一覧
┗ひとりで留守番日記(53-57/57)
▼|
前|次|
1-|
新|
検|
書込
57 :
子独
04/17-19:12
今日のこと忘れないでいよう。
兄さんが教えてくれたことの意味もちょっとずつ分かってきた気がしてるんだ。
兄さんはやっぱりすごい。
何気なく言った一言だったと思うけど、何かある度に兄さんのくれた言葉を思い出してる。
おれにはできないって知らないうちに決めつけてた。
できなくちゃだめだって知らないうちに決めつけてた。
ちゃんと一人前の92になりたい。
胸を張って前を向いて、兄さんに顔が向けられるように。
今度こそ大丈夫なようにがんばるから。
兄さんには甘えない。
今日のこと信じれば、きっとがんばれる。
遠くにいても、何をしていても、いつも側に。
兄さんがいてくれる。
[
返][
削][
編]
56 :
子独
04/08-20:28
今日はすごく寒かった。
綻びかけた花のつぼみも凍えそうなくらい。
兄さん、調子を崩したりしてないかな。
手紙には書かないけどおれはちょっと不調なんだ。
微熱がずっと続いていて戻らない。
新しい92の基盤なんだからしっかりしなくちゃ。
兄さんに頼ってばかりいられない。
゚・*:.。..。.:+・゚
菫の押し花、きれいにできたよ。
[
返][
削][
編]
55 :
子独
04/05-14:25
また忙しくしているんだろうな。
待ってることくらいしかできないけど、せめていつまでってわかれば我慢できる。
兄さん、怪我をしていないといい。
体の不調や病気はないだろうか。
休息はちゃんととれているのかな。
便りがない分、やっぱり心配だ。
早く帰ってきてくれたらいい。
[
返][
削][
編]
54 :
子独
03/31-22:15
野原に菫が咲いているのを見つけた。
兄さんのところにもきっと春の花が咲いているんだろう。
兄さんは気付いてるかな、もうこんなにたくさんの春がきてるってこと。
足元の花を見付ける余裕がちゃんとあればいいんだけど。
一本だけ摘んできた今日の菫で押し花を作ってるところ。
もしも兄さんが春を見逃してても大丈夫だよ。
今度の手紙に入れて送ろうと思ってる。
゚・*:.。..。.:+・゚
明日から兄さんは新しい場所を目指すらしい。
無理してるんだろうな…無理してほしくないんだけど。
物事を終えるのも始めるのも、大変な事だと思う。
この時期はそんな92も多いんだってローデリヒが言ってた。
全ての旅路に幸いがありますように。
゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚
↑ >>>3958
私信をありがとう。
小さな幸せ、というんだな。
今日見た菫は野原一帯に群生してすごくきれいだった。
あのたくさんの菫のひとつひとつが小さな幸せなら、春の野原は幸せに満ちているんだな。
あなたの綴る言葉に出会うことができた。
おれにとってはそれだって小さな幸せのひとつだと思う。
あなたにも春の光が満ちますように、ささやかながら祈っている。
[
返][
削][
編]
53 :
子独
03/26-22:04
久々にフランシスに会ってちょっと話をした。
最近少し弱ってるおれの話を、フランシスはうんうんって頷いて聞いてくれた。
>「自分の苦手が分かると乗り越えて行けるチカラになるからね」
>「諦めないで、お前は続けるんだよ」
>「大丈夫、できるから」
長く続く92だ。
沢山の苦しさとつらさを数え切れないほど見守り何世紀も生きてきた92だ。
フランシスの言葉にはいつも胸に届く温かさと心地良い重みがある。
沢山の人に支えられながら生きるってこと。
一人じゃないから、まだ伸びていける。
おれもいつか、フランシスや兄さんみたいに、優しくて強い92になれるだろうか。
今は、今できることを積み重ねていこう。
あの人が遠くにいても大丈夫だ。
ちゃんとがんばれるよ、兄さん。
[
返][
削][
編]
▲|
前|次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]