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Ringwanderung
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442 :
独
09/11-22:21
#20180911 22:21 -Leben-
>最近は夕方の風が少し涼しくなったように思う。
休息日の筈が訳合って一日59務になってしまった。59務に没頭する俺とは裏腹に、最愛の体調は相変わらずの様で俺の心配は募る一方だ。多少は回復に向かっていればいいんだが、現状からは分からない。
#気が付けば冬が訪れる事だろう。
最愛と近場ではあるが、旅に出る話をしてから数か月が経っていた。結局、上手く時間を作る事が叶わず、旅は先送りになっている。夏から秋へ、秋から冬へ。長い目でみれば、どの季節だろうが最愛と出掛けられるのなら構わない。俺の行く先の傍らに最愛が居れば、それ以上に嬉しい事はない。
>今宵は最愛とのいつかを夢見て眠ろう。
#Gute Nacht.
今夜も最愛の平穏な日々を願っている。
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443 :
独
09/13-18:10
#20180913 18:10 -Leben-
>清々しい程に空が晴れていた。
予報は朝から雨のはずだったがどうやら大外れらしい。薄手のワイシャツ一枚で外に出るには朝夜が少し肌寒くなってきた。少しずつ季節は移り変わっているのかもしれない。
#帰宅すると鍵付日記の位置が変わっていて、
本を開けば最愛からの言伝があった。こんな日記の使い方も悪くない。今の俺たちには相応しい使い方な気がするな。共有日記が最愛の手によって移動されていると嬉しくなる。其れは世の恋人達や夫婦なら誰しも共感出来る事だろう。一人で綴る共有日記ほど寂しいものはない。
#筆不精な者であれ、
たった一文なりとも言伝を残すことを推奨しよう。
>其れだけで受け手側は、
>幾分も胸を躍らせる事ができる。
#単純か、否、そんなものだろう。
恋愛において人間は単細胞的な生き物だと昔聞いた事があるんだ。強ち間違いではない。回りくどく色々考えたとしても結局、相手に伝える言葉はシンプルなものだったりする。気持ちの面でも同じだ。好きだというその一言で寿命が伸びた心地になるものだ。
#論なくも人であり人ならざるものの俺達に、
寿命などという概念は持ち合わせてはいないのだから此れは例え話だ。
最近は最愛の心配ばかりをしていたな。
今一番彼奴に伝えたいのは労う言葉よりも『心底お前を愛している』と、この言葉以外考えられない。彼奴の顔を見て言えるといいが俺の口下手はまだまだ健在のようだ。
最愛の細胞一つまで、
余す所なく俺のものであれと願おう。
逆も然り、彼奴に全てくれてやる想いだ。
#Ich liebe dich,Schatz.
- - -
本日、本棚を更新した。>>64
本棚入れ返しに感謝する。
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444 :
独
09/14-07:00
#20180914 07:00 -Leben-
>Morgen.
彼奴より後に眠り彼奴より先に目が覚めた。何ら変わらない日常だが、たまには変わった事をしてみようかと思ってな。朝から手記を綴っている。今朝は時間もある上に何より朝から酷く雨が降っていて日課のジョギングも出来そうにない。たまにはこうして彼奴の寝顔を見ているのも悪くないか。全くもって有意義な朝の時間の使い方だな。
#朝食にカルトッフェルクーヘンでも作ろう。
- - -
19:09
結局、雨は止まず公園でジョギングするという目論見も叶わなかった。致し方なく午後一番でジムへと足を運んだ。悪天候だろうが関係無く肉体を鍛える事が出来る施設があるというのは良い。
#本日の運動量は、
ジョギングと水泳を合わせて約10kmだ。此処の所、運動不足だったせいか疲労感よりも爽快感が勝る。性欲すら飛んで聖人にでもなった心地だが今にまた戻るだろう。
>まだまだ俺も若いのでな。
#突発的に明日の59務が休暇になった。
「有意義な時間を過ごすように」との上司からの計らいだったが、突発過ぎて旅行の計画もままならん状態だ。どうせならばもう少し事前に言ってくれれば良かった、というのはやはり我儘だろうか。何方にせよ、天候も好ましくなさそうだ。
>遠出は出来ずとも、
>有意義な時間の過ごし方を考えるとしよう。
何時もよりは最愛と過ごす時間も有るといいんだがな。また改めて彼奴には話をしよう。また擦れ違いの可能性は高そうだが、その時はその時だ。
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
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445 :
独
09/15-23:00
#20180915 23:00 -Leben-
>珈琲の苦味に安息を得る午後。
休息日の朝は平常通りだった。愛犬達の散歩をした後、軽いジョギングを約30分。帰宅後は朝食にパンと珈琲と少しの野菜を食し、洗濯、掃除等の家事を済ませた。最愛は用事が有るとかで朝から不在だった。俺の方は特にやるべき用事もなく、午後は珈琲を片手に読書をして終わった。
#連休の初日だというのに此れでは心も踊らない。
最愛の居ない休日にも随分と慣れてきてしまった。
古くなってきた手記を眺めながらそう感じた。
俺の手記も最愛の手記も共有している鍵の掛かった手記も全て、良い意味で年季が入ってきたな。付き合い始めた頃が少しばかり懐かしいと言ったら彼奴はやはり笑うだろうか。最近は擦れ違いが当たり前で、会話をしても天候や互いの近状報告ばかりだ。それが嫌というわけではない。
>ただ好きな奴には触れたいと思ってしまうんだ。
#早くお前の体調が回復することを願うばかりだ。
下心がないと言えば嘘になるが、それ以上に少しでも体が楽になればという気持ちが強い。最愛へ向けた愛は今も溢れ続けているというのに伝える術が無い。否、無いわけではないな。上手く伝える事が出来ない。彼奴も俺に似て愛を直接は語らない類の男だからな。素直じゃないのはお互い様か。
>態度だけでは示しきれないと痛感する。
明日も如何やら擦れ違いらしい。
直接言えぬのなら手記の一頁全てを使って恋文でも綴ってみるのも良いかもしれない。明日は記念日でも何でもないが、何もなくとも構わないだろう。俺がそうしたいと思うのだからな。
#最愛に待てと言われて今日まで来た。
愛しい猫に飼い慣らされた狼は随分と行儀が良いとは思わないか。実を言えば、直ぐにでも猫を喰らってやりたい程飢えているのが現状だ。しかし、此れは長らく猫を放った罰なのだろう。後1年程は耐えねばならないと思っている。時を巻き戻すことは出来ないのは当然の事だ。
>ならば俺は今の最善を尽くす他ない。
Gute Nacht.
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
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447 :
独
09/17-06:15
#20180917 06:15 -Leben-
>目覚めも空も清々しい程に気持ちが良い朝だ。
Morgen.久方振りに最愛を抱きしめて寝たからか、いつも以上に良く眠れた。別段、不眠を患っているわけでもないが、最愛の存在は百薬の長にも匹敵する。酒と一緒にしては怒られるか。ならば、酒以上の効能があると言っておこう。効能は何かと問うならば、疲労回復だろうな。
#さあ、俺は朝のジョギングにでも行ってくる。
- - -
18:30
今日も最愛との擦れ違いの日々は続く。
とはいえ其れは日常だ、何ら問題もない。
#俺は今日も休息日だった。
少し足を伸ばして遠出をしてみたんだが、今の時期は暑過ぎず寒過ぎず、風が気持ち良いな。車内も冷房いらずだ。
道すがら良い雰囲気の店を見つけた。
薔薇やアンティークを扱う最愛が好みそうな雑貨屋だ。広い庭があり、季節を彩る草木たちが肩を並べている様は、穏やかで心が癒されるようだった。近くに小さな喫茶店が有り、花を見ながら紅茶も楽しめるらしい。いつか時間が出来たのなら彼奴を連れていってやりたい。
>きっと彼奴は気に入るはずだ。
#此処からは昨晩の話だ。
昨日、最愛宛に文を手記に認めた所だが、昨晩に漸く彼奴へ直接、愛を伝える事が出来た。きっと彼奴が先に俺の名を呼ばなければ伝えられなかっただろう。
#俺たちは互いに名を呼ぶ事が少ない。
彼奴が控え目に差し伸べた手の様に思えた。彼奴自身、そこまで考えているのかはわからないがその一言がなければ、俺はまだ自分から素直になることが出来ないようだ。
>此れでは駄目だな。
「直ぐに」とはいかないが、
少し俺も努力しなくてはな。明日からまた59務だ。次の休みはまた彼奴の隣で眠れるといい。
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
- - -
00:30
自室に篭り、作業諸々を済ませていたらこんな時間になってしまったな。少し机で居眠りしたせいというのが大きな理由になるが、彼奴におやすみとすら言えなかった。今更、様子を見に行く時間でもない。
#今夜は此処に言葉を書き記そう。
>Gute Nacht.
>彼奴が十分な休息を取れることを祈る。
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