い親玉に見つかる。
スパイとして俺の写真が公表される。
・「あのケースだけ土産に欲しい」
「絶対に使わないだろう」
・怪物かくれんぼの最後で、
アーサーが掛けていた眼鏡を、
交換しないかと提案されていた。
・ジャングル探検にて、
貴方の服装は危ないから逃げてと、
船長に助言を受ける。
・魔法の券を取り間違えて、
宇宙人観察に行くがわりと面白かった。
宇宙的には、
ポップコーンを鼻から出すことは重罪らしい。
・あのピアニストの紳士はいつ休んでいるのか。
・ショーの待ち時間で、
アーサーが徐ろに描いた鼠と思しき何か。
・射的ゲームにて、
季節限定のバッチの獲得に成功した。
>宿泊先 編
・違う部屋の扉にカードキーをかざし続ける。
・2夜共に爆睡の後、朝5時に一度目が覚めた。
・2日目の朝、
彼奴は扉を出て進行方向とは真逆に歩き出す。
・2日目からは、
貰ったブレスレットとネックレスをして過ごす。
>総集 編
・彼奴は珈琲を飲み過ぎだ(ミルクは2つ)。
・彼奴はどれだけ土産を買うのだろうか。
・100枚近く撮影した写真のうち、
半分が冥界の神である事に、
帰宅してから少しばかり動揺した。
>振り返ればあっという間で、
賑やかな3日間だった。お前と共に同じ物を見て、聴いて、笑い合える時間が嬉しかった。別れはやはり少し寂しさがあって、改札まで見送ってくれたお前を振り返っている余裕がなかったことを、少しだけ此処で明かしておく。
#いつかまたお前と旅に出たい。
#きっと約束しよう。
#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
( 上司話題につき閲覧注意 )
回避先 >>357
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355 :
独◇
10/08-23:03
>Miss you like crazy.
>Gute Nacht, Arthur.
#201501009 06:23 - Leben -
今夜は直ぐ其処まで睡魔が迫っているせいか、きっと長く手記を綴ることは出来ないだろう。
#というところまで書いて、
昨晩は眠ってしまった。久方振りに金縛りにあった。余程、疲れていたのだろうと己を客観的に労っていたのだが、いつの間にか再び眠りに就き、起きた頃には朝だった。最近は、こうして何時も一週間が終わっている。
#こんな状況下でも、
相も変わらず、俺は彼奴のことを考えている。狂おしい程に恋い焦がれては、二人の軌跡をなぞり、会える時間を待ち侘びている。俺が居ない間、お前はどんな気持ちで待っているのだろうか。俺は、お前が居ない間は、寂しいという感情とはまた違った心持ちだった。
#俺たちは、
今は背中合わせで生きているように思う。会う時間が少なくとも背で互いを感じている。だから、何時も俺の中の何処か一部に彼奴の存在がある。
>実に不思議なものだな。
#触れ合えなくとも、
これはこれで俺たちらしい向き合い方だな。
357 :
独◇
10/13-06:32
#201501019 23:10 - Leben -
楽しい時間程過ぎるのは早い。まるで夢の様な数日間を過ごした翌朝は、酷く頭が冴えない。現実と夢の狭間で無気力に漂う海月の様に、流されるままに人ごみに紛れる。気が付けば執務室に居て、変わらない毎日が繰り返される。其れでも、あの時間は夢ではないと、腕輪が教えてくれるんだ。
>彼奴が確かに存在しているということ。
#沢山撮った写真を1枚ずつ眺めては、
過ぎ去った思い出をなぞる。その瞬間だけは、不思議と周囲の慌ただしさから紛れることが出来る気がするんだ。しかし、何時までもそうしているわけにも行かない事実が俺を貫き、引き戻す。
#気が付けば、
年末まで59務絡みの予定だらけになっていた。重苦しい首輪を掛けられた気分だ。いよいよ、本気で犬と呼ばれそうだ。可能なら、此れを噛み千切って、59務に埋もれた彼奴ごと攫ってしまいたい。
>そんな事をしたらお前はどんな顔をするか。
今日も変わらずお前が愛おしい。
この音で出来た小さな檻の中で、
俺を想いながら深く深く眠ればいい。
#お前が想ってくれる限り、
#お前の中で生きることが出来る。