ひとりで留守番日記

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┗ひとりで留守番日記(34-38/57)

38 :子独
02/05-19:44

どきっとした。
兄さんからの手紙に、日記で書いたことに似ていることが書いてあった。
多分、まだばれてないだろうけど…。
でも知ってて言わないだけなのかな。
本当は見られてもいいんだ。
いいんだけど…恥ずかしくなって書くのをやめちゃったり、素直に書けなくなったりするかもしれない。
今少し探りを入れているところだ。
兄さんからの返事がちょっとこわい…。
もしばれてたらそのときは開き直ろう。

ﾟ・*:.｡..｡.:+・ﾟ

どっちつかずな返事だった…どっちだろう。
やっぱり兄さんは知ってるんだろうか。
かなり暈して書いてはいるが事実とも合致する内容だから、疑って読めばすぐわかってしまうかも。
どきどきは継続中。
思い過ごしだったらいいけど…。

[返][削][編]

37 :子独
02/03-21:18

兄さんはまた忙しくなるそうだ。
今まで通り、兄さんを待つ日が始まった。
次はいつ帰ってこれるのかな。
兄さんからの手紙が宝物でお守り。
これがあれば待つのだって不安じゃない。

[返][削][編]

36 :子独
02/01-21:57

一緒にいると気持ちを再確認する。
おれはやっぱり兄さんが好きだ。
兄である以上の意味として…だと思う。
だって兄さんにキスしたいなんて普通思わない。
…キス以上のことは、考えないでおく！
いつの間にか守りたいと思うようになってる。
おれが兄さんに守られるのが当たり前みたいだったのに。
なんだか変な感じだ。
兄さんがかわいく見えるなんて。
思わずじっと見つめてしまっていたらしい。
兄さんがおれの名前を呼ぶ。
毛布みたいに柔らかくてあったかい兄さんの声が好きだ。
冬の朝の空気みたいに凛として背筋が伸びるような声も好きだけど、おれは毛布の声がいいな。
おれを呼ぶときにしか聞けない声だから。
側に行くと撫でてくれた。
抱き締めて髪にキスされる。
…弟に対する可愛がり方だろうな。
嬉しいけど、嬉しいけど…複雑だ。

[返][削][編]

35 :子独
01/29-19:20

忙しいのが一段落して、少しの間はこっちでゆっくりできるらしい。
よく見たらいつも傷だらけの兄さんの傷がちょっとでも癒えるといいな。
兄さんは帰ってきてすぐは大人しくしていた。
何があったか聞いたりはしなかったけど、しばらくしたらいつもの調子に戻ってくれてほっとした。
今はうるさいくらいにちょっかいを出してくる。
色んな話が聞けるのは楽しいし、おれにとっては何より勉強になることだ。
いつか、何があったか話してくれるかな。

[返][削][編]

34 :子独
01/26-23:52

今夜は兄さんを一人にしないって決めた。
何か辛いことがあったっておれには分かったから。
兄さんが出掛けていくのは戦l場なんだから、つらくないことなんてないのかもしれない。
でもそうじゃなくて、今日の兄さんは一人にしちゃだめなんだ。
>「俺様がちょっと離れた間に甘えん坊になりやがって」
って頭を撫でる兄さん。
きっとおれが気付いてないと思ってる。
同じベッドで兄さんを抱き締めて眠る。
髪を撫でて、背中を撫でて、閉じた瞼にはそっと口付けを。
いつも貴方がおれを守ってくれる、その動作で。
おれが兄さんを守るよ。

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